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Covers (biceのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『Covers』
biceカバー・アルバム
リリース
録音 First Step
Gok Sound
bice Studio
ジャンル インディーポップ
レーベル PUSHBIKE/UNDER FLOWER RECORDS
プロデュース 田中謙次 (レーベル・プロデューサー)
bice アルバム 年表
Spotty Syrup
(1998年)
Covers
(2000年)
Nectar
2001年
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Coversカヴァーズ)は、日本のシンガーソングライターbice (ビーチェ、1972年4月11日 - 2010年7月26日) 唯一のカバー・アルバムである。ミニ・アルバムとしては2枚目。2000年6月28日に日本のインディーズレコード会社アンダーフラワーのプッシュバイク・レーベルより発売(UFPB-023)。メジャー・レーベルからのシングル、『ツイオク』と同時リリースされた。

概要

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有名曲から比較的マニアックな曲まで、全曲洋楽のアコースティックなカバーで構成されている。選曲においては、思い入れの深い楽曲ではどうしても原曲の歌い方に似てしまう可能性があったため[1]、また、ルーツに偏りすぎるのを防ぐべく[2]、4曲目のコーギスの曲以外はあえてレーベル・プロデューサーの田中謙次に任せている[3]。 アルバムのプロデューサーについては記載がなく、曲ごとにbice自身を含む共同プロデューサーを立てる形式を採っている。ジャケットおよび広告写真の撮影はホンマタカシ。「How deep is your love」のみ、デビュー・ミニ・アルバム『Spotty Syrup』(1998年)からの再収録。

後に「Xanadu」が、日本人アーティストによる洋楽・邦楽の名曲カバーを集めたオムニバス盤、『ようこそ夢街名曲堂へ!』(2003年)に収録された[4]。また2006年には「Cruel to be kind」がNHKのフレッシャーズ・キャンペーン(出演:徳澤直子)に使用された。 2011年11月から「How deep is your love」 と 「Cruel to be kind」の2曲が、NHKのミニ番組「環境プレマップ」(NHK環境キャンペーン2011)で使用されている。

収録曲

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  1. Cruel to be kind
    プロデュース: 田中謙次 & bice
    ニック・ロウの代表曲。邦題は「恋するふたり」
  2. How deep is your love 
    プロデュース: 田中謙次 & bice
    ビージーズ1977年のヒット曲。邦題:「愛はきらめきの中に」。
  3. Bad to me
    • 作詞: イアン・ベアンソン、作曲: デヴィッド・ペイトン、編曲: bice & Spring Rain Soundtrack
    プロデュース: 田中謙次 & bice
    70年代英国のバンド、パイロットのアルバム『Second Flight』収録曲。
  4. Everybody's got to learn Sometime
    イギリスのポップ・ユニットコーギスThe Korgis)の2枚目のアルバム、『Dumb Waiters』からの先行シングル。邦題は「永遠の想い」。
    演奏録音ミキシング、プロデュース、全てbice本人による自宅録音。ジャケットには「Everybodys got to learn」と間違って表記されている。
  5. One on one
    プロデュース: bice & たかいやすお
    ダリル・ホール&ジョン・オーツ1983年のヒット。
  6. Xanadu
    プロデュース: 田中謙次 & bice
    ELO & オリビア・ニュートン=ジョンによる1980年の映画、「ザナドゥ」の主題歌。

参加ミュージシャン

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エンジニア、その他スタッフ

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  • 近藤祥昭 - 録音、ミキシング
  • Tamura Motomori - 録音
  • bice - 録音、ミキシング(4曲目のみ)、スタイリング
  • ホンマタカシ - 撮影
  • 田中謙次(scuba-dive graphics) - アート・ワーク
  • 田中美樹 - スタイリング

脚注、出典

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  1. ^ Pause 2000年7月号 池田和宏によるインタビュー
  2. ^ Undown Vol. 34 2000年7月号 インタビュー
  3. ^ Pilot ファンサイト 選曲の経緯について、biceへの問い合わせの回答
  4. ^ ドリームズヴィル・レコード公式 参加アーティストのコメントなど掲載

関連項目

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外部リンク

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