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Doカード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Doカードは、道北バスで利用できる乗車カード1999年11月に磁気カードICカードが同時にサービス開始した。交通系ICカードとしては全国で4番目の導入、北海道では初の導入である[1]

2014年11月にICカードのシステムが刷新され、新「Doカード」へ移行した。2015年2月1日より旭川電気軌道Asaca CARDと相互利用を開始している[2]

概要

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相互利用関係(クリックで拡大)

ICカードのDoカード(一般・大特、学生・小児・小特)がある。旭川電気軌道が2012年11月1日に導入したAsaca CARDと、2015年2月1日より相互利用を開始。

利用方法

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  • 乗車時は乗車口のカードリーダーに、降車時は運賃箱のカードリーダーにカードをかざす。
  • 同伴者の運賃をDoカードで支払う場合、降車時にカードをかざす前に運転手に申し出る。
  • 自動販売機やバス車内で運転手へ申し出て行うチャージは、運賃箱の容量に制限があるため、1,000円単位、5,000円まで。多額のチャージは総合案内所などの窓口で受け付ける。

利用できない路線

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歴史

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旧「Doカード」・磁気カード

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  • 1999年11月に磁気カードとICカードが同時にサービス開始した。交通系ICカードとしては全国で4番目の導入、北海道では初の導入であった[1]
  • ICカードは「Doカード」、磁気カードは単に「バスカード」という名称であった。
  • 同じく磁気カードのマイカード(一般用)、マイカード・プチ(学生用)とともに、2014年11月廃止。
    • これに伴い、旧Doカード(IC)およびマイカード(磁気)の発売を2014年11月15日をもって停止。
    • 旧Doカードの利用・チャージは同年11月20日をもって停止。翌11月21日以降は手数料無料で払い戻しを受け付ける。道北バス本社にて平日のみ受け付けている[3]

新「Doカード」登場

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  • 2014年11月からシステムが更新され、新ICカード「Doカード」の運用を開始した。新ICカードの名称は旧ICカードと同じ「Doカード」を引き継いだ。
  • 図柄は緑色がベースで、旭川市内にあり石狩川にかかる旭橋と、旭川市ゆるキャラあさっぴー」が描かれ、「DoCARD」のロゴが入っている
  • 先に登場した旭川電気軌道「Asaka CARD」の図柄は、青色またはピンク色がベースで同じイラストを使用、DoCARDはベースの色とロゴのみ差し替えられた。

販売場所

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  • 道北バス総合案内所(旭川市宮下通9丁目 ツルハビル旭川駅前1階)
  • 道北バス本社(旭川市近文町16丁目2698-1)
  • 道北バス路線バス車内
  • 自動販売機)道北バス総合案内所
  • (自動販売機)イオン旭川永山店
    • 道北バス公式サイトではこの他に、旭川電気軌道のカード自動販売機も案内されている。

カード自動販売機では、以下の機能が利用可能である。

  • 無記名式ICカードの発売(車内および自動販売機では一般カードのみ販売)
  • SFカードのチャージ(1,000円単位)
  • 定期券の継続 ※平日定期は取扱不可
  • 利用履歴照会(直近10件まで確認可能。項目は利用月日、利用金額、乗降停留所及び残額。)

発売金額(チャージ額)・利用可能金額

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  • 新規発売
発売金額 利用可能金額
一般・大特 学生・小児・小特
2,000円 1,650円 1,950円

※発売金額のうち、500円はデポジット。

  • リチャージ金額
チャージ額 利用可能金額
一般・大特 学生・小児・小特
1,000円 1,100円 1,300円
2,000円 2,200円 2,600円
3,000円 3,300円 3,900円
4,000円 4,400円 5,200円
5,000円 5,500円 6,500円
10,000円 11,000円
15,000円 16,500円

※バス車内でのリチャージは5,000円まで。

  • 1時間以内に2本のバスを乗り継いだ場合、乗り継いだ区間の運賃が100円(小児50円)引きとなる(旭川電気軌道とも可能、ただし同一停留所または指定近隣停留所間での乗り継ぎ。同一区間の往復利用、カードの複数人での利用は適用されない。)

エコ定期券

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通勤定期券(平日通勤定期も含む)をエコ定期券として利用することが可能である。但し、土曜・休日のみ適用される。

通勤定期 平日通勤定期
定期区間 定期区間外 定期区間 定期区間外
定期券所持者 - 100円 150円 150円
同伴家族 大人 100円 100円 100円 100円
小人 50円 50円 50円 50円

通勤定期券所持者本人と、同伴した同居家族が上記の運賃で乗車することができる。

脚注

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  1. ^ a b 交通系ICカードの普及と設備投資の状況について国土交通省
  2. ^ 旭川電気軌道と道北バス 来春にもIC乗車券共用化へ 北海道新聞 2014年4月26日
  3. ^ 旧カードの払い戻し 道北バス公式サイト

関連項目

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外部リンク

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