Doカード
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Doカードは、道北バスで利用できる乗車カード。1999年11月に磁気カードとICカードが同時にサービス開始した。交通系ICカードとしては全国で4番目の導入、北海道では初の導入である[1]。
2014年11月にICカードのシステムが刷新され、新「Doカード」へ移行した。2015年2月1日より旭川電気軌道のAsaca CARDと相互利用を開始している[2]。
→「乗車カード § 歴史」も参照
概要
[編集]ICカードのDoカード(一般・大特、学生・小児・小特)がある。旭川電気軌道が2012年11月1日に導入したAsaca CARDと、2015年2月1日より相互利用を開始。
利用方法
[編集]- 乗車時は乗車口のカードリーダーに、降車時は運賃箱のカードリーダーにカードをかざす。
- 同伴者の運賃をDoカードで支払う場合、降車時にカードをかざす前に運転手に申し出る。
- 自動販売機やバス車内で運転手へ申し出て行うチャージは、運賃箱の容量に制限があるため、1,000円単位、5,000円まで。多額のチャージは総合案内所などの窓口で受け付ける。
利用できない路線
[編集]歴史
[編集]旧「Doカード」・磁気カード
[編集]- 1999年11月に磁気カードとICカードが同時にサービス開始した。交通系ICカードとしては全国で4番目の導入、北海道では初の導入であった[1]。
- ICカードは「Doカード」、磁気カードは単に「バスカード」という名称であった。
- 同じく磁気カードのマイカード(一般用)、マイカード・プチ(学生用)とともに、2014年11月廃止。
- これに伴い、旧Doカード(IC)およびマイカード(磁気)の発売を2014年11月15日をもって停止。
- 旧Doカードの利用・チャージは同年11月20日をもって停止。翌11月21日以降は手数料無料で払い戻しを受け付ける。道北バス本社にて平日のみ受け付けている[3]。
新「Doカード」登場
[編集]- 2014年11月からシステムが更新され、新ICカード「Doカード」の運用を開始した。新ICカードの名称は旧ICカードと同じ「Doカード」を引き継いだ。
- 図柄は緑色がベースで、旭川市内にあり石狩川にかかる旭橋と、旭川市のゆるキャラ「あさっぴー」が描かれ、「DoCARD」のロゴが入っている
- 先に登場した旭川電気軌道「Asaka CARD」の図柄は、青色またはピンク色がベースで同じイラストを使用、DoCARDはベースの色とロゴのみ差し替えられた。
販売場所
[編集]- 道北バス総合案内所(旭川市宮下通9丁目 ツルハビル旭川駅前1階)
- 道北バス本社(旭川市近文町16丁目2698-1)
- 道北バス路線バス車内
- (自動販売機)道北バス総合案内所
- (自動販売機)イオン旭川永山店
- 道北バス公式サイトではこの他に、旭川電気軌道のカード自動販売機も案内されている。
カード自動販売機では、以下の機能が利用可能である。
- 無記名式ICカードの発売(車内および自動販売機では一般カードのみ販売)
- SFカードのチャージ(1,000円単位)
- 定期券の継続 ※平日定期は取扱不可
- 利用履歴照会(直近10件まで確認可能。項目は利用月日、利用金額、乗降停留所及び残額。)
発売金額(チャージ額)・利用可能金額
[編集]- 新規発売
発売金額 | 利用可能金額 | ||
---|---|---|---|
一般・大特 | 学生・小児・小特 | ||
2,000円 | 1,650円 | 1,950円 |
※発売金額のうち、500円はデポジット。
- リチャージ金額
チャージ額 | 利用可能金額 | |
---|---|---|
一般・大特 | 学生・小児・小特 | |
1,000円 | 1,100円 | 1,300円 |
2,000円 | 2,200円 | 2,600円 |
3,000円 | 3,300円 | 3,900円 |
4,000円 | 4,400円 | 5,200円 |
5,000円 | 5,500円 | 6,500円 |
10,000円 | 11,000円 | - |
15,000円 | 16,500円 | - |
※バス車内でのリチャージは5,000円まで。
- 1時間以内に2本のバスを乗り継いだ場合、乗り継いだ区間の運賃が100円(小児50円)引きとなる(旭川電気軌道とも可能、ただし同一停留所または指定近隣停留所間での乗り継ぎ。同一区間の往復利用、カードの複数人での利用は適用されない。)
エコ定期券
[編集]通勤定期券(平日通勤定期も含む)をエコ定期券として利用することが可能である。但し、土曜・休日のみ適用される。
通勤定期 | 平日通勤定期 | ||||
---|---|---|---|---|---|
定期区間 | 定期区間外 | 定期区間 | 定期区間外 | ||
定期券所持者 | - | 100円 | 150円 | 150円 | |
同伴家族 | 大人 | 100円 | 100円 | 100円 | 100円 |
小人 | 50円 | 50円 | 50円 | 50円 |
通勤定期券所持者本人と、同伴した同居家族が上記の運賃で乗車することができる。
脚注
[編集]- ^ a b 交通系ICカードの普及と設備投資の状況について(国土交通省)
- ^ 旭川電気軌道と道北バス 来春にもIC乗車券共用化へ 北海道新聞 2014年4月26日
- ^ 旧カードの払い戻し 道北バス公式サイト
関連項目
[編集]- Asaca CARD - 旭川電気軌道が2012年11月1日に導入したICカード乗車券
- 道北バス
- 乗車カード
- ICカード
外部リンク
[編集]- 道北バス(公式サイト)