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Breath (松尾一彦のアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『Breath』
松尾一彦スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
レーベル MMG/MOON RECORDS
松尾一彦 アルバム 年表
Wrapped Woman
1986年
Breath
1990年
Being There
1991年
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Breath』(ブレス)は、1990年9月25日に発売された松尾一彦通算2作目のスタジオ・アルバム

解説

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オフコース解散から1年後、MMGに移籍後初アルバム。前作『Wrapped Woman』での打ち込み中心のサウンドと一線を画すアコースティック志向の強い静かな曲で構成されている。

廃盤後は、再販の要望が多数寄せられていたが、発売から10数年もの間に原盤が散逸してしまっていたため、松尾自身が何とか探し出し、曲目やタイトルなど体裁を変えることで12cmCDシングル『There's no shoulder』として再販している。

この『Breath』発表後、フルアルバムの発売が企画されレコーディングまで行われながら、お蔵入りの憂き目に遭う(約10年後、『Yesterdays』というタイトルでStill Life Recordsより発売)。結局松尾は、『Breath』とオフコース期の楽曲も収録したベスト・アルバム『Being There』のみを残しBMGビクターへ移籍。ユニット『Everything She Wants』としての活動を始める。

因みに、当時の所属レーベルであるMOON RECORDS(MMG)は、オフコースと同じアパート和合ハイツに事務所を構えていた山下達郎が役員で、事務所・レーベルの社長は小杉理宇造が務めていた。オフコース解散後のMOON所属に、その縁が関係していたかまでは不明。

「There's No Shoulder」は、稲垣潤一に提供した「一人のままで〜There's No Shoulder〜」の英語詞によるセルフ・カバー。

「街」は、後に松尾がミニ・アルバム『せつなくて[1]でセルフ・カバーしている。

収録曲

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全作曲:松尾一彦

  1. Tenderly
  2. Breath of The Time(Instrumental)
  3. There's No Shoulder
    • 作詞:Jimmy Compton
  4. Mornin'
    • 作詞:直枝政太郎

脚注

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  1. ^ 2010年10月20日発売 Still Life Records CD:CVOV-10002