Butterfly Soup
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『Butterfly Soup』(バタフライスープ)は、 アメリカ合衆国のゲーム開発者、ブリアナ・レイが制作したビジュアルノベル。2017年に公開された。
高校1年生で野球部の部員であるクィアのアジア系アメリカ人の少女4人を、2008年の時代設定で描いている。特に、登場人物の2人ディヤとミン=ソの関係を中心に取り扱っている[1]。児童虐待やホモフォビアなどの要素が含まれているが、作風は全体的に明るい[2]。カリフォルニア州オークランドで育ち、多くのアジア系アメリカ人と交流した作者の経験がストーリーに反映されている[3]。ゲームの中で選択肢を選ぶ機会があるが、ストーリーの結末には影響しない[1]。
『Butterfly Soup』は、2017年において最もプレイヤーや批評家から人気を獲得したビジュアルノベルの一つである[3]。Rock, Paper, Shotgunは、この作品を「素早くヒットした今の時代の古典」と表現している[2]。PC Gamerはこのゲームを2017年の「最高のビジュアルノベル」に選び[4]、Game Developers Conferenceは展覧会でこの作品を取り上げた[2]。
このゲームは、Windows、Mac、Linuxに対応しており、現在英語版と中国語版がある。Itch.ioで配布されており、プレイヤーは任意の価格でゲームを入手することが出来る。2019年夏に続編が公開される予定である[3]。
参考文献
[編集]- ^ a b Moore, Michael (21 January 2018). “Butterfly Soup is a game about queer Asian-American teens, love, and baseball”. The Verge 2018年9月29日閲覧。
- ^ a b c “Priceless Play – September 1st 2018”. Rock Paper Shotgun. (1 September 2018) 2018年9月29日閲覧。
- ^ a b c Stanley, Alyse (28 February 2018). “Developer of indie hit Butterfly Soup talks sequel plans”. Rock Paper Shotgun 2018年9月29日閲覧。
- ^ “Best Visual Novel 2017: Butterfly Soup” (英語). PC Gamer. (29 December 2017) 2018年9月29日閲覧。