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banvox

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
banvox
出身地 日本の旗 日本兵庫県[1][2]
ジャンル EDM
ダブステップ
エレクトロハウス
トラップ
職業 ミュージシャン
トラックメイカー
音楽プロデューサー
DJ
作詞家
作曲家
編曲家
レーベル Maltine Records
Surfer Rosa Records
ワーナーミュージック・ジャパン
著名使用楽器
FL Studio

banvox(バンボックス、年齢非公開)は、日本DJトラックメイカー兵庫県出身[1][2]。レーベルはワーナーミュージック・ジャパン

略歴

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2010年に迷われレコードからリリースされた『暇つぶしBeats』でデビュー。2011年にMaltine Recordsからリリースされたミニアルバム『Intense Electro Disco』でブレイクした。2012年にはイギリスレーベル「Surfer Rosa Records」から『INSTINCT DAZZLING STARLIGHT EP』をリリースし、バンド「Coburn英語版」のメンバーとして知られるティム・ヒーリーから絶賛され、彼の後押しがリリースの嚆矢となった[3]

2015年にはワーナーミュージック・ジャパンと契約したことを発表し[4]、同年5月20日にはGoogleが提供するAndroidのCM「じぶんを おもいきり」編で自身も出演し、BGMとして使用された楽曲『New Style』を含んだ『Summer/New Style』をリリースしてメジャーデビューを果たした。

また東京女子流の「ゆうやけハナビ」のリミックスや、山下智久が2014年に発表した4枚目のオリジナルアルバム『YOU』に収録された「Theme of YOU」、湘南乃風が2016年7月20日に発表したシングル「はなび」を手掛けるなど、音楽プロデューサーとしても活動。

2021年にはモンキー・パンチ原作の漫画『ルパン三世』のアニメ化50周年を記念して製作予定の『ルパン三世 令和版公式新Remix』シリーズで他9名と共にRemixに名を連ねている。

人物

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下の名前は「翔之介」とされている[5]。兵庫県生まれだが小学生までは岡山県で育ち、香川県で中学生時代を過ごし、東京都で高校時代を過ごした[1]。 音楽については、ジャズシャンソン歌劇などを聴いていた母親の影響を受け、ジャジー・ヒップホップを通じてラップに親しみを持ち、暗い部屋でずっと日本語ラップを聴いていたエピソードがある。その後はフレンチエレクトロを経てEDMダブステップに影響を受けた。作曲活動を始めた最初の一年で450曲も作曲し[3]、度々SoundCloudにアップロードしていた。

フランスのDJ・デヴィッド・ゲッタや、スウェーデンのDJ・アヴィーチーからの絶賛でも知られる[6]

リリース

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  • 2011年 「Intense Electro Disco」
  • 2012年 「INSTINCT DAZZLING STARLIGHT EP」
  • 2014年 「Conectionn/Spin it back now」
  • 2014年 「Love Strong/Watch Me Dance」
  • 2014年 「タワーレコード限定CD Watch Me Dance」
  • 2014年 「Drop It Boy/Keep Claping」
  • 2014年 First album「Don't Wanna Be 」
  • 2015年 「Summer/New Style」…(5月20日リリース)[7]
  • 2015年 「At The Moment」
  • 2015年 「Watch Me」
  • 2015年 「Summer Remixes EP」
  • 2015年 「Flux」…NorとのコラボEP。
  • 2016年 「You Love」
  • 2016年 「Save Me」
  • 2016年 「Fly Beyond」…Aireとのコラボ
  • 2016年 「High and Grab」
  • 2016年 「Occasion」…モード学園のテレビCMのBGM
  • 2017年 「Take No Defeat」…アルバム(3月13日リリース)[8]
  • 2017年「タイトル不明」…大正製薬の栄養ドリンク「リポビタンD」の期間限定キャンペーンで作成された楽曲。三浦知良の声をサンプリングに使っている。[9]

以下はYouTube上にアップロードされた年をリリース年とした。

  • 2018年『Everlasting』
  • 2018年『Ramune Liquid』
  • 2018年『Sakura Liquid』
  • 2018年『Roller Coaster』
  • 2018年『Work It』
  • 2018年『Big Tune』
  • 2018年『Imma Turn Trick』
  • 2018年『Snore Relax』
  • 2018年『Shot You』
  • 2018年『Argonautica』
  • 2018年『Sharpness』
  • 2018年『Concept』
  • 2018年『Puttin In Work』
  • 2018年『Crash feat.Darin』
  • 2018年『Wild Feat. The 49ers』
  • 2018年『Letsgo』
  • 2018年『Let Me Take You』 - ゲーム『#コンパス』のキャラクター、アダム=ユーリエフのキャラソン。
  • 2019年『Why You Gotta Do Like Me That』
  • 2019年『Magic Is Happening』
  • 2019年『Hold You Back』
  • 2019年『Baby』
  • 2019年『Ain’t No Other Like You』
  • 2019年『Reach You』
  • 2019年『Betrayed Me』
  • 2020年『Sellout』
  • 2020年『On You』
  • 2020年『I'll Be Here』
  • 2020年『I Don't Love U』
  • 2020年『Same』
  • 2020年『Tokyo』
  • 2020年『The One』
  • 2020年『Like You Always』
  • 2020年『Feel』
  • 2020年『Get Away』
  • 2020年『You Can't Live Without Me』
  • 2020年『Still Loving You』
  • 2020年『Give It To Me feat.Nor』
  • 2020年『Why』
  • 2020年『4h52 5h56』
  • 2020年『Utrecht』
  • 2020年『Relaxpaipo』
  • 2020年『Lolipop ft. ASA Wu』
  • 2020年『Bubble Gum ft. BBY NABE』
  • 2020年『Stay The Night』
  • 2020年『Genius ft. BENXNI』
  • 2020年『関係者以外立入禁止 ft.BEMA from カイワレハンマー』
  • 2020年『Stardom ft.Fuji Taito』
  • 2020年『Coffee ft.ORIVA』
  • 2020年『Period ft. oozash』
  • 2020年『Missing You ft. BBY NABE』
  • 2020年『Money is Power ft.XakiMichele』
  • 2020年『LazerBeam ft. Baindali』
  • 2020年『Outro』
  • 2020年『Sleeping on Clouds ft. BBY NABE』
  • 2021年『Reflection』
  • 2022年 『Super Ocean Man ft.tohji』

脚注

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  1. ^ a b c banvox 1人から生まれる音楽 - 音楽ナタリー、2015年6月16日閲覧。
  2. ^ a b banvox プロフィール - タワー・レコード、2015年6月16日閲覧。
  3. ^ a b banvox 1人から生まれる音楽2 - 音楽ナタリー、2015年6月16日閲覧。
  4. ^ banvox、ワーナーと契約!メジャー初作品にAndroidのCM曲 - 音楽ナタリー、2015年6月16日閲覧。
  5. ^ @banvox(2015年8月21日時点のアーカイブ) - インスタグラム、2015年7月16日閲覧。
  6. ^ 世界が注目するbanvox、覚悟の音楽人生を語る「生きるために、僕は音楽をやらなくてはいけない」 - Real Sound、2015年7月7日閲覧。
  7. ^ Apple Music プレビュー
  8. ^ Apple Music プレビュー 3連続リリースシングル "You Love" "Save Me" "Fly Beyond feat. Aire" を含む、「banvox≠club music」シリーズ集大成となるコンセプトアルバム。国内外の大型EDMフェスティバル出演の印象が強い彼だが「別にダンスミュージックを作っているという認識はない」とのこと。クラブやフェスに限らず、あらゆる環境で楽しむことができる新しい音楽を作りたいという banvox の言葉通り、様々なベースミュージックを自在に行き来する斬新なトラック群は通勤通学の景色を色鮮やかにしてくれるだろうし、女性ヴォーカルを生かしたR&Bベースの楽曲はリビングでも楽しみたい。ジャンル=banvoxを体現する全9曲を収録。
  9. ^ web限定コンテンツと共にYouTubeの大正製薬の公式チャンネルで視聴できたが2019 年現在現在動画は削除されている。

外部リンク

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