FIRMS
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Webブラウザで表示したNASA FIRMSのスクリーンショット | |
URL | https://www.earthdata.nasa.gov/firms |
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タイプ | ウェブマッピング |
運営者 | NASA |
営利性 | 非商用 |
登録 | 不要 |
開始 | 2021年1月 |
現在の状態 | 稼働中 |
FIRMS(英語: Fire Information for Resource Management System)は、アメリカ航空宇宙局がESDS(Earth Science Data Systems; 地球科学データシステム)の一部として提供するフリーのウェブマッピングプラットフォームである。地図上に、火災現場をほぼリアルタイムでオーバーラップ表示できる[1][2]。
データは衛星に搭載されたMODISおよびVIIRSで収集される[3]。空間分解能はMODISで1km角、VIIRSで375m角である。空間分解能により、火災現場の検出下限や単一の大火なのか複数の小火なのかを判別できる限界が決まる[4]。
もともとは山火事の検知のために開発された[1]が、ロシアのウクライナ侵攻[5]やティグレ紛争[4]のような武力紛争による火災の検出・報告にも利用されている。
開発
[編集]FIRMSは2007年にNASAの資金提供のもとメリーランド大学で開発され、2010年から2012年には国連食糧農業機関により運用された[1]。
出典
[編集]- ^ a b c “About FIRMS”. earthdata.nasa.gov. 2024年9月22日閲覧。
- ^ “FIRMS: Fire Information for Resource Management System”. storymaps.arcgis.com. (2022年1月25日) 2024年9月22日閲覧。
- ^ “Fire Information for Resource Management System (FIRMS)”. toolkit.climate.gov. 2024年9月22日閲覧。
- ^ a b Gonzales, Carlos (2022年10月4日). “Scorched Earth: Using NASA Fire Data to Monitor War Zones”. Bellingcat 2024年9月22日閲覧。
- ^ Burlaka, Oleksandr (2024年9月18日). “Fire at a Russian missile depot”. universemagazine.com 2024年9月22日閲覧。