FMK-3
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FMK-3(左側面) | |
概要 | |
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製造国 | アルゼンチン [1] |
設計・製造 | ドミンゴ・マテウ小火器工廠(FM AP「DM」)[1] |
性能 | |
口径 | 9mm[1] |
銃身長 | 286mm[1] |
ライフリング | 6条右回り[1] |
使用弾薬 | 9mm×19[1] |
装弾数 | 25/32/40発[2] |
作動方式 | ブローバック、オープンボルト[1] |
全長 | 689/515mm[1] |
重量 | 3770g[1] |
発射速度 | 650発/分[1] |
銃口初速 | 400m/秒[2] |
FMK-3は、1970年代にアルゼンチンで設計・製造された短機関銃である[3]。
概要
[編集]本銃は、1974年頃にアルゼンチン国営造兵総局隷下のドミンゴ・マテウ小火器工廠(Fábrica Militar de Armas Portables Domingo Matheu。略称はFM AP「DM」)が設計した[3][4]。
オープンボルト方式の短機関銃で、全長を短くするために円筒形のL字ボルトを採用し、マガジンはグリップ内に装着する[1]。レシーバーやグリップはスチール板のプレス加工で、フォアアームはプラスチック製、ストックはアメリカ合衆国製のM3サブマシンガンに似た、伸縮式のスチールワイヤータイプである[1]。グリップの上部左側にセレクターが、後部にはグリップセイフティが配置されている[2]。射撃モードはセミ/フルオートの切り替えが可能[1]。
アルゼンチン軍と警察で採用されたほか、輸出も行われている[1]。
派生型
[編集]- FMK-5
- 民間向けのセミオートモデル[3]。
運用国
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 床井雅美『最新サブ・マシンガン図鑑』徳間書店、2000年7月15日、80頁。
- ^ a b c 『週刊ワールド・ウェポン 世界の兵器 完全データ・ファイル 35号』デアゴスティーニ、2003年5月27日、7-8頁。
- ^ a b c Maxim Popenker. “FMK-3 (Аргентина)”. Modern Firearms. 2024年8月22日閲覧。
- ^ “ESTRUCTURA ORGANICA DE LA DIRECCION GENERAL DE FABRICACIONES MILITARES”. Sistema Argentino de Información Jurídica. 2024年8月22日閲覧。