Blue Blood (w-inds.のアルバム)
『Blue Blood』 | ||||
---|---|---|---|---|
w-inds. の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP、R&B、ネオ・ソウル、ファンク、ヒップホップなど[1] | |||
レーベル | FLIGHT MASTER | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
w-inds. アルバム 年表 | ||||
| ||||
『Blue Blood』収録のシングル | ||||
『Blue Blood』(ブルー・ブラッド)は、日本のダンス&ボーカルユニットw-inds.の11枚目のオリジナルアルバム。2015年7月8日にポニーキャニオンの社内レーベルの一つFLIGHT MASTERから発売された。
解説
[編集]w-inds.の1年ぶりのスタジオ・アルバムで、「FANTASY」「In Love With The Music」のシングル2作品を含む全12曲を収録[2]。初回盤(CD+DVD)、通常盤(CDのみ)、ファンクラブ盤[注 1](CD+スペシャルフォトブック)の3形態で発売され[2][3]、アルバム初回盤には日本代表として出演した「Guam Live International Music Festival」の模様を中心にグアムでのドキュメント映像も収録したDVDが付属する[2]。
アルバム・タイトルの『Blue Blood』は英語圏において貴族や上流階級など“高貴な血筋”を意味する[3][4]。w-inds.のカラーが青色ということもあり、もともと「Blue」という言葉はタイトルに入れようと考えていたが、アルバムの制作途中で本作がw-inds.にとってどんな位置付けの作品になるのかと考えたときに橘慶太の頭にふと浮かんだ[4]。
本作の方向性に関しては、基本的には橘慶太が舵取りをしつつ、全員で話し合いながら決めて行った[5]。アジアにもよく行く彼らは日本だけのマーケットというよりは世界のマーケットを考えており、(その時点で)世界で最もメインストリームにあるジャンルの音楽を日本のマーケットでも受け入れてもらえるように仕上げるというそれまでの基本方針に則って、2013年のダフト・パンクの『Get Lucky』以降、世界的に流行していたソウル・ファンクなど1980年代のサウンドを現代風にアレンジした音楽を制作しようと考えた[3][6]。そのため、前作『Timeless』制作時から、次作はファンクを現代風にリバイバルさせた“ネオファンク”をコンセプトにしたアルバムを作りたいという構想があり、ディスコやファンクナンバーを軸に、R&Bやヒップホップなど色々なタイプの楽曲を織り交ぜながら本作は制作された[5]。
本作はIFPI香港トップセールス・ミュージックアワード2015「ベストセールス日韓部門」を受賞し、自らが持つ日韓アーティストとしては最多のアルバム12作連続受賞記録を更新した[7]。
このアルバムを携えた全国ツアー「w-inds. LIVE TOUR 2015 "Blue Blood"」を同年敢行。2015年12月23日に同ツアーのDVD/Blu-rayをリリースした。
収録曲
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「Beyond The Blue World」 | AKIRA | Tarmo Keranen, Lee Bailey | ||
2. | 「In Love With The Music」 | Lila Adona, Momoko Yamakawa, The Euroz, Andreas Oberg | The Euroz, Ninos Hanna, Andreas Oberg | ||
3. | 「Show You Tonight」 | AKIRA | Mushtaq Omar, Charlie Brown | ||
4. | 「LOUD」 | KAMIKAORU | Rob Derbyshire, Mark Vallance | ||
5. | 「I'm all yours」 | Ryosuke Imai, JUN | Ryosuke Imai, MANABOON | MANABOON | |
6. | 「CANDLE LIGHT」 | Shoko Fujibayashi | Herbie Crichlow, Erik Lewander, John Lundvik | ||
7. | 「Cat Walk」 | AKIRA | Paddy Dalton, Sonny J.Mason, Jacob Attwooll, Aston Merrygold | ||
8. | 「This is the Life」 | Keita Tachibana | Sam Gray, Coach & Sendo | ||
9. | 「The Right Thing」 | Skylar Mones, Ryosuke Imai, Rami Jrade, Joseph Kirkland, JUN, Ryohei Chiba, Ryuichi Ogata | Skylar Mones, Ryosuke Imai, Rami Jrade, Joseph Kirkland | Produced by Skylar Mones, Ryosuke Imai (TinyVoice,Production) | |
10. | 「1 3 4」 | AKIRA | Matthew Weedon, Paul Steel | ||
11. | 「TIME TO GETDOWN」 | KAMIKAORU | Willie Weeks, Jorge Mhondera | アディショナルアレンジ:Tasuku Maeda, Keita Tachibana | |
12. | 「FANTASY」 | KAMIKAORU | Mushtaq Omar, Thomas Jules |
# | タイトル | 監督 |
---|---|---|
1. | 「FANTASY」(Music Video) | |
2. | 「In Love With The Music」(Music Video) | |
3. | 「Document of Guam Live International Music Festival」 |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 一般店舗での販売は行われず。
出典
[編集]- ^ “w-inds.の進化と「世界挑戦への想い」”. ドワンゴジェイピーnews. ドワンゴ (2015年6月18日). 2018年7月24日閲覧。
- ^ a b c “w-inds.、11枚目のフルアルバム「Blue Blood」アートワーク公開”. Musicman-NET (2015年6月16日). 2018年7月24日閲覧。
- ^ a b c “w-inds.、ニューアルバムジャケットで上流階級に変身”. BARKS (2015年6月16日). 2018年7月24日閲覧。
- ^ a b “w-inds.が語る、J-POPの新標準 「“失敗する”というイメージがまったく沸かなかった」”. Real Sound (2015年7月8日). 2018年7月23日閲覧。
- ^ a b “デビュー15年のw-inds.、これまでの活動を振り返る”. ORICON NEWS. オリコン (2015年7月10日). 2018年7月24日閲覧。
- ^ “w-inds.、バンド生演奏で魅せる全国ツアーがスタート”. Musicman-NET (2015年7月21日). 2018年7月24日閲覧。
- ^ “w-inds.、新曲「Boom Word Up」が「スッキリ!!」4月テーマソングに決定”. Musicman-NET (2016年4月1日). 2018年7月24日閲覧。