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GMOカーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

GMOカーズ(ジーエムオー カーズ、GMO CARS)は、日本の企業。企業グループGMOインターネットグループ傘下の会社GMOクラウド[1]連結子会社である。資本金は3900万円で、東京都渋谷区に本社を置き[2]、自動車に関わるIoTの総合事業を手掛け、2017年7月から2018年12月までクルモを運営していた。クルモは、中古車の個人間売買をインターネット上で行うフリーマーケットサイトである。他に主な事業サービスとしてリンクドライブリンクピットがあったが、2020年1月からは2つとも2020年1月6日に設立されたGMOモビリティクラウドが運営している[3][4]。GMOカーズの親会社GMOクラウドの2019年末時点での有価証券報告書で、GMOカーズの提供サービス欄は空欄になっている[5]

沿革

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GMOカーズはGMOクラウドが全額出資した子会社として2016年10月に設立された[6]。2017年7月にクルマのフリーマーケットサイトクルモを開始した[7][8]。2017年9月に車載コネクタを使ったサービスリンクドライブを開始した[9]。また、クラウド型スキャンツールリンクピットを開始した。その後クルモは2018年12月にサービスを停止し[10]、リンクドライブとリンクピットは2020年1月からGMOモビリティクラウドが運営している[11][12]

製品

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クルモ (culumo)
個人が所有する中古車を、個人間で売却・購入できる車に特化したフリーマーケットサイト。名義変更手続きや車両輸送などの作業や、代金のやり取りなどを「クルモ」が仲介・サポートする。2018年12月21日に全サービスを停止した[10]
LINKDrive(リンクドライブ)
車両のコンディションを解析し、自動車の不調を未然に防ぐ『予防整備』や、燃費の悪化などを『見える化』するアプリ。2020年1月から[9][12]GMOモビリティクラウド株式会社が運営している[11]
LINKPit(リンクピット)
自動車整備事業者向けに提供するクラウド型スキャンツール。車両整備の一連の診断をタブレット端末向けアプリで実施でき、インターネット(クラウド)を介した遠隔診断も行えるサービス。2020年1月からGMOモビリティクラウド株式会社が運営している[12]

脚注

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  1. ^ 2020年9月にGMOグローバルサイン・ホールディングスに社名を変更した。
  2. ^ 第27期 有価証券報告書 17頁。
  3. ^ GMOモビリティクラウド GMOモビリティクラウド。2020年9月5日閲覧。
  4. ^ 新会社、GMOモビリティクラウド株式会社の設立と運営会社変更に関するお知らせ GMOモビリティクラウド。2020年9月5日閲覧。
  5. ^ 第27期 有価証券報告書 7頁。
  6. ^ 中古車フリマサイト「culumo byGMO」を提供開始
  7. ^ 中古車の個人間取引に参入 GMOクラウドがサイト日本経済新聞』電子版(2017年7月4日)。2020年9月3日閲覧。
  8. ^ 『日本経済新聞』の他に『時事ドットコム』と『産経ニュース』でも報道された(GMOカーズ 2017年12月3日時点のアーカイブ)。
  9. ^ a b 会社分割(新設分割)および新会社の第三者割当増資による双日株式会社との合弁に関するお知らせ GMOクラウド株式会社、2019年12月16日。2020年9月3日閲覧。
  10. ^ a b 【おしらせ】 クルモ、2018年12月28日、Twitter. 2020年9月2日閲覧。
  11. ^ a b LINKDrive GMOモビリティクラウド。2020年9月2日閲覧。
  12. ^ a b c 新会社、GMOモビリティクラウド株式会社の設立と運営会社変更に関するお知らせ (2020.01.15) LINKPit. 2020年9月2日閲覧。

参考文献

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  • GMOクラウド株式会社(2020年3月24日)『第27期 有価証券報告書』自2019年1月1日 至2019年12月31日。2020年9月2日閲覧。

外部リンク

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