CUSトリノ・ラグビー
正式名称 | CUS Torino Rugby | ||
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ユニオン | イタリアラグビー連盟 (FIR) | ||
創設年 | 1928年 | ||
本拠地 | トリノ | ||
グラウンド | チェントロ・スポルティーヴォ・アンジェロ・アルボニコ | ||
収容人数 | 500 | ||
所属リーグ | トップ10 | ||
2021-22 | セリエA (2部) 1位 | ||
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公式サイト | |||
rugby |
チェントロ・ウニヴェルシタリオ・スポルティーヴォ・トリノ・ラグビー(伊: Centro Universitario Sportivo Torino Rugby)は、イタリアのピエモンテ州トリノに本拠地を置くラグビーユニオンクラブである。スタジアムはチェントロ・スポルティーヴォ・アンジェロ・アルボニコ。
概要
[編集]1928年創設。
1960年代までに国内リーグで6回、コッパ・イタリアで1回の準優勝を記録しているが、主要タイトルは獲得していない。2022-23シーズンは、63シーズンぶりにトップ10(1部リーグ)に昇格した。
チームカラーは白と青。エンブレムはトリノの市章にも描かれている金色の雄牛がモチーフ。ホームスタジアムのアンジェロ・アルボニコはトリノ市に隣接したグルリアスコに所在している。
歴史
[編集]1928年、GUFトリノ(GUF: Gruppi Universitari Fascisti)のラグビーチームとして創設。
ディヴィジオーネ・ナツィオナーレには、リーグ創設2年目の1929-30シーズンから、第二次世界大戦により中断される直前の1942-43シーズンまで14年間在籍し続けた。この間、決勝に5回進出したが[注 1]、いずれもアマトーリ・ミラノに敗れ準優勝に終わった。
第二次世界大戦後、全国のGUFは総合スポーツクラブCUSI(Centro Universitario Sportivo Italiano)に改組された。これに伴い、旧GUFトリノのラグビーチームは、1951年にCUSトリノのラグビーチームとして再出発することになった。下位リーグでのプレーが5シーズン続いた後、1956-57シーズンからセリエA[注 2]復帰を果たした。
セリエA[注 2]昇格初年度の1956-57シーズンにプレーオフ決勝進出を果たしたが、ホーム・アンド・アウェー方式の決勝戦でラグビー・パルマに1引き分け・1敗で敗れ、GUFトリノ時代から通算6回目の準優勝となった。セリエAで4シーズンを過ごした後、1959-60シーズンを最後にセリエBに降格した。
1966-67シーズンに開催された第1回コッパ・イタリアでは、ペトラルカ、ロヴィーゴ、アマトーリ・ミラノなどに勝利して決勝に進出したが、決勝でCUSローマに敗れ準優勝となった。
その後は低迷し、長らく下位リーグでのプレーを余儀なくされる。
2000年代に入るとチーム再建に向けて動き出し、2010年代の後半以降はセリエA[注 3]に定着するようになった。
2021-22シーズンのセリエA[注 3]で優勝を果たし、昇格プレーオフも制したことでトップ10昇格を決めた。
2022-23シーズンは、1959-60シーズン以来、63シーズンぶりとなるトップ10(1部リーグ)復帰を果たした。
タイトル
[編集]- 2022年8月現在
国内タイトル
[編集]歴代所属選手
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ CUS Torino - Team History The Rugby Archive
- ^ Italy - National Championship The Rugby Archive
- ^ Italy - Coppa Italia The Rugby Archive
関連項目
[編集]- トップ10 - 所属しているイタリアの国内ラグビーリーグ。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- CUS Torino Rugby (custorinorugby) - Facebook
- Cus Torino Rugby (@custorinorugby) - X(旧Twitter)
- CUS Torino Rugby (@custorinorugby) - Instagram
- CUS Torino Rugby - YouTubeチャンネル