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2017年のスーパーカップ (日本サッカー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FUJI XEROX SUPER CUP2017から転送)
FUJI XEROX SUPER CUP 2017
開催日 2017年2月18日
会場 日産スタジアム(横浜)
主審 日本の旗 木村博之
観客数 48,250人
天気

2017年のスーパーカップは、2017年2月18日日産スタジアム神奈川県横浜市)で行われた24回目のスーパーカップである。

概要

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富士ゼロックスの特別協賛により、FUJI XEROX SUPER CUP2017(フジ ゼロックス スーパーカップ2017)の名称で開催された。

主催[1]
公益財団法人 日本サッカー協会 / 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
主管
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ / 一般社団法人 神奈川県サッカー協会
後援
神奈川県 / 神奈川県教育委員会[2]
特別協賛
富士ゼロックス株式会社[3]
賞金
  • 優勝 3,000万円
  • 準優勝 2,000万円
レギュレーション
  • 前後半45分ハーフの合計90分で行う。
  • 90分で決着が付かなかった場合には、延長戦は行わずPK戦により勝敗を決する。

参加クラブ

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鹿島が2016年シーズンのリーグ戦・天皇杯を共に制したため、レギュレーションによりリーグ戦2位の浦和が出場することになった(浦和は前回出場時も同様のレギュレーションで出場している)。

試合結果

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2016年のJリーグチャンピオンシップと同じ顔合わせになった両チームの対戦は、FWペドロ・ジュニオール、MFレオ・シルバ、MFレアンドロ、GKクォン・スンテという即戦力外国人選手を獲得し、堅守から攻撃を構築するスタイルを維持する鹿島と、MF長澤和輝、MF矢島慎也、DF田村友、MF菊池大介といった若手を多く獲得し、将来を見据えつつも攻撃重視のスタイルを維持する浦和という、対照的なチームカラーを持つ同士の対戦となった[4]。GKクォン・スンテ、DF三竿雄斗、MFレオ・シルバ、FWペドロ・ジュニオールと先発に4人の新戦力をそろえた鹿島に対し、浦和はAFCチャンピオンズリーグ2017に向けて主力を温存しつつもMF菊池大介以外は前年からのメンバーを先発に並べた。

試合は序盤から鹿島が攻勢を仕掛け、前半39分、ゴール正面で得たFKのチャンスで鹿島MF遠藤康がゴール右上隅にFKを直接蹴り込み、鹿島が先制[5]。その4分後にはカウンターから鹿島MF土居聖真のラストパスに反応したFW金崎夢生がシュート、これは右ポストに跳ね返されるが、こぼれ球に反応した再び鹿島MF遠藤が押し込み、追加点を挙げ、鹿島の2点リードで折り返す[5]

後半、李忠成に替わって投入された浦和FW興梠慎三がチャンスを演出し、後半29分にペナルティエリア内に侵入したところで鹿島MF小笠原満男に倒されてPKを獲得。これを自ら決めて1点差に追いすがると、その直後には途中出場の浦和MF関根貴大のクロスにFWズラタンが頭で合わせ、これを鹿島GKクォン・スンテがはじいたところをMF武藤雄樹が詰めてあっという間に同点に追いつく[5]。しかし後半38分、鹿島左サイドからのロングパスに反応した途中出場のFW鈴木優磨が、ブロックに入った浦和DF遠藤航と一瞬の動きで入れ替わり、遠藤からのバックパスを奪って右足でゴールに流し込んで勝ち越し。そのまま鹿島が3-2で勝利を挙げた。


脚注

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注記

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出典

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  1. ^ 大会概要”. 日本プロサッカーリーグ. 2017年2月25日閲覧。
  2. ^ FUJI XEROX SUPER CUP 2017 大会後援に「神奈川県」、「神奈川県教育委員会」が追加決定』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2017年2月7日http://www.jleague.jp/release/post-47975/2017年2月25日閲覧 
  3. ^ スーパーカップ冠スポンサーに富士ゼロックス株式会社が決定』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2016年11月16日http://www.jleague.jp/release/post-46751/2017年2月25日閲覧 
  4. ^ 飯尾篤史 (2017年2月20日). “何もかもが対照的だったゼロックス杯。鹿島と浦和は大事にする要素が真逆!”. Number Web. 文藝春秋. 2017年2月25日閲覧。
  5. ^ a b c “鹿島6度目栄冠 鈴木優磨がV弾/ゼロックス杯詳細”. 日刊スポーツ. (2017年2月18日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/1780229.html 2017年2月25日閲覧。 

外部リンク

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