Da 75/18
表示
Obice da 75/18 modello 34は第二次世界大戦でイタリアが使用した大砲である。名称は1934年式18口径75mm榴弾砲(obice=榴弾砲、daは性質や補足事項を表す前置詞)を表す。
イタリアは山が多いので、イタリア軍は山砲に対する関心が高かった。1930年代には、イタリアの山砲の大半は時代遅れになっていた。
1934年にイタリアのアンサルド社が新しい山砲を設計した。Obice da 75/18 modello 34は輸送のために8個の部品に分解することができた。補給のために通常の砲兵部隊でも軽榴弾砲として使用された。外貨獲得のためにポルトガルや南アメリカにも輸出された。
後にはセモヴェンテ da 75/18の主砲に採用され成形炸薬弾による対戦車戦闘にも使用された。
スペック
[編集]- 口径: 75 mm
- 全長: 1.557 m
- 運搬時重量: 1,852 kg
- 展開時重量: 1,050 kg
- 俯角仰角: -10 から +45 度
- 左右角度: 50 度
- 初速: 425 m/s
- 射程: 9,564 m
- 砲弾重量: 6.4 kg
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- COMMANDO SUPREMO -ITALY AT WAR-(英語)
- ITALIE 1935-45(フランス語)