F1パドック殿堂
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F1パドック殿堂(エフワンパドックでんどう、英: F1 Paddock Hall of Fame)は、自動車レースのフォーミュラ1(F1)関係者に関する表彰の一つ。2018年に創設された。2019年現在の表彰者は計42名[1]。
概要
[編集]2018年現在F1を運営するリバティメディアが、F1に対し長年(概ね25年以上)貢献してきた関係者を表彰するために創設したもので、第1回の表彰は2018年イタリアグランプリを開催中のモンツァ・サーキットにて行われた[2]。第1回の選考はロス・ブラウン、チャーリー・ホワイティング、マウリツィオ・アリバベーネ、マーティン・ブランドルの4名による委員会によって行われ、計33名が選出された[2]。年1回程度のペースで同様の選考を行い表彰を行う方針であり、第2回は2019年9月に発表された[1]。
類似するFIA殿堂(FIA Hall of Fame)が原則としてF1やFIA 世界耐久選手権(WEC)のドライバーズチャンピオン経験者を対象としているのに対し、主にメディア関係者やF1チームの広報担当者、F1を長年取材するジャーナリスト(自動車評論家)、カメラマンなどを対象としているのが大きな違い。だが、デビッド・クルサードやデイモン・ヒルのような元F1ドライバーも(テレビのF1中継解説者としての立場で)表彰を受けている。
2019年現在、日本からは川井一仁が唯一対象者に選ばれている[3]。
表彰者
[編集]2018年
[編集]- ボブ・コンスタンデュロス
- デビッド・クルサード
- Tony Dodgins
- ジェラルド・ドナルドソン
- Kai Ebel
- Maurice Hamilton
- デイモン・ヒル
- 川井一仁
- Josef Leberer
- Alan Permane
- Giorgio Piola
- ナイジェル・ルーバック
- ジョー・セイウォード
- Franco Scandinaro
- Michael Schmidt
- エリック・シルバーマン
- Andy Stevenson
- Steven Tee
- デビッド・トレメイン
- Nigel Wollheim
- Beat Zehnder
2019年
[編集]脚注
[編集]- ^ a b Formula 1® Paddock Hall of Fame welcomed ten new inductees - formula1.com 2019年9月19日
- ^ a b F1 Paddock Hall Of Fame, Monza 2018 - Gerald Donaldson・2018年9月5日
- ^ 【あなたは何しに?】日本人として唯一『F1パドックの殿堂入り』を果たしたF1解説者の川井一仁 - オートスポーツ・2018年9月12日