EMiKO VOiCE
EMiKO VOiCE(エミコ ヴォイス)は、日本のジャズ・ボサノヴァ歌手。早稲田大学教育学部英語英文学科、バークリー音楽大学卒業[1]。東京都出身。
経歴
[編集]5歳の時出場した八王子の「のど自慢大会」で、司会だったビートたけしから「観音様みたいな子」と言われる。
小学生時代、東京放送児童合唱団に所属し、「ワンツー・どん」「ふえはうたう」「うたって・ゴー」などNHK教育レギュラー出演の他、ラジオ音楽番組に多数出演。早稲田大学在学中に旅したニューヨークでジャズに目覚め、米バークリー音楽大学に留学。ボストン、ニューヨークでジャズ歌手として2003年帰国。
帰国後は、神戸ジャズボーカルクィーンコンテスト 準グランプリ(2005年)、さいたま新都心ジャズボーカルコンテスト グランプリ(2007年)、吉祥寺音楽祭吉音コンテストグランプリ(2008年)受賞。ジャズピアニスト、スガダイローとの「普通の曲が普通じゃない」Phase DUOは大きな反響を呼び、2012年日本最大のジャズフェスティバルの一 つ、UENO JAZZ INNにて満場のスタンディングオベーションを浴びた。現在までに3枚のCDと1枚のライブDVDを発表している。
一方、2003年から継続する、ギタリスト助川太郎とのブラジル系音楽ユニット「メヲコラソン」では、オリジナル日本語ボサノバから、本格的な古典サンバ まで幅広く歌いこなす。7年連続ソールドアウトの、夏の「なま音ホールコンサート」は人気企画となり「邦人最高峰のブラジル音楽ユニット(by ディスクユニオン)」と称されている。
2017年7月、初のソロ名義アルバム”Carta~手紙~”を発表。ピアニスト佐藤浩一を編曲家に起用しジャズ・ブラジル・邦楽をミックスした選曲で、EMiKO VOiCEワールド構築への挑戦を開始。
2019年8月、関西在住の米人ピアニスト、フィリップ・ストレンジと共同プロデュースによる、初の正統派ジャズボーカルアルバム「Blackberry Dreams」をリリース。
2020年12月、コロナ禍で得たチャンスを機に、ピアノ弾き語りソロアルバム「PiANO VOiCE」をリリース。前作Cartaに続くジャンルを超えたEMiKO VOiCE ワールドを構築。
2022年5月、シンガーYURIEとの新ジャズコーラスユニット『Gracelily Sisters』を結成し、CD「Bella Swing」をリリース。1930年代頃の王道スウィング・ジャズをコンセプトに活動中。
2022年12月太田惠資vn.阿部篤志pf.とライブ録音アルバム『Standard Trio』リリース。
2022年7月より、FM狛江にてラジオパーソナリティもつとめている。
作品
[編集]- グレースリリー・シスターズ(Gracelily Sisters)
- Bella Swing(2022年5月14日、EDNA-0001、EDNA records)
- EMiKO VOiCE ソロ名義
- Carta ‐手紙‐(2017年7月16日、ZIP-0058、ZIPANGU PRODUCTS)
- PiANO VOiCE(2020年12月23日、GNM-1002、Garden Notes Music)
- トレス・パッサリーニョス(Tres Passarinhos)
- Vento(2019年12月1日、TPR-002, TP records)
- EMiKO VOiCE & Phillip Strange
- Blackberry Dreams(2019年8月1日、DCD257 New Truth Records)
- メヲコラソン
- ボサノバレシピ(2003年11月 BWCP1020、Blow Wind Records/CME)
- カンタプラタナス(2005年11月、シュクレ)
- Hall Tone (2009年4月、Coo-Records)
- Hall Tone 2 ~アントニオカルロスジョビンをうたう~(2012年10月、Coo-Records)
- a Tempo(2016年10月、ECLC-101、エクレクティックレコード)
- EMiKO VOiCExスガダイロー
- Phase 1(2007年1月24日、ECLC-0003、エクレティックレコード)
- Phase 2 -twist & shout-(2009年11月4日、CLFL-0003、Cool FooL)
- 上野の杜、真夏の午後のジャズ! 2012 CUTE JAZZ LIVE ! DVD(2013年5月12日、ZIPD-0044、ZIPANGU PRODUCTS)
- 上野の杜、真夏の午後のジャズ! 2012 CUTE JAZZ LIVE ! CD(2013年6月23日、ZIP-0046、ZIPANGU PRODUCTS)
- Emiko Eclectic Electric Band
- エレクティックポイント(2002年、ELEC0002、BWCP1020、エクレクティックレコード)
- 参加作品
- TOKYO BOSSA NOVA ∼madeira∼(2005年9月23日、HRCD-031,Happiness Records)
- MOONKSTYLE(2005年10月26日、MOK-001 DiscUnion)
- TOSHIYUKI YASUDA -MONOPHONIC-ENSEMBLE-(2006年9月23日 MD0604、MEGADOLLY)
- 助川太郎 Noturuno(2009年、ECLC0004、エクレクティックレコード)
- 虹(2009年7月8日、SOWCP-200901、Songs On the Web)
- オクタビスト石塚勇 2012★ふるさと(2013年2月8日、coo0031,Coo-Records)
- 福井ともみトリオ NEW DAWN HAS COME(2015年12月1日、THCD361)
- ムジカ・ピッコリーノ ピッコリ―の号の冒険Ⅰ(2016年11月23日、COCP-39771 、コロンビア)
- 助川太郎GROUP with EMiKO VOiCE ~HALL TONE CONCERT~(2018年COO-060、COO Records)
- トレスパッサリーニョス Três Passarinhos Vento(2019年12月1日、TPR001、TP Records)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “EMiKO VOiCE | 東京近隣で人気のある音楽教室・Cantante Liricaのスタッフページです”. Cantante Lirica. 2022年8月15日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- ボーカリストEMiKO VOiCEのブログ - Ameba Blog
- EMiKO VOiCE (@emiko_voice) - Instagram
- EMiKO VOiCE (emikovoicecircle) - Facebook
- EMiKO VOiCE ジャズ・ボサノバ・スキャットボーカル - YouTubeチャンネル