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discovery (宇都宮隆の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「discovery」
宇都宮隆シングル
初出アルバム『TAKASHI UTSUNOMIYA THE BEST FILES
リリース
ジャンル J-POP
レーベル EPIC・ソニーレコード
プロデュース 宇都宮隆小室哲哉
チャート最高順位
宇都宮隆 シングル 年表
少年
1996年
discovery
1996年
if you wish...
1997年
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discovery』(ディスカヴァリー)は宇都宮隆1996年11月25日にリリースした5thシングル。

解説

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オリジナルアルバムには収録されて居らず、ベストアルバムでのみ収録。

1996年ライヴツアー『Takashi Utsunomiya Tour 96 "easy attraction"』で初披露された。

TMN終了以来、元メンバーであった小室哲哉とのコラボが実現したシングル。プレイステーション用ソフト『gaball screen』テーマ曲として使われた。

作詞には前田たかひろも参加しているが、ミスプリントでCDジャケットには記載されていない[1]。ただし『gaball screen』の本曲のPVのラストには名前がちゃんと載っている。

『gaball screen』をプロデュースする小室からオファーが来たことで制作された。宇都宮は小室とスタジオで一緒に制作に立ち会ってはおらず[2]、小室のスタジオから完成品を渡されて、歌入れを終えたら小室に送った。宇都宮曰く、「TMのレコーディングとはまるで違う。木根のコーラスがないから、ソロの宇都宮隆が小室哲哉のプロデュースを受けたような感じだった」[3][4]「昔みたいに頻繁に会わなくなってきているけど、レコーディングの途中で小室が『シンガーとしての宇都宮隆』を意識して、ちゃんと捉えているなと感じた。実際ボーカルがより前に出る工夫がしてあって、相対的にバックトラックが薄くなっている」[5][6]と語る。

宇都宮は「男性から女性に向けた歌」「『少年』へのアンサーソング」と解釈し、曲調を考慮した上で「男性の気持ちで」「淡々と、サラッと」歌うように心がけた[3]

小室は「もしTMN終了がなかったら、1994年4月21日には『Nights of The Knife』ではなくこれがニューシングルになっていた。それ位の気持ちで作った」と語っている[7]

木根尚登は「昔から知っている宇都宮隆がいる」と評している[5]

収録曲

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  1. discovery (Original Mix)
  2. discovery (Voyager Remix)
    • 作詞:小室哲哉・前田たかひろ 作曲・編曲:小室哲哉 Remixed by Dave Ford
  3. discovery (Instrumental)
    • 作曲・編曲:小室哲哉

収録アルバム

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出典

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  1. ^ 前田たかひろの歌詞紹介より。
  2. ^ 小室とは歌詞の内容の確認のために1回だけ会った(ソニー・マガジンズ刊『WHAT's IN?』1996年12月号「『discovery』セルフライナーノーツ」106Pより)。
  3. ^ a b ソニー・マガジンズ刊「PATi PATi」1996年12月号「Takashi Utsunomiya discovery バレてもいいさ。」p.61より。
  4. ^ ソニー・マガジンズ刊 『ギターブック』 1996年12月号「宇都宮隆 新しい“発見”をきっと与えてくれる……宇都宮隆から目を離すな!」146Pより。
  5. ^ a b 角川書店刊「東京ウォーカー」1996年12月3日号「TMN復活を予感させる2作品完成」p.118より。
  6. ^ 株式会社スコラ刊「スコラ」1997年1月1日号「小室哲哉 新プロジェクトへの挑戦! TKブランド、ゲーム界へ進出! 盟友・宇都宮隆『TMNの新曲』を語る」51Pより。
  7. ^ ソニー・マガジンズ刊 『ギターブック』 1997年1月号「終了から3年。伝説のTMNがついに“再会”を果たした!!」11Pより。