Cwav
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拡張子 | .cwav |
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開発者 | 不明 |
種別 | 音声 |
派生元 | RIFF |
Cwav(シーワブ CompressWave)は、WAV形式を独自に拡張して作成された音声データのフォーマットである。拡張子は.cwav。
2007年現在、作者と思われる者のサイトが消滅しているため、詳細は不明である。
概要
[編集]Cwav形式は、1990年代後半にWindows用ゲームに使用された形式である。 その後さらに圧縮が可能なVorbisや豊富なタグを持てるMP3形式が普及し、ほとんど姿を消した。しかし、リピートや暗号化が比較的簡単なソースで扱えるため、今でも好んで使う作者もいる。
圧縮原理として、まず波形を表すビット数を差分数値に変換して16Bitから8Bitにする。その後ハフマン符号による圧縮を行なう。差分数値をデータ化している都合上シークが不可能である。そのような仕様を抱えているのにもかかわらず、ループ開始ポイントを指定したループ再生は出来る。これはループ開始ポイントを再生時にそのときの絶対データを格納し、ループ終端にたどり着いたときに格納したデータで復帰する仕様である。
Cwav形式のデータ的な特徴
[編集]- 元データの3分の1から8分の1程度の非可逆圧縮が可能
- 簡易暗号化(符号無し32bit)
- ディレイ無しでのリピート再生や、リピートの区間(秒で指定)や回数(0~254回。255で無限ループ)を設定可能。
- 曲のタイトル・アーティスト名も入れること(最大128バイト)が可能。
- 特定の場所からの再生は不可(シークできない)
外部リンク
[編集]- Ko-Taのバ・ー・ルのようなもの(2007/3/18の記事) (リンク切れ)
- cwav library & player