Edge of the season
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「Edge of the season」 | ||||
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Iceman の シングル | ||||
初出アルバム『POWER SCALE』 | ||||
B面 | Nartic Boy | |||
リリース | ||||
レーベル | エピックレコードジャパン | |||
作詞・作曲 |
井上秋緒(作詞) 浅倉大介(作曲・編曲) | |||
プロデュース | 浅倉大介 | |||
チャート最高順位 | ||||
Iceman シングル 年表 | ||||
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「Edge of the season」(エッジ・オブ・ザ・シーズン)は1997年3月1日にリリースされたIcemanの3rdシングル。発売元はエピックレコードジャパン。
概要
[編集]累計売上は1stシングル「DARK HALF〜TOUCH YOUR DARKNESS」に次ぐ4.2万枚を記録[1]。
レコーディングにはギタリストとして葛城哲哉が参加している。
タイトル曲は1stアルバム『POWER SCALE』に、表記はされていないもののミックスが異なるアルバムバージョンとして収録されている。カップリング曲「Nartic Boy」は黒田倫弘が初めて単独で作詞を手掛けた楽曲。
収録曲
[編集]- Edge of the season
- 作詞:井上秋緒 作曲/編曲:浅倉大介
- PVは当初は全編アメリカのスタッフ主導で撮る予定だった。しかし、通訳スタッフがいない中で、用意された衣装が「羊たちの沈黙」に出てくる様な拘束服で、無人の工場で楽器を弾くシーンが撮影された。逆さまに吊るされたシーンをメインに撮られて、メンバー3人は「この曲やバンドのコンセプトをわかっているのか?歌詞読んだのか?」と疑問視し、結局は本来メインとなる「拘束から解放されるシーン」が撮影されなかった。そのため、日本で新しく素材・1分半のクリップを撮り直した。そして映像ソフト版では、「アメリカ人からはこう取られた」という意味を込めて、日本とアメリカで撮った映像素材を改めて再編集した[2]。
- Nartic Boy
- 作詞:黒田倫弘 作曲/編曲:浅倉大介
- ニューヨークのクラブシーンで流行っているビートをベーシックにしている[3]。
- 「オーケストラル・ヒットが全編に渡って鳴り続けている」[3]「音階を歌うラップ」「イントロの拍が半拍ずれて、裏から始まるリズム」[4]というアレンジを施した。
- 黒田が書いた歌詞は最初は「すごく格好付けた内容」だったが、メンバー・スタッフから「黒田君じゃない」と言われて、自分が書く意味を考えて黒田自身の語彙力を膨らませるように「男の切なさの空回り」「男の女々しさと格好悪さ」「ナルシストになっているのは自分だけ」をテーマに書き直した。歌詞を書き上げるのにノート1冊・1ヶ月かかった。浅倉は黒田の提示したストーリーが気に入り、採用した。周囲から「いいよ!」と褒められて、黒田は涙を流して喜んだ[5][6]。
- Edge of the season(ORIGINAL BACKING TRACK)
脚注
[編集]- ^ a b オリコンランキング情報サービス you大樹
- ^ ソニー・マガジンズ刊「PATi PATi」1997年6月号「Iceman アルバム『POWER SPACE』を聴いて POWER UP!」p.112より。
- ^ a b ソニー・マガジンズ刊「WHAT's IN?」1997年5月号「セルフライナーノーツ」p.125より。
- ^ ソニー・マガジンズ刊「PATi PATi」1997年5月号「Iceman Detail of "POWER SCALE"」pp.108-109より。
- ^ ソニー・マガジンズ刊「WHAT's IN?」1997年4月号「Iceman 究極のヒューマン・テクノロジー・パワー」pp100-101より。
- ^ ブティック社刊「月刊歌謡曲」1997年5月号「Iceman VIRTUAL MIRACLE PYRACLE」pp.16-17より。