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DDO 190

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
DDO 190
イオン化されたガスで 青い色に見えるDDO 190。
イオン化されたガスで
青い色に見えるDDO 190。
仮符号・別名 UGC 9240
星座 うしかい座
B等級 13.9[1]
視直径 1.659 × 1.380 [1]
分類 I型矮小銀河[1]
発見
発見年 1959年[2]
発見者 Sidney van der Bergh[2]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  14h 24m 43.3s[1]
赤緯 (Dec, δ) +44° 31′ 40″[1]
赤方偏移 0.000517 ± 0.000023[1]
視線速度 (Rv) 155 ± 7 km/s[1]
距離 910万 光年
(279万 pc)
物理的性質
質量 500万 M
金属量[Fe/H] -1.55 ± 0.12 [Fe/H]
他のカタログでの名称
UGC 9240,
Anon 1422+44,
CGPG 1422.8+4445,
LEDA 51472,
MCG+08-26-030,
SPB 249,
TC 308,
UZC J142444.1+443133,
ZW I 87,
Z 247-26,
Z 1422.8+4445,
Im 144[1].
Template (ノート 解説) ■Project

DDO 190とは、地球から見てうしかい座の方向に910万光年離れた位置にある矮小銀河である。

DDO 190は、1959年にSidney van der BerghによってDDO矮小銀河カタログに初めて記載された[2]。TRGB法によって距離が測定され、局所銀河群ではなくM87銀河団に属する事が分かっている。DDO 190の外側は古い恒星で構成されている。金属量は-1.55である[3]

DDO 190は、M87銀河団において孤立している銀河である。最も近い位置にあるDDO 187は、DDO 190から300万光年離れている。銀河系の場合、最も近い銀河はおおいぬ座矮小銀河の2万5000光年であり、伴銀河を除いてもアンドロメダ銀河は239万光年であり、DDO 190とDDO 187の間はこれらより遠い[2]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i UGC 9240 -- Galaxy SIMBAD
  2. ^ a b c d お隣は300万光年先 ひとりぼっちの銀河 AstroArts
  3. ^ The C star population of DDO 190 Astronomy & Astrophysics

座標: 星図 14h 24m 43.3s, +44° 31′ 40″