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Edge of the season

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「Edge of the season」
Icemanシングル
初出アルバム『POWER SCALE
B面 Nartic Boy
リリース
レーベル エピックレコードジャパン
作詞・作曲 井上秋緒(作詞)
浅倉大介(作曲・編曲)
プロデュース 浅倉大介
チャート最高順位
Iceman シングル 年表
BREATHLESS NIGHT SLIDER
1996年
Edge of the season
(1997年)
FINAL PRAYER
1997年
テンプレートを表示

Edge of the season」(エッジ・オブ・ザ・シーズン)は1997年3月1日にリリースされたIcemanの3rdシングル。発売元はエピックレコードジャパン

概要

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累計売上は1stシングル「DARK HALF〜TOUCH YOUR DARKNESS」に次ぐ4.2万枚を記録[1]

レコーディングにはギタリストとして葛城哲哉が参加している。

タイトル曲は1stアルバム『POWER SCALE』に、表記はされていないもののミックスが異なるアルバムバージョンとして収録されている。カップリング曲「Nartic Boy」は黒田倫弘が初めて単独で作詞を手掛けた楽曲。

収録曲

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  1. Edge of the season
    • 作詞:井上秋緒 作曲/編曲:浅倉大介
    • PVは当初は全編アメリカのスタッフ主導で撮る予定だった。しかし、通訳スタッフがいない中で、用意された衣装が「羊たちの沈黙」に出てくる様な拘束服で、無人の工場で楽器を弾くシーンが撮影された。逆さまに吊るされたシーンをメインに撮られて、メンバー3人は「この曲やバンドのコンセプトをわかっているのか?歌詞読んだのか?」と疑問視し、結局は本来メインとなる「拘束から解放されるシーン」が撮影されなかった。そのため、日本で新しく素材・1分半のクリップを撮り直した。そして映像ソフト版では、「アメリカ人からはこう取られた」という意味を込めて、日本とアメリカで撮った映像素材を改めて再編集した[2]
  2. Nartic Boy
    • 作詞:黒田倫弘 作曲/編曲:浅倉大介
    • ニューヨークのクラブシーンで流行っているビートをベーシックにしている[3]
    • オーケストラル・ヒットが全編に渡って鳴り続けている」[3]「音階を歌うラップ」「イントロの拍が半拍ずれて、裏から始まるリズム」[4]というアレンジを施した。
    • 黒田が書いた歌詞は最初は「すごく格好付けた内容」だったが、メンバー・スタッフから「黒田君じゃない」と言われて、自分が書く意味を考えて黒田自身の語彙力を膨らませるように「男の切なさの空回り」「男の女々しさと格好悪さ」「ナルシストになっているのは自分だけ」をテーマに書き直した。歌詞を書き上げるのにノート1冊・1ヶ月かかった。浅倉は黒田の提示したストーリーが気に入り、採用した。周囲から「いいよ!」と褒められて、黒田は涙を流して喜んだ[5][6]
  3. Edge of the season(ORIGINAL BACKING TRACK)

脚注

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  1. ^ a b オリコンランキング情報サービス you大樹
  2. ^ ソニー・マガジンズ刊「PATi PATi」1997年6月号「Iceman アルバム『POWER SPACE』を聴いて POWER UP!」p.112より。
  3. ^ a b ソニー・マガジンズ刊「WHAT's IN?」1997年5月号「セルフライナーノーツ」p.125より。
  4. ^ ソニー・マガジンズ刊「PATi PATi」1997年5月号「Iceman Detail of "POWER SCALE"」pp.108-109より。
  5. ^ ソニー・マガジンズ刊「WHAT's IN?」1997年4月号「Iceman 究極のヒューマン・テクノロジー・パワー」pp100-101より。
  6. ^ ブティック社刊「月刊歌謡曲」1997年5月号「Iceman VIRTUAL MIRACLE PYRACLE」pp.16-17より。