EMOTIONAL MARKET
表示
『EMOTIONAL MARKET』 | ||||
---|---|---|---|---|
De-LAX の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | - | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | フォーライフ・レコード | |||
De-LAX アルバム 年表 | ||||
| ||||
『EMOTIONAL MARKET』収録のシングル | ||||
|
『EMOTIONAL MARKET』(エモーショナル マーケット)は、1991年9月21日に発売されたDe-LAXのアルバム。通算4枚目のオリジナルアルバムである。発売元はフォーライフ・レコード。
概要
[編集]- De-LAXのアルバム作品としては前作『BOOTLEG!!』から3か月ぶり、オリジナルアルバムとしては、3rdアルバム『KINGDOM』から約1年ぶりのリリースとなった。
- 5thシングル「VOICE OF LOVE」から表題曲「VOICE OF LOVE」と、他14曲が収録されている。なお、「VOICE OF LOVE」を含め、アルバム収録曲の中で、フェードアウトして終わる楽曲が最多の7曲となっている。
- ジャケットには、『Emotional Market』という表記がなされている。
- ベストアルバム『THE STORY OF De+LAX 1988-1992 5Years×5Lives』に収録された楽曲数が最も多いオリジナルアルバムである[1]。
ツアー
[編集]- このアルバムを発売する前に、コンサートツアー『De-LAX "CLUB KINGDOM"』内の「De-LAX CHANGE COSTUME at 3×3 GIGS 3DAYS」で、このアルバムの発売に先駆けて、場所や日付はそれぞれ異なるものの、「ONE PLUS ONE」以外の全楽曲が初めて演奏された。
- その後、このアルバムをひっさげ、アルバムツアー『De-LAX TOUR '91 "EMOTIONAL MARKET"』を行った。また、このアルバムツアーの移動の合間に、シークレットライブツアー『De-LAX TOUR '91 "EMOTIONAL MARKET GUERRILLA LIVE"』を行った。なお、この頃のライブは映像化されなかったが、ビデオ『THE STORY OF De+LAX 1988-1992 5Years×5Lives』に、この頃のライブの映像が、1曲のみではあるものの収録された。
収録曲
[編集]- 全曲 編曲:De-LAX
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「CELEBRATION -祝祭-」 | 宙也 | 鈴木正美 | |
2. | 「PSYCHO PARTY」 | 宙也 | 鈴木正美 | |
3. | 「スピードの天使 (CIRCUIT IN BRA '91)」 | 宙也 | 鈴木正美 | |
4. | 「伝説野郎」 | 宙也 | 榊原秀樹 | |
5. | 「雨のリバプール」 | 宙也 | 榊原秀樹 | |
6. | 「GAMBLER」 | 宙也 | 鈴木正美 | |
7. | 「HEY BOY!!」 | THE SPANISH BOMBS | THE SPANISH BOMBS | |
8. | 「MAGICAL MYSTERY BEAT」 | 鈴木正美 | 鈴木正美 | |
9. | 「VOICE OF LOVE」 | 宙也 | 鈴木正美 | |
10. | 「哀しきLOVER」 | 宙也 | 榊原秀樹 | |
11. | 「ONE PLUS ONE」 | 宙也 | 鈴木正美 | |
12. | 「太陽のメッセージ」 | 宙也 | 京極輝男 | |
13. | 「FLOWER SISTER」 | 宙也 | 鈴木正美 | |
14. | 「ROCK & FREEDOM」 | 宙也・鈴木正美 | 京極輝男・鈴木正美 | |
15. | 「ETERNITY」 | 宙也 | 鈴木正美 | |
合計時間: |
曲解説
[編集]- 全曲 編曲:De-LAX
- CELEBRATION -祝祭- (3:11)
- 作詞:宙也、作曲:鈴木正美
- PSYCHO PARTY (3:59)
- 作詞:宙也、作曲:鈴木正美
- 歌詞の順番で、ジョン・レノン、ジム・モリソン、ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリクス、ブライアン・ジョーンズらの亡くなったミュージシャン達が登場してくる。
- ライブでこの曲を演奏するとき、宙也がタンバリンを持って演奏する。
- コンサートツアー『De-LAX "CLUB KINGDOM"』内の「De-LAX CHANGE COSTUME at 3×3 GIGS 3DAYS」の7月20日の後楽園ホール公演のライブにて、本楽曲が初めて演奏された。
- 後に、ライブアルバム『HELLO AGAIN』にて、この曲のライブバージョンが、ベストアルバム『THE STORY OF De+LAX 1988-1992 5Years×5Lives』には、ミックス違い(イントロが前曲と被らない)で収録された。
- ライブビデオ『"RESURRECTION & EXISTENCE"』にて、本楽曲が映像化された。ビデオ『THE STORY OF De+LAX 1988-1992 5Years×5Lives』には、先述のコンサートツアー『De-LAX "CLUB KINGDOM"』内の「De-LAX CHANGE COSTUME at 3×3 GIGS」の8月の川崎クラブチッタ公演のライブの映像が収録されている。なお、このビデオ内の1991年の枠にある唯一の楽曲でもある[2]。また、7thアルバム『ART+BEAT』のDVDにも、本楽曲のライブ映像が収録されている。
- スピードの天使 (CIRCUIT IN BRA '91) (3:19)
- 作詞:宙也、作曲:鈴木正美
- 歌詞は、1991年のF1世界選手権ブラジルグランプリでアイルトン・セナが初めて母国での大会で優勝を果たした光景を描いている。
- コンサートツアー『De-LAX "CLUB KINGDOM"』内の「De-LAX CHANGE COSTUME at 3×3 GIGS 3DAYS」の7月20日の後楽園ホール公演のライブにて、本楽曲が初めて演奏された。
- ビデオ『THE STORY OF De+LAX 1988-1992 5Years×5Lives』には、アルバムツアー『De-LAX TOUR '92 "OUR FAVOURITE ROADS』の12月25日の渋谷公会堂公演のライブの映像が収録されている。なお、アルバムの表記と異なり、サブタイトルである(CIRCUIT IN BRA '91)が消されている。
- 伝説野郎 (4:20)
- 作詞:宙也、作曲:榊原秀樹
- De-LAXの楽曲の中では、フェードアウトする曲である。
- コンサートツアー『De-LAX "CLUB KINGDOM"』内の「De-LAX CHANGE COSTUME at 3×3 GIGS 3DAYS」の7月21日の後楽園ホール公演のライブにて、本楽曲が初めて演奏された。
- 雨のリバプール (4:47)
- 作詞:宙也、作曲:榊原秀樹
- GAMBLER (4:29)
- 作詞:宙也、作曲:鈴木正美
- HEY BOY!! (3:48)
- 作詞・作曲:THE SPANISH BOMBS
- この曲では珍しく、THE SPANISH BOMBSが作詞作曲を手掛けており、THE SPANISH BOMBSが作詞作曲を手掛けた曲は本楽曲のみで、榊原秀樹がこの歌を歌っている。
- コンサートツアー『De-LAX "CLUB KINGDOM"』内の「De-LAX CHANGE COSTUME at 3×3 GIGS 3DAYS」の6月20日の新宿LOFT公演のライブにて、本楽曲が初めて演奏された。なお、このアルバムの曲の中で、最も早くに演奏された楽曲である。
- 後に、ベストアルバム『"20th Anniversary Premium Collection"』のDVDにて、本楽曲が映像化された[4]。
- MAGICAL MYSTERY BEAT (4:17)
- 作詞・作曲:鈴木正美
- この曲では珍しく、鈴木正美が作詞作曲を手掛けており、鈴木正美が作詞作曲を手掛けた曲は本楽曲のみで、鈴木正美がこの歌を歌っている。
- De-LAXの楽曲の中では、フェードアウトする曲である。
- コンサートツアー『De-LAX "CLUB KINGDOM"』内の「De-LAX CHANGE COSTUME at 3×3 GIGS 3DAYS」の6月22日の新宿LOFT公演のライブにて、本楽曲が初めて演奏された。
- VOICE OF LOVE (4:28)
- 作詞:宙也、作曲:鈴木正美
- 5thシングルの表題曲。アウトロのギャップ(無音状態)が追加されたため、実質、表記のないアルバムバージョンでの収録である。
- 哀しきLOVER (3:46)
- 作詞:宙也、作曲:榊原秀樹
- De-LAXの楽曲の中では、フェードアウトする曲である。
- コンサートツアー『De-LAX "CLUB KINGDOM"』内の「De-LAX CHANGE COSTUME at 3×3 GIGS 3DAYS」の7月21日の後楽園ホール公演のライブにて、本楽曲が初めて演奏された。
- ONE PLUS ONE (4:25)
- 作詞:宙也、作曲:鈴木正美
- 正式な表記は、「♂NE PLUS ♀NE」であり、1986年頃のCHU-YA&De-LAX時代に既にライブで演奏されていた楽曲。長らく音源化されなかったのだが、本作で初めて音源化された。
- コンサートツアー『De-LAX "CLUB KINGDOM"』内の「De-LAX CHANGE COSTUME at 3×3 GIGS 3DAYS」のうち、6月22日の新宿LOFT公演のライブでは、アコースティックバージョンで演奏された。
- ライブビデオ『"RESURRECTION & EXISTENCE"』にて、本楽曲が映像化された。
- 太陽のメッセージ (5:02)
- 作詞:宙也、作曲:京極輝男
- コンサートツアー『De-LAX "CLUB KINGDOM"』内の「De-LAX CHANGE COSTUME at 3×3 GIGS 3DAYS」の7月22日の後楽園ホール公演のライブにて、本楽曲が初めて演奏された。
- FLOWER SISTER (5:04)
- 作詞:宙也、作曲:鈴木正美
- 本作に収録されている楽曲の中で、一番演奏時間が長い楽曲となっている。
- コンサートツアー『De-LAX "CLUB KINGDOM"』内の「De-LAX CHANGE COSTUME at 3×3 GIGS 3DAYS」の7月20日の後楽園ホール公演のライブにて、本楽曲が初めて演奏された。
- ROCK & FREEDOM (4:39)
- 作詞:宙也・鈴木正美、作曲:京極輝男・鈴木正美
- この曲では珍しく、鈴木正美が作詞と作曲を両方担当している。
- コンサートツアー『De-LAX "CLUB KINGDOM"』内の「De-LAX CHANGE COSTUME at 3×3 GIGS 3DAYS」の7月20日の後楽園ホール公演のライブにて、本楽曲が初めて演奏された。
- ビデオ『THE STORY OF De+LAX 1988-1992 5Years×5Lives』には、アルバムツアー『De-LAX TOUR '92 "OUR FAVOURITE ROADS』の9月21日の渋谷公会堂公演のライブの映像が収録されている。
- ETERNITY (2:51)
- 作詞:宙也、作曲:鈴木正美
- 本作に収録されている楽曲の中で、一番演奏時間が短い楽曲となっている。
- コンサートツアー『De-LAX "CLUB KINGDOM"』内の「De-LAX CHANGE COSTUME at 3×3 GIGS 3DAYS」のうち、6月22日の新宿LOFT公演のライブでは、アコースティックバージョンで演奏された。なお、スタジオ音源版は、同じく「De-LAX CHANGE COSTUME at 3×3 GIGS 3DAYS」のうち、7月20日の後楽園ホール公演のライブにて、初めて演奏された。
脚注
[編集]- ^ DISC 1とDISC 2合わせて6曲収録されている。DISC 1には、5曲収録され、このアルバムがもっと多く収録されているが、DISC 2には1曲しか収録されていない。
- ^ 他に、「VOICE OF LOVE」、「ROCK & FREEDOM」、「スピードの天使 (CIRCUIT IN BRA '91)」、「GAMBLER」の4曲が収録されているが、いずれも、アルバムツアー『De-LAX TOUR '92 "OUR FAVOURITE ROADS』で行った時の映像(「ROCK & FREEDOM」までの2曲は、1992年9月21日の渋谷公会堂公演のライブの映像が、「スピードの天使 (CIRCUIT IN BRA '91)」以降の2曲は、同年の12月25日の渋谷公会堂公演のライブの映像が収録)が収録されているため、1992年の枠に入っている。
- ^ シークレットトラックとして収録されているため、アルバムには表記がなされていない。
- ^ シークレットトラックとして収録されているため、アルバムのDVD欄には表記がなされていない。
関連項目
[編集]収録ベストアルバム
[編集]- THE STORY OF De+LAX 1988-1992 5Years×5Lives (Disc 1,#2、#5、#7、#11、#14 Disc 2 #8、#9)
- Best of De+LAX (#5)
- "20th Anniversary Premium Collection" (#9、#14)
収録映像作品
[編集]- PV収録
- ライブ映像収録
- THE STORY OF De+LAX 1988-1992 5Years×5Lives (#2、#3、#6、#9、#14)
- "RESURRECTION & EXISTENCE" (#2、#5、#11)
- ART+BEAT (#2)
- "20th Anniversary Premium Collection" (#6,シークレットトラックとして収録)