Doctor of Juridical Science
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Doctor of Juridical Science、(ラテン語:Scientiae Juridicae Doctor)(S.J.D.)は、アメリカのロースクールの学位のうち、最も高い学位。他の学問分野におけるPh. Dに相当。大学によってはJSD(ラテン語:Juridicae Scientiae Doctor)と略称するが、SJDと同じものである。日本の博士(法学)に相当する。
概要
[編集]通常、アメリカのロースクールを卒業した場合、J.D.(Juris Doctor:法務博士と訳される)を取得するが、本学位は法務博士号に相当する学位であり、S.J.D.より格下である。
アメリカのロースクールの教員の多くは、J.D.の学位を取得した後、一定の実務経験を経て(又は経済学など他の学問領域でPh.Dを取得して)教員となるため、S.J.D.の学位を取得していることは稀である。
これに対し、外国で基礎法学教育を受けた人がアメリカのロースクールの教員になるためには、S.J.D.の学位 または これに相当する外国での法学博士の学位(Ph.DまたはLL.D.)が必要となる。
このように米国で法学教員となるための例外的なルートであるため上位校とされるロースクールであってもSJD課程を設置していないことも多い。
SJD課程を有するアメリカのロースクール一覧
[編集]- ヴァージニア大学ロースクール
- デューク大学ロースクール
- カリフォルニア大学バークレー校ロースクール
- カリフォルニア大学ロサンゼルス校ロースクール
- ハーバード大学ロースクール
- イェール大学ロースクール
- ニューヨーク大学ロースクール
- スタンフォード大学ロースクール
- ワシントン大学ロースクール
- ジョージ・ワシントン大学ロースクール
- イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校ロースクール