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FastCopy

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FastCopy
FastCopy v3.11メイン画面
作者 白水啓章・FastCopy研究所
初版 2004年 (20年前) (2004)
最新版
5.7.15 / 2024年8月12日 (2か月前) (2024-08-12)
プログラミング
言語
C++
対応OS Windows 7 以降
Windows Server 2012 以降
プラットフォーム Microsoft Windows
種別 ファイルコピー
ライセンス v2.11まで:BSDライセンス
v3.63まで:GNU GPL v3
公式サイト fastcopy.jp
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FastCopy(ファストコピー)は、Microsoft Windows 向けのファイルコピーソフトウェアである。

概要

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Microsoft Windows用フリーウェアとして2004年にα版が公開された。Windows XP時代から開発が続いており、2012年に公開されたv2.11の公開後長らくアップデートがなかったが、2015年には3年ぶりのメジャーバージョンアップとなるv3.00が公開された。2015年窓の杜大賞を受賞している[1]。開発はIP Messengerの作者でもある白水啓章(FastCopy研究所所長・CEO)。

特徴

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FastCopyはWindows標準ファイラーであるエクスプローラに対する作者の不満から開発構想がスタートしている。 ファイルコピーツールとしての多彩なコピーモードを備える他、コピー元とコピー先のチェックサムを突き合わせるベリファイ機能や、 発生した軽微なエラーを無視する機能などにより、ファイルコピーの効率化、高信頼化を可能にしている。

  • 多彩なコピーモード
    • 差分:コピー元とコピー先に同一のファイルが存在する場合には当該ファイルを無視
    • 全上書き:同一ファイルが存在する場合は上書き
    • 同期:差分コピーを行った上で、コピー元に存在しないコピー先ファイルを削除
    • 移動:コピー先を上書きコピーした上で、コピー元を全削除
    • 全削除:指定ファイル、フォルダの全削除
  • 高速なコピーエンジン(マルチスレッドにより読み込みと書き込みを非同期処理)
  • 書き込み完了後にコピー元データとコピー先データを突き合わせてデータ検証を行うベリファイ機能のサポート
  • 続行可能な軽微なエラーを無視してコピーを続行する、エラー時継続機能
  • コピー実行前に事前にコピー結果をシミュレーションできるリストアップ機能
  • NTFSの副次Stream及びACLコピー対応
  • ワイルドカードによるコピー対象のフィルタリング対応
  • ジャンクション及びシンボリックリンク、ハードリンク対応
  • チェックサムを含むコピー結果をファイルに出力するログ機能
  • コマンドライン起動対応

サポート

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FastCopyのサポートは公式掲示板[2]で行われており、作者及び掲示板参加者によるサポートを受けることができる。

移植版

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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