DS山村美紗サスペンス 舞妓小菊・記者キャサリン・葬儀屋石原明子 古都に舞う花三輪 京都殺人事件ファイル
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ジャンル | 推理アドベンチャー |
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対応機種 | ニンテンドーDS |
発売元 | テクモ |
メディア | DSカード |
発売日 | 2008年6月5日 |
対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
その他 | バックアップ機能付き |
『DS山村美紗サスペンス 舞妓小菊・記者キャサリン・葬儀屋石原明子 古都に舞う花三輪 京都殺人事件ファイル』(ディーエスやまむらみさサスペンス まいここぎく・きしゃキャサリン・そうぎやいしはらあきこ ことにまうはなさんりん きょうとさつじんじけんファイル)は、テクモから発売されたニンテンドーDS用ソフト。
概要
[編集]『DS西村京太郎サスペンス 新探偵シリーズ「京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠」』に続く、『DSサスペンスシリーズ』の第2弾にあたる。今作の監修は山村美紗オフィス(原案は山村美紗名義)。京都を舞台とした事件の謎を解くアドベンチャーゲーム。
本作には山村美紗の推理小説に登場するキャラクターが多数登場しており、「祇園舞妓小菊シリーズ」の小菊、「キャサリンシリーズ」のキャサリン、そして葬儀屋の石原明子がそれぞれ主役となって事件を解決に導く。これらの世界観は共通しており、ある主役の話で別の主役が顔見せするシーンなどもある。
操作やシステムのチュートリアルが主な役割となる、「プロローグ 狩矢警部の休日」をクリアした後、3人の主役達の物語を選択して進める。物語は3つとも独立しており、どの物語からでも自由に始めることができる。
おまけには京都に関するクイズを集めた「スタンプラリークイズ」や、物語の中で登場する単語に関する雑学を解説する「雑学手帳」などがある。
登場人物
[編集]- 小菊(こぎく)
- 祇園で舞妓をしている女の子。推理小説が好きで、事件が起こると推理を駆使して事件を解決に導く。
- 沢木 潤一郎(さわき じゅんいちろう)
- 日本画家。小菊のことが好きで、お茶屋に行く時は必ず小菊を指名する。
- キャサリン・ターナー
- 元アメリカ副大統領の娘。日本のことが大好きで、記者として何度も来日。現在は京都に自宅を構えている。
- 浜口 一郎(はまぐち いちろう)
- キャサリンの恋人。京南大学助教授の政治学者。
- 石原 明子(いしはら あきこ)
- 亡き父の会社を継ぎ、京都で葬儀会社を営む女社長。
- 黒沢 秋彦(くろさわ あきひこ)
- 明子の恋人。東京で内科医を務めている。
- 狩矢 荘助(かりや そうすけ)
- 警察本部刑事部捜査第一課の警部。本作では全編にわたって登場する。
ストーリー
[編集]- 舞妓小菊編 〜祇園舞妓殺人事件〜
- 沢木が帯のデザインを手がけるため、衣料メーカー「津久井」の社長らと共にお茶屋で宴席を設けることになった。そこに舞妓として呼ばれた小菊は、妹舞妓の寿々乃と一緒にお茶屋へ向かう。近道をするためお茶屋の庭を通るが、そこで小菊たちは頭を殴られた舞妓の死体を発見する。
- 記者キャサリン編 〜天才能楽師殺人事件〜
- 能の取材のため、能楽堂を持っている大手緑茶メーカー「緑煎屋」を訪れたキャサリンと浜口。そこには演目『道成寺』の公演を控えた若手能楽師・阪戸啓之進の姿があった。しかし、彼は練習後の舞台で青酸カリを呑んで亡くなっていた。
- 葬儀屋石原明子編 〜資産家令嬢殺人事件〜
- 久しぶりに京都にやってきた黒沢と共に、親友・唐沢有樹の勤める和菓子屋を訪れた明子。有樹は昨日から連絡の取れない友達、大東奈々のことを心配していた。不安を解消させるため奈々のマンションを訪れた明子達だったが、室内の浴室で手首を切って死んでいる彼女を発見してしまう。
スタッフ
[編集]- 原案 - 山村美紗
- 監修 - 山村美紗オフィス
関連項目
[編集]- DSサスペンスシリーズ
- 赤い霊柩車シリーズ - 石原明子が主人公の『葬儀屋社長 石原明子シリーズ』を原作としたドラマシリーズ。