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Elixir (プログラミング言語)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Elixir
パラダイム 関数型プログラミング並行計算、プロセス指向プログラミング ウィキデータを編集
登場時期 2012年 (2012)
開発者 José Valim ウィキデータを編集
最新リリース 1.17.3 / 2024年9月18日[1]
型付け 強い動的型付け
影響を受けた言語 ErlangRubyClojure ウィキデータを編集
プラットフォーム クロスプラットフォーム ウィキデータを編集
ライセンス Apache-2.0 ウィキデータを編集
ウェブサイト elixir-lang.org ウィキデータを編集
拡張子 ex、exs ウィキデータを編集
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Elixir (エリクサー) は並行処理の機能や関数型といった特徴を持つ、Erlang仮想マシン (BEAM) 上で動作するコンピュータプログラミング言語である。ElixirはErlangで実装されているため、分散システム、耐障害性ソフトリアルタイムシステム等の機能を使用することができるが、拡張機能として、マクロを使ったメタプログラミング、そしてポリモーフィズムなどのプログラミング・パラダイムもプロトコルを介して実装されている。[2]

歴史

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高い拡張性があり、Erlangの仮想環境上で動作するシステムを目標に、José Valimによって開発された。 [3]

特徴

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以下のサンプルはiexシェルまたはファイルに保存した上で elixir <filename> コマンドにて実行可能である。

Hello world
iex> IO.puts "Hello World!"
Hello World!
内包表記
iex> for n <- [1,2,3,4,5], rem(n,2) == 1, do: n*n
[1, 9, 25]
パターンマッチング
iex> [1, a] = [1, 2]
iex> a
2

iex> {:ok, [hello: a]} = {:ok, [hello: "world"]}
iex> a
"world"
モジュール
defmodule Fun do
  def fib(0), do: 0
  def fib(1), do: 1
  def fib(n) do 
    fib(n-2) + fib(n-1)  
  end
end
1000個のプロセスを順番に立ち上げ
for num <- 1..1000, do: spawn fn -> IO.puts "#{num * 2}" end
非同期実行
task = Task.async fn -> perform_complex_action() end
other_time_consuming_action()
Task.await task

参考文献

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  1. ^ 出典URL: https://github.com/elixir-lang/elixir/releases/tag/v1.17.3, 閲覧日: 2024年9月21日, 題名: Release 1.17.3, 出版日: 2024年9月18日
  2. ^ Elixir”. José Valim. 2013年2月17日閲覧。
  3. ^ Elixir - A modern approach to programming for the Erlang VM”. 2013年2月17日閲覧。
  • Dave Thomas:「プログラミングElixir」、オーム社、ISBN 978-4-274-21915-3(2016年8月19日)。
  • Dave Thomas:「プログラミングElixir」(第2版)、オーム社、ISBN 978-4-274-22637-3(2020年12月)。

外部リンク

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