コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

Bite the Dust/バイツァ・ダスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Bite the Dust/バイツァ・ダスト
Отдать концы
監督 タイシャ・イグメンツェバロシア語版
脚本 Alexandra Golovina
製作 アレクセイ・ウチーチェリ
Kira Saksaganskaya
撮影 Sasha Tananov
編集 Ekaterina Shakhunova
製作会社 Rock Films
配給 日本の旗 Chunfu film
上映時間 101分
製作国 ロシアの旗 ロシア
言語 ロシア語
テンプレートを表示

Bite the Dust/バイツァ・ダスト』(ロシア語: Отдать концы, 英語: Bite the Dust)は、2013年のロシア映画(コメディ=ドラマ)。タイシャ・イグメンツェバロシア語版監督の長編処女作である[1][2]

製作

[編集]

1989年生まれのタイシャ・イグメンツェバロシア語版全ロシア映画大学在学中にアレクセイ・ウチーチェリに師事[3]。在学中に製作し、2012年5月の第65回カンヌ国際映画祭シネフォンダション英語版(映画学校の学生による作品)に出品した短編『Дорога наロシア語版』は、320校の1,700本以上の作品の中から第1位となった[4][5]。2012年8月にはロシア文化省から製作資金援助を受け、2013年5月には長編処女作の本作を完成させた[6]

公開

[編集]

本作は2013年5月の第66回カンヌ国際映画祭において、アウト・オブ・コンペティション部門の特別招待作品として上映された[7]。同年のオフィシャル・セレクションでは唯一のロシア映画であり[2]、同映画祭時点でイグメンツェバ監督は24歳だった[6]。本作のプロデューサーであるウチーチェリは、ロシアに良質なコメディ作品が少ないことを残念だと語っている[6]。また本作はソチ・ロシア映画祭の長編部門作品賞にノミネートされた。

2016年4月18日には東京・渋谷のアップリンクファクトリーで、2回にわたってイベント上映された[4]。1回目上映後にはロシア文学者の沼野恭子東京外国語大学教授)がトークイベントを行っている[4]。2017年1月14日から1月20日には愛知県の刈谷日劇で一般公開され、初日には本作品を日本に配給したChunfu filmの共同代表がトークイベントを行った[8]

キャスト

[編集]
  • Vanya : Sergey Abroskin
  • Nina : Irina Denisova
  • Senia : Dmitriy Kulichkov
  • Vassilych : Juris Laucinsh
  • Olga : Anna Rud
  • Zina : Yola Sanko
  • Nastya : Alina Sergeeva
  • Maksim Vitorgan

受賞とノミネート

[編集]
映画祭 部門 対象者 結果
2013 フランスの旗 カンヌ国際映画祭 アウト・オブ・コンペティション部門
特別招待作品[9]
タイシャ・イグメンツェバ
2013 ロシアの旗 ソチ・ロシア映画祭 長編部門作品賞 ノミネート[9]

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]