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Coralway

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コーラルウェイ
Coralway
Coralway(左)
ジャンル 機内誌
読者対象 主にJTARAC便搭乗者
刊行頻度 隔月刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 457円+税[1]
出版社 日本トランスオーシャン航空
編集部名 有限会社編集室りっか[1]
発行人 神山和巳一[1]
編集長 武田ちよこ[2][1]
雑誌名コード 86364
刊行期間 1985年(昭和60年)8月1日 -
発行部数 26万部(年間発行部数/2014年度)
ウェブサイト JTA機内誌コーラルウェイ - ウェイバックマシン 美ら島物語(日本トランスオーシャン航空)
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Coralway』(コーラルウェイ)は、日本トランスオーシャン航空(JTA)の機内誌である。

概要

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南西航空時代の1985年(昭和60年)8月1日に創刊。誌名は「さんごの道」を意味する。年間発行部数は26万部(2014年度)[3][4][5][6]

2009年(平成21年)に沖縄タイムス出版文化賞特別賞を受賞。2010年(平成22年)3月からは沖縄県内の書店コンビニエンスストアで販売されている(そのため、裏表紙に雑誌コードや定価等が掲載された一般販売用と、掲載されていない機内用とがある)[7]

年6回発行される各号には、沖縄の気候や年中行事にちなむ号名がつけられている。

  • 1・2月号:若水号 - 若水(ワカミジ)は、元日の早朝に井戸で初めて汲む水[8][9]
  • 3・4月号:清明号 - 清明(シーミー)は、旧暦3月清明の日に墓の前庭に親族が集まり先祖供養を行う行事[10][11]
  • 5・6月号:若夏号 - 若夏(ワカナツ)は、旧暦4月頃の沖縄の初夏の季節[12][13]
  • 7・8月号:真南風号 - 真南風(マハエ)は、夏に吹く南南西の風[14][11]
  • 9・10月号:風車号 - 風車(カジマヤー)は、旧暦9月7日又は9月9日に行われる数え年97歳の長寿の祝い[15][16]
  • 11・12月号:新北風号 - 新北風(ミーニシ)は、11月頃に吹き始め沖縄に秋を告げる北風[17][11]

かつてはコーラルウェイ・フレンズという会員制の定期購読制度があった(2015年6月時点の定期購読者は約1,200名)が[3]、2023年3月31日をもって解散し、定期購読はFujisan.co.jpが取り扱うこととなった[18]

データ

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  • 発行元:日本トランスオーシャン航空[1]
  • 隔月刊(奇数月1日発行)[1]
  • 版型:AB判
  • 定価:457円+税[1]

内容

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連載

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  • フォトジェニックオキナワ[1]
  • 島暮らし暦
  • マルチコプターが飛ぶ
  • 家族の店
  • トラネコボンボンの島ごはん
  • 旅の足音
  • 新・青空の仕事人
  • 沖縄の昔話

その他

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  • 機内販売の案内 - JTAのオリジナル商品や沖縄県の県産品の機内販売の案内が掲載されている[19]
  • ルートマップ

関連書籍

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『Coralway』の連載をまとめた単行本に、以下のものがある。

  • 『沖縄島々 旅日和 宮古・八重山編』 新潮社、2003年4月 - 本誌に連載された椎名誠池沢夏樹垂見健吾らのエッセイをまとめた単行本。
  • 『沖縄島々 風便り 本島と周辺の島編』 新潮社、2004年4月 - 同上。
  • 瀬戸口靖『沖縄スノーケリングガイド』 ジェイティビィパブリッシング、2010年3月 - 本誌連載「スノーケリング完全ガイド」をまとめた単行本。
  • カベルナリア吉田『さすらいの沖縄伝承男』 - 本誌連載「さすらいの伝承マン」をまとめた単行本。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 『Coralway』2020年11・12月号 p.3
  2. ^ “機内誌なのに定期購読!? 沖縄好きを虜にする『Coralway(コーラルウェイ)』の魅力”]. 美ST ONLINE (光文社). (2016年7月18日). オリジナルの2017年11月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171111095255/http://be-story.jp/ud/citrus/57862642b31ac97916000001 
  3. ^ a b おかけさまで創刊30周年! JTA機内誌 『Coralway』』(PDF)(プレスリリース)日本トランスオーシャン航空、2015年6月30日。オリジナルの2016年4月2日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20160402034157/http://churashima.net/jta/company/press/pdf/15022.pdf 
  4. ^ “沖縄の空の旅ロングセラー雑誌「Coralway」8月で30年”. 沖縄タイムス. (2015年7月8日). オリジナルの2020年12月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201219163648/https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/16269 
  5. ^ “JTA機内誌が30周年/Coralway”. 宮古毎日新聞. (2015年7月1日). オリジナルの2015年7月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150706204042/http://www.miyakomainichi.com/2015/07/77372/ 
  6. ^ JTA機内誌「Coralway」 ご愛読いただき創刊200号!』(プレスリリース)日本トランスオーシャン航空、2022年5月10日。オリジナルの2023年1月30日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20230130080850/https://jta-okinawa.com/pressrelease/22004/ 
  7. ^ おかけさまで創刊25周年! JTA機内誌 『Coralway』』(PDF)(プレスリリース)日本トランスオーシャン航空、2010年7月29日。オリジナルの2017年11月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20171111151825/http://www.churashima.net/jta/company/press/pdf/10021.pdf 
  8. ^ 『Coralway』2009年1-2月号 日本トランスオーシャン航空
  9. ^ 若水(わかみず) 最新版 沖縄コンパクト事典(琉球新報)
  10. ^ 『Coralway』2008年3-4月号 日本トランスオーシャン航空
  11. ^ a b c シーミー 最新版 沖縄コンパクト事典(琉球新報)
  12. ^ 『Coralway』2008年5-6月号 日本トランスオーシャン航空
  13. ^ 若夏(わかなつ) 最新版 沖縄コンパクト事典(琉球新報)
  14. ^ 『Coralway』2008年7-8月号 日本トランスオーシャン航空
  15. ^ 『Coralway』2007年9-10月号 日本トランスオーシャン航空
  16. ^ カジマヤー 最新版 沖縄コンパクト事典(琉球新報)
  17. ^ 『Coralway』2008年11-12月号 日本トランスオーシャン航空
  18. ^ 「『Coralway』定期購読の窓口が変更になります」『Coralway』第206号、日本トランスオーシャン航空、2023年5月1日、58頁。 
  19. ^ “ブランド品より県産品 JTA、機内販売が好調”. 琉球新報. (2009年1月28日). https://ryukyushimpo.jp/news/prentry-140285.html 

外部リンク

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