T-STATION
Tステーション(T-STATION)は、カルチュア・コンビニエンス・クラブの関連会社CCCローカル株式会社が専用端末を使って提供していた無料の地域・生活情報サービス。家庭内デジタルサイネージとして、天気、ニュース、チラシなど、生活に必要な情報をタイムリーに提供するとしていた。
概要
[編集]時刻、天気、災害、最新ニュースをはじめ、地域の生活・エンタメ情報を専用のデジタルサイネージ端末を介して提供していた。
2016年8月より、沖縄県那覇市を中心としたエリアで限定して、県内在住者を対象に2万世帯に配布を開始。端末はTカード保有者を対象とし、CCCローカル株式会社が無償で配布。端末の受け渡しはTSUTAYA店舗で行う。 2018年1月より、首都圏でも拡大を行う。ただし首都圏の場合は、東京ガスの契約者に限定して無料で提供する。
サービスは2018年6月30日をもって終了し[1]、CCCローカル株式会社は2018年12月1日をもってカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社に合併して解散した[2]。
特徴
[編集]- 対象地域の希望者に無料で専用のデジタルサイネージ端末を提供。
- 天気予報、雨雲レーダー、災害情報を無料で提供。
- 家族で使えるカレンダー&スケジュールを提供。
- ニュースやクーポン情報、CCCグループのチラシ情報などを提供。
端末
[編集]タッチパネル対応のT-STATION専用のタブレット機器。
- CPU RK3126 Cortex A7 Cuad core 1.3GHx
- メモリ 1GB
- ストレージ機能 4GB
- グラフィック機能 1024*600 IPS (7inch)
- 対応無線規格 wifi802.11 b/g/n
- 付属品として、専用のスタンドと電源ケーブルを用意(バッテリー非搭載)
※専用アプリケーション以外の利用は不可。このためメールやブラウジング機能は提供していない。
※サービス終了後は返却不要で、簡易的なブラウザ端末として利用可能。(2018年7月1日以降にアップデートを行ったときのみ)
対象地域
[編集]2016年10月より沖縄県那覇市を中心としたエリア(那覇市、浦添市、豊見城市、西原町、南風原町)で提供開始。 那覇市エリアを中心に2万世帯限定で提供。 2017年2月より新たに8エリア(宜野湾市、沖縄市、うるま市、北谷町、北中城村、中城村、糸満市、与那原町)が追加。 2017年12月より沖縄県内全域に対象エリアを広げ、県内の指定のTSUTAYAで端末受取ができるようになった。 2018年1月からは首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県)でも展開。ただし首都圏エリアは、東京ガス契約者に限定している。
なお、沖縄県でのサービスは2018年6月30日をもって終了することが2018年6月18日に運営会社よりアナウンスされた。
CM
[編集]2016年8月より沖縄県内でテレビCM、ラジオCMを展開していた。
その他
[編集]- 沖縄県内のTSUTAYA店頭でデモ端末が閲覧できた。
脚注
[編集]- ^ “家庭内サイネージT-STATION × TOKYO GAS”. CCCローカル株式会社. 2018年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月7日閲覧。
- ^ “CCCローカル株式会社の情報”. 国税庁法人番号公表サイト. 2019年2月7日閲覧。