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ザ・ゴー!チーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Go teamから転送)
The Go! Team
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド ブライトン
ジャンル ヒップホップ
ポストロック
活動期間 2000年 -
レーベル メンフィス・インダストリーズ
サブ・ポップ
Shock Records
コオペレイティヴ・ミュージック
tearbridge records
Secret City Records
公式サイト www.thegoteam.co.uk
メンバー イアン・パートン
ニンジャ
サム・ドゥーク
Angela Won Yin Mak
Cheryl Pinero
Simone Odaranile
旧メンバー シルキー・シュタイディンガー
ジェイミー・ベル
ツチダ・カオリ
カイ・フカミ・テイラー

ザ・ゴー!チーム(: The Go! Team) は、イギリスヒップホップ/ロックバンド[1]

メンバー

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  • イアン・パートン:ギター、ハーモニカ他
リーダー。バンドの創設者。すべての作曲、サンプルアレンジをこなす。レディング出身。
  • ニンジャ:ボーカル、ラップ、ドラム他
ナイジェリア人とエジプト人のハーフ。ロンドン出身。イギリス人。
  • サム・ドゥーク:ギター
  • Angela Won Yin Mak[2]:ボーカル、ギター
  • Cheryl Pinero[2]:ベース
  • Simone Odaranile[2]:ドラムス

旧メンバー

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  • シルキー・シュタイディンガー:ギター、キーボード、2ndドラム、メロディカ他
ドイツ出身。マルチ奏者。ギターポップバンド「KAPUTT」で活動。
  • ジェイミー・ベル:ベース
ニューキャッスル出身。
  • ツチダ・カオリ:ギター、サイドボーカル、ピアノ、メロディカ、たて笛、鉄琴
シルキー脱退後、入れ替わる形で参加。マルチ奏者。熊本県出身の日本人マイク・ワットとのユニットFunanoriでも活動。日本及びヨーロッパにてyumiyumi(ギターポップ)というバンドで活動していた。只今産休中。
  • カイ・フカミ・テイラー:ドラム、ボーカル他
日本出身の日本人。2015年5月31日、自身のTwitterにて「もうゴー!チームには関わっておりません。」とツイート[3]。脱退後はゲーム業界における日本語ローカライズに携わる[4][5]

来歴

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1999年頃、バンドでのドラム経験があり、番組制作の仕事をしていたイアン・パートンが、ブライトンの自宅で個人的な楽曲制作を開始。翌2000年イギリスのインディーズレーベルPICKELD EGGよりGo! Team名義でEP『Get It Together』をリリース。その後、2001年から2002年頃までに、デビューアルバムの全体像をイアン1人で練り上げ、デモテープを各所に送り、メンフィス・インダストリーズと契約。2003年、デビューEP『Junior Kickstart』リリース。

2004年フランツ・フェルディナンドスウェーデン・ツアーのサポートとして出演依頼を受ける。1人でラップトップスタイルでのライブを敢行することも考えるも、バンド編成のほうが良いと決断しメンバーを募り始める。オーディションや知人の紹介などで約3週間でバンドメンバーを集めることとなり、サム、ジェイミー、フカミ、シルキー、ニンジャが正式メンバーに決定。ニンジャの採用に関しては、ヒップホップマニアで、優れたヴォーカリストであれば国籍は関係ないとし、慎重に選び抜いた結果だという。ここから男3名・女3名の6人編成となる。

2004年7月、シングル「The Power Is On」をリリース。サウス・バイ・サウスウエストに出演するなど、ロック・フェスティバル等への出演が増えはじめる。同年9月、デビュー・アルバム『サンダー・ライトニング・ストライク』を発表。多くの音楽ジャンルの特長を取り入れた斬新な音楽性は、英NME、米ローリング・ストーンビルボードなどの多くの音楽メディアから高い評価を受ける。

2005年フジロック・フェスティバルホワイト・ステージにて初の日本公演。以降、多くのライブ、ロック・フェスティバルへの出演、ソニック・ユースのツアー・サポートなどを行いつつ、レコーディングを行う。2007年グラストンベリー・フェスティバル出演。同年9月にセカンドアルバム『プルーフ・オブ・ユース』を発表。ポルトガルオーストラリア他でライブ活動を行う。同年12月、2度目の日本ツアー。コーネリアスHALFBYらのリミックスも収録された来日記念盤『ザ・ラース・オブ・マーシー(THE WRATH OF MARCIE)』を発売。

2008年夏、2度目のフジロック・フェスティバル出演。レッドマーキーを満員に埋め尽くした。2011年ディアフーフのサトミやベスト・コーストのべサニーをゲストに迎えた4年ぶりとなるスタジオ・アルバム『ローリング・ブラックアウツ』をリリース。同年、イアン・パートンが日本のガールズユニット・ももいろクローバーZの「労働讃歌」を作曲。

2015年3月、4枚目のアルバム『ザ・シーン・ビトウィーン』を発売。このアルバムでは、ザ・ゴー!チームの原点に戻ってイアン1人で制作している[6]。同年の日本ツアーには日本人メンバーは参加しない。

バンド名

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The Go Teamは、災害原因などを調査する人たちのことを意味し、“Go”の後に“!”を付け、イアンが命名。

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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発売日 タイトル 収録曲 レーベル
イギリスの旗2004年9月13日
日本の旗2006年5月24日
Thunder, Lightning, Strike
サンダー・ライトニング・ストライク
メンフィス・インダストリーズ
VROOM SOUND
イギリスの旗2007年9月10日
日本の旗:2007年9月5日
Proof of Youth
プルーフ・オブ・ユース
メンフィス・インダストリーズ
tearbridge records
イギリスの旗2011年1月31日
日本の旗:2011年1月12日
Rolling Blackouts
ローリング・ブラックアウツ
メンフィス・インダストリーズ
avex trax
イギリスの旗2015年3月24日
日本の旗:2015年3月18日
The Scene Between
ザ・シーン・ビトウィーン
メンフィス・インダストリーズ
OCTAVE RECORDS

タイアップ

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CM

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  • ナイキ - 『Power Is On』2006年
  • AXE - 『Get It Together』2007年
  • 日産・キューブ - 『Feel Good By Numbers』2010年
  • docomo dヒッツ(夜の街) - 『Titanic Vandalism』2013年

ゲームBGM

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『MAY DAY』2019年

脚注

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外部リンク

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