C.V.N.E.
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C.V.N.E.(クネ、スペイン語: Compañía Vinícola del Norte de España)は、スペイン・リオハ・ワインの醸造企業。製造するワインのブランド名はCune(クネ)である。
概要
[編集]名称は「北スペインのワイン会社」の頭文字を取ったものとなっている[2]。
リオハはスペインの代表的なワイン生産地であるが、そこで1879年から続く店頭的なワイナリーである[3]。
モットーは「最高のワインを造ること」[1][4]。近年は「最高のワインを世界中の人に知ってもらうこと」が目標に追加されている[1][2]。
ワイナリー
[編集]- ビニャ・レアル(Viña Real)
- コンティノ(Contino)
- クネ(CVNE)
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ビニャ・レアル
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コンティノ
銘柄
[編集]- クネ(Cune)
- ビニャ・レアル(Viña Real)
- テンプラニーリョ90パーセントにガルナッチャ、グラシアノ、マスエロを使用し、アメリカンオーク70パーセント、フレンチオーク30パーセントで22か月樽熟成させる[2]。
- コンティノ(Contino)
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- グラシアノ(Graciano)
- グラシアノ100パーセントの赤ワイン[2]。
- インペリアル(Imperial)
- フラッグシップワイン[4]。
- スペイン国王フェリペ6世が皇太子時代の2004年に開催されたレティシア・オルティスとの結婚式の際にインペリアル・グラン・レセルバ1994がふるまわれた[2][4]。
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クネ クリアンサ
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クネ モノポール
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インペリアル レセルバ
歴史
[編集]1879年にリオハ・アルタのアーロでレアル・デ・アスア兄弟(Real de Asúa)によって創業される[1][2]。当初、自社ワインのラベルに「CVNE」と印刷する予定だったが、印刷会社の単純な誤植で「CUNE」と印刷されてしまった[1]。しかし、兄弟はこれを大いに気に入り、 C.V.N.E.の最初のブランド「Cune」が誕生することになった[1]。
日本での展開
[編集]2000年に、日本ホテルバーメンズ協会の三国ワイン株式会社の100パーセント株主となった[2]。
評価
[編集]- インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション2015では「スペイン最高の生産者」に選ばれている[1]。
- ワイン・スペクテータートップ100でインペリアルがスペインのワイナリーとしては初めて世界1位を獲得している[3][4]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h “クネ C.V.N.E. - クネ Cune -”. 三国ワイン株式会社. 2024年7月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “CVNEクネのプレゼンテーション” (2015年5月7日). 2024年7月21日閲覧。
- ^ a b c 田邉公一「クネ クリアンサ」『ワインを楽しむ 人気ソムリエが教えるワインセレクト法』マイナビ出版、2023年、109頁。ISBN 978-4839983840。
- ^ a b c d “小笠原伯爵邸セレクト“Finest Wine 2月”のご案内 スペインワイン初の快挙、スペインワイン革命と評されるC.V.N.E.(クネ)”. 小笠原伯爵邸 (2017年2月1日). 2024年7月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト - (スペイン語)