BTCボックス
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-8-1 BRICK GATE 茅場町5階 |
設立 | 2014年3月6日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 7020001104824 |
事業内容 | 仮想通貨交換業: 仮想通貨取引所「BTCBOX」運営 |
代表者 | 辻治俊 |
資本金 | 8億7014万円(準備金含) |
従業員数 | 40人 |
会計監査人 | ゼロス監査法人 |
所有者 | 株式会社TTXHoldings |
外部リンク | BTCBOX |
BTCボックス株式会社は東京都中央区に本社を置き、暗号通貨取引所「BTCBOX」を運営する企業。2014年3月6日に中国出身のエンジニアDavid Zhangによって設立された。
概要
[編集]BTCボックス株式会社は2014年4月9日にビットコイン(Bitcoin)の取引所として「BTCBOX」のサービス提供を開始し、現存する日本の仮想通貨取引所の中で最も長くサービスを続けている[1]。2014年4月のサービス開始から日本国内のBTC/JPYの取引量をほぼ独占しており、2015年11月まで日本1位を保ち続けていた。[2]
2019年4月1日にはCoinMarketCapの「調整取引量:仮想通貨取引所トップ100」において、日本の取引所の中で1位を記録した。[3]
取り扱う仮想通貨はビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインの4種である。(2019年6月現在)
2019年1月21日、サイバーセキュリティ企業のHACKENと同社が運営するメディアCERが、仮想通貨取引所のセキュリティ調査を行い、日本の取引所の中でのセキュリティランキングは3位となっている。[4]
ユーザーサポート体制としては、電話、メール、チャットの3つの窓口を設けており、日本語・英語・中国語の3カ国語で対応している。顧客資産は、当社技術陣が評価したウォレットで保管されており、そのウォレットは実質的にオフライン化されていて、万が一のサイバー攻撃の脅威からはほとんど回避されている。また、そのウォレット自身も物理的に貸金庫で保管されている。[5] また、2014年4月のサービス開始からハッキングなどの事件が1度も起こっていない。
2018年10月にブロックストリームが立ち上げたビットコインのサイドチェーン「Liquid Network」に参加を表明した。[6]
主なサービス
[編集]- 仮想通貨の購入・売却
- ビットコイン等各種仮想通貨の購入・売却が可能。指定の銀行口座に日本円を振り込むことで購入が可能になる。トレードビューにて価格変動を確認できる。メイカー / テイカーの価格モデルを採用している。
- 仮想通貨の送金・入金
- 仮想通貨の送金・入金が可能。QRコードからアドレスを読み取り入金することもできる。
- 仮想通貨融資
総資産の最大3倍までのビットコインを借りることができるサービス。未成年の顧客は使用できない。
口座開設条件
[編集]「国内個人」「海外個人」「法人」アカウントがあり、75歳以上の顧客は口座開設ができない。未成年も口座開設が可能だが、取引を行う主体は親権者となり、親権者との同居が必須となっている。
手数料
[編集]出典[7] 新規アカウント開設及び維持費は無料
【仮想通貨の各種手数料】
仮想通貨種類 | 売買手数料 | 入金 | 出金(送金) | 最低取引単位 |
BTC
(ビットコイン) |
0.05% | 無料 | 0.001BTC | 0.001BTC |
BCH
(ビットコインキャッシュ) |
0.10% | 無料 | 0.001BCH | 0.001BCH |
LTC
(ライトコイン) |
0.10% | 無料 | 0.002LTC | 0.001LTC |
ETH
(イーサリアム) |
0.10% | 無料 | 0.01ETH | 0.001ETH |
【日本円手数料】
振込手数料 | 出金 |
住信SBIネット銀行からのお振込は無料。(個人の顧客のみ)
上記銀行以外については、自身で負担。 |
15万円以内:400円
15万円超 :750円 |
取り扱う仮想通貨
[編集]- ビットコイン(Bitcoin)
- ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)
- イーサリアム(Ethereum)
- ライトコイン(Litecoin)
沿革
[編集]出典[8] 2014年3月 BTCボックス株式会社設立
社長David Zhangが資本金500万円で設立
2014年4月 ビットコイン取引所(BTCボックス取引所)のサービス開始
2015年7月 ビットコインの月間取引量が50万BTCを超える
2016年2月 ビットコイン融資のサービス開始
2017年4月 改正資金決済法の施行(登録申請の開始)
2017年8月 ビットコインキャッシュを国内でいち早く取引開始
2017年9月 仮想通貨交換業者の登録完了
同月:登録仮想通貨交換業者として営業開始
2017年11月 イーサリアム、ライトコインの取り扱い開始
2017年12月 茅場町の新オフィスへ移転完了
2018年10月 株式会社TTXHoldings設立(代表取締役David Zhang:資本金500万円)
2019年3月 株主であるDavid Zhangが、BTCボックス株式会社の株式をTTXHoldingsに全部譲渡
これによりTTXHは、BTCボックスの完全親会社となる
2019年5月 BTCボックスは親会社引受による増資2億円を実施
同上BTCボックス株式会社の社長交代と創立者David Zhangの会長就任(新社長辻治俊)
2019年6月 親会社引受による3億円の追加増資を実施
脚注
[編集]- ^ “ビットコインの歴史と価格推移 - ビットコインの解説”. Bitcoin日本語情報サイト. 2019年6月4日閲覧。
- ^ “月次取引高 - 国内ビットコイン市況”. Bitcoin日本語情報サイト. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “仮想通貨取引ランキング”. CoinMarketCap. 2019年6月4日閲覧。
- ^ “仮想通貨取引所「セキュリティランキング」TOP100発表|コインチェックなど日本の取引所も6社ランクイン”. 仮想通貨ニュースサイト-CoinPost. 2019年6月21日閲覧。
- ^ Team, Green UI. “BTCボックス 株式会社 | IT/Web業界への転職ならGreen(グリーン)”. www.green-japan.com. 2019年6月4日閲覧。
- ^ Japan, Cointelegraph (2019年1月21日). “仮想通貨と円建てトークンの同時決済サービス クリプトガレージが実証実験開始 | 政府の規制サンドボックス制度で実施”. 仮想通貨・ビットコインのニュースサイト|コインテレグラフ ジャパン. 2019年6月21日閲覧。
- ^ GYF (2019年4月4日). “手数料説明”. BTCBOX Blog. 2019年6月4日閲覧。
- ^ GYF (2019年5月28日). “会社概要”. BTCBOX Blog. 2019年6月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- BTCBOX
- BOX-MEDIA
- BTCBOX 公式ブログ
- BTCBOX 公式 (@btcbox_co_ltd) - X(旧Twitter)
- BTCボックス (btcbox) - Facebook