FOUR BY FOUR
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『4×4 FOUR BY FOUR』 | ||||
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カシオペア の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1982年10月12日 スタジオアルファ、芝浦、東京 | |||
ジャンル | フュージョン | |||
時間 | ||||
レーベル | アルファレコード | |||
プロデュース | 宮住俊介 | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
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カシオペア アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN 4542696000361 |
専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
Allmusic | [1] |
『4×4 FOUR BY FOUR』(フォー・バイ・フォー)は日本のフュージョンバンド、カシオペアの8枚目のアルバム。
解説
[編集]カシオペアが、自身の来日公演を行う直前だったリー・リトナー・グループと共演した一大セッション・アルバム。カシオペアの4人とリー・リトナー・グループの4人が、各パートごとに向かい合う形でレコーディングを行い、リハーサルなし、僅か9時間で演奏を終了。アルバム・タイトルも、両バンドの4人が共演したことから取っている。ただし、実際に8人全員が参加したのは、カシオペアの『CROSS POINT』収録曲のリメイク「ギャラクティック・ファンク」のみ。同曲を除いて、ベースは櫻井哲夫かネイザン・イーストのいずれか1人が参加するという形になっている。また、リー・リトナーが書き下ろした「トランスアトランティック」は、櫻井とハーヴィー・メイソンを除いた6人による演奏。
「ミッド・マンハッタン」は、ニューヨーク旅行から帰ってきたばかりの神保彰が、その時のイメージで作った曲。神保とハーヴィーのツイン・ドラムが激しいバトルを繰り広げる。その後のライヴでも人気曲となった。また、オートバックスセブンのCMで使用された。 「亡き王女のためのパヴァーヌ」と「カウアイ」では、野呂一生のフレットレス・ギターをフィーチャー。
本作の「ギャラクティック・ファンク」は、新しく作られたイントロが付加され、よりスリリングな出だしとなっている。ソロ・オーダーは次の通り。
- キーボード・ソロ - 向谷実、ドン・グルーシンの順で4小節をそれぞれ4回ずつ→同じ順で2小節を2回ずつ
- ギター・ソロ - 野呂一生、リー・リトナーの順で4小節をそれぞれ4回ずつ→同じ順で2小節を2回ずつ
- リズム・セクション - 神保彰とハーヴィー・メイスンのツイン・ドラム8小節→以下の順で2小節ずつ(櫻井→神保→櫻井→神保→ネイザン→ハーヴィー→ネイザン→ハーヴィー→櫻井→神保→ネイザン→ハーヴィー→櫻井→神保→ネイザン→ハーヴィー)
収録曲
[編集]# | タイトル | 作曲 | 時間 |
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1. | 「ミッド・マンハッタン」(Mid-Manhattan) | 神保彰 | |
2. | 「亡き王女のためのパヴァーヌ」(Pavane -Pour Une Infante Dẻfunte-) | モーリス・ラヴェル | |
3. | 「トランスアトランティック」(Transatlantic) | リー・リトナー | |
合計時間: |
# | タイトル | 作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「ギャラクティック・ファンク」(Galactic Funk) | 野呂一生 | |
2. | 「カウアイ」(Kauai) | リー・リトナー | |
3. | 「シャンデリア」(Chandelier) | 野呂一生 | |
合計時間: |
スタッフ・クレジット
[編集]参加ミュージシャン
[編集]CASIOPEA
- 野呂一生 - ギター (YAMAHA SG-2000, SG-1000 Fretless, アコースティック・ギター (on B2))、パーカッション (on A2, A3, B3)
- 向谷実 - キーボード (YAMAHA GS-1, CS-70M, CP-35, Oberheim OB-Xa, Moog the SOURCE)
- 櫻井哲夫 - ベース (YAMAHA BB-2000 Milk Bass) (on A2、B1、B3)、パーカッション(on B3)
- 神保彰 - ドラム (YAMAHA YD-9000R) (except on B3)、パーカッション (on A3, B2, B3)
- リー・リトナー - ギター (Ibanez、Fender Stratocaster, Ovation Nylon Strings、アコースティック・ギター (on B2)、クラシック・ギター (on A2))
- ドン・グルーシン - キーボード (ピアノ (on A2)、YAMAHA CP-80 (on A1, B1), Oberheim OB-Xa (on A2, B2), Rhodes (on A3, B3))
- ネイザン・イースト - ベース (YAMAHA BB-2000, Roland GR-33B) (on A1、A3、B1、B2)
- ハーヴィー・メイソン - ドラム (Premier Sound Wave Custom) (on A1、B1、B3)、マリンバ (on A2、B2)
制作クレジット
[編集]
- レコーディング・ミキシングエンジニア - 吉沢典夫
- アシスタント・エンジニア - 齊藤篤、三好シンジ
- マスタリング・エンジニア - Osamu Shimoju
- ミキシング - 吉沢典夫、野呂一生
- アートディレクション、デザイン - Nao Magami, Shinya "SHAR" Asami
- イラストレーション - Shinya "SHAR" Asami
- リマスタリング - 鈴木浩二 (2016/7/27 ハイレゾ版)
リリース日一覧
[編集]地域 | リリース日 | レーベル | 規格 | カタログ番号 | 備考 |
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日本 | 1982年12月16日 | アルファレコード | 30cmLP | ALR-28045 | |
1984年2月21日 | 12cmCD | 38XA-10 | |||
1987年1月25日 | 32XA-114 | ||||
1992年3月21日 | ALCA-278 | ||||
1994年7月27日 | ALCA-9008 | ||||
1998年7月23日 | ALCA-9203 | ||||
2002年1月23日 | ヴィレッジ・レコード | デジタルリマスター 12cmCD | VRCL-2208 | DSD, 紙ジャケ | |
2002年2月14日 | VRCL-2228 | DSD | |||
2009年5月27日 | ソニー・ミュージックダイレクト | MHCL-20010 | DSD, ブルースペックCD, 紙ジャケ | ||
2016年2月3日 | デジタル・ダウンロード | 1076210150 | iTunes Store[2] | ||
4582290414010 | mora AAC-LC 320kbps[3] | ||||
A1003862359 | レコチョク AAC 128/320kbps[4] | ||||
B01B5ATFHW | Amazon.co.jp[5] | ||||
Bfvjwafaq7xj3kr2i2jux33er4a | Google Play Music [6] | ||||
2016年7月27日 | 4582290418889 | mora DSD 2.8MHz/1bit[7] | |||
A2000673633 | レコチョク FLAC 96kHz 24bit[8] | ||||
smj4582290418889 | e-onkyo DSD 2.8MHz/1bit[9] | ||||
11186 | HD-music DSD 2.8MHz/1bit[10] | ||||
4582290418872 | mora FLAC 96.0kHz/24bit[11] | ||||
smj4582290418872 | e-onkyo FLAC 96kHz 24bit[12] | ||||
11175 | HD-music FLAC 96kHz/24bit[13] | ||||
3ab0068bae92d7262085 | AWA 320kbps[14] | ||||
2016年11月10日 | 1FDJljnanAoqWavDDqrR6O | Spotify[15] |
参考文献
[編集]- 『バンド・スコア・シリーズ CASIOPEA 4x4』1983年1月 中央アート出版社発行 ISBN 4886393659
- ジャパン・ミュージックワークス ELISE CASIOPEA バンドスコア
外部リンク
[編集]- CDジャーナル カシオペア 4×4 FOUR BY FOUR (再発)(廃盤)
- CDジャーナル カシオペア 4×4 FOUR BY FOUR (再発)(廃盤)
- CDジャーナル カシオペア 4×4 FOUR BY FOUR (紙ジャケット仕様)(限定)
- CDジャーナル カシオペア 4×4 FOUR BY FOUR (再発)
- CASIOPEA – 4x4 - Discogs
- 4x4 - MusicBrainz
- アドリブブログ カシオペア/ 4x4
- 茶屋町吾郎の趣味シュミtapestry CASIOPEA 『4×4』 (1982)
出典・脚注
[編集]- ^ Allmusic review
- ^ “4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEA”. Apple Inc.. 2016年2月3日23:00閲覧。
- ^ “4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEA”. LevelGate Co.,Ltd... 2016年2月3日23:00閲覧。
- ^ “4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEA”. RecoChoku Co.,Ltd.. 2016年2月3日23:00閲覧。
- ^ “4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEA”. Amazon.co.jp. 2016年2月3日23:00閲覧。
- ^ “4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEA”. Google Inc.. 2017年2月9日20:00閲覧。
- ^ “4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEA”. LabelGate Co.,Ltd.. 2016年7月31日13:30閲覧。
- ^ “4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEA”. RecoChoku Co.,Ltd.. 2017年2月14日23:00閲覧。
- ^ “4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEA”. Onkyo & Pioneer Innovations Corporation. 2016年7月31日15:15閲覧。
- ^ “4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEA”. JVCKENWOOD Victor Entertainment Corporation. 2016年7月31日13:00閲覧。
- ^ “4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEA”. LabelGate Co.,Ltd.. 2016年7月31日13:30閲覧。
- ^ “4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEA”. Onkyo & Pioneer Innovations Corporation. 2016年7月31日15:15閲覧。
- ^ “4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEA”. JVCKENWOOD Victor Entertainment Corporation. 2016年7月31日13:00閲覧。
- ^ “4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEA”. AWA Co. Ltd.. 2017年2月14日23:00閲覧。
- ^ “4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEA”. Spotify AB. 2017年2月8日23:00閲覧。