バンダイナムコフィルムワークス
本社が入居する藤澤ビル(ホワイトベース) | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | BNFW |
本社所在地 |
日本 〒167-0051 東京都杉並区荻窪4丁目30番16号 藤澤ビル ホワイトベース 北緯35度42分14.2秒 東経139度37分25.8秒 / 北緯35.703944度 東経139.623833度座標: 北緯35度42分14.2秒 東経139度37分25.8秒 / 北緯35.703944度 東経139.623833度 |
設立 |
1972年9月 (有限会社サンライズスタジオ) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 9011301002956 |
事業内容 | 映像コンテンツを中心としたIPの企画・制作・管理・運用 |
代表者 | 代表取締役社長 浅沼誠 |
資本金 | 3億円 |
従業員数 | 646名(2024年4月1日現在) |
主要株主 | バンダイナムコホールディングス 100% |
主要子会社 | 「#関連会社」参照 |
関係する人物 | 「#役員」参照 |
外部リンク |
www |
株式会社バンダイナムコフィルムワークス(英: Bandai Namco Filmworks Inc.)は、日本の総合映像エンターテインメント企業[1]。株式会社バンダイナムコホールディングスの完全子会社。日本動画協会・日本映像ソフト協会正会員。
概要
[編集]バンダイナムコグループでは2018年4月1日付で再編の一環として、バンダイビジュアルとランティスが合併してバンダイナムコアーツが発足して、映像と音楽のコンテンツ事業を行ってきたが、2022年4月1日付をもって、これまでのバンダイナムコアーツの映像事業を、バンダイナムコグループの存続子会社であるサンライズに吸収分割で移管したうえで、バンダイナムコライツマーケティングをサンライズに吸収合併するという手法で改めて再編が行われることになった[2]。
その後、2022年2月8日に行われたバンダイナムコホールディングスの取締役会において、この会社の概要が決定した[3]。この再編によって、約45年間(旧・サンライズスタジオ時代から通算して50年)にわたって磨き上げたサンライズブランドの個性を成長させると共に、4年間にわたってバンダイナムコアーツとのパートナーと培ってきたものを柔軟に広げていき、バンダイナムコライツマーケティングが定着してきたものをこの新会社に集める[4]。
同年10月、CG制作会社のアニマへ資本参加。これにより、クオリティとスピード感をもったCG制作体制を確立し、アニマが得意とするフルCGアニメーション技術とサンライズブランドの得意とする手描き技術を組み合わせることでハイクオリティなオリジナルIP創出を加速していくとしている[5]。
2023年4月、恵比寿オフィス(東京都渋谷区恵比寿1丁目18番14号 恵比寿ファーストスクエア、バンダイナムコアーツ旧本社)と神田オフィス(東京都千代田区神田鍛冶町3丁目5番地2 KDX鍛治町ビル、バンダイナムコライツマーケティング旧本社)をホワイトベース(荻窪本社、旧サンライズ本社)へ統合[6]。
2024年4月1日付でエイトビットを完全子会社化[7]、ならびにSUNRISE BEYONDを吸収合併し同社事業を承継した[8][9]。
同年5月、つむぎ秋田アニメLabと業務提携を締結[10]。これにより、BNFWはIPの創出力強化を、つむぎ秋田アニメLabは継続的にアニメーションを制作する環境を構築することで事業拡大を図っていくとしている[10]。
同年6月、ランドック・スタジオと業務提携を締結[11]。これにより、BNFWは3DCGと作画の制作体制を拡充することで新規IPの創出力強化を、ランドック・スタジオはIPプロデュース力を活用するとともに、継続的にアニメーションを制作する環境を構築することで事業拡大を図っていくとしている[11]。
主な事業
[編集]- サンライズ
- アニメーション制作ブランド。株式会社サンライズより移行。当社発足以降は『最重要ブランド(レーベル)』として位置づける[4]。
- バンダイビジュアル・エモーション
- 映像レーベル。いずれもバンダイナムコアーツより移行。
- バンダイチャンネル
- 映像配信サービス。バンダイナムコライツマーケティングより移行。
役員
[編集]2024年10月現在[12]。
- 代表取締役社長
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- 浅沼誠
- 取締役副社長
- 常務取締役
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- 佐々木新
- 取締役
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- 伍賀一統
- 正木直也
- 上山公一
- 垰義孝(非常勤)
- 浅古有寿(非常勤)
- 田中快(非常勤)
- 古澤圭亮(非常勤)
- 堀内美康(非常勤)
- 監査役
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- 横倉源太
- 石原俊也(非常勤・社外)
- 執行役員
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- 小形尚弘
- 小西貴明
- 荒井優
- 髙井愛
関連会社
[編集]子会社
[編集]- バンダイナムコピクチャーズ
- アクタス
- エイトビット
- エコーズ
- SUNRISE SHANGHAI CO., LTD.
バンダイナムコグループ
[編集]- バンダイナムコミュージックライブ - 同じくバンダイナムコグループのIPプロデュースユニットに属する音楽総合エンターテインメント企業
- 創通 - 同じくバンダイナムコグループのIPプロデュースユニットに属する広告代理店
- Evolving G - 同じくバンダイナムコグループのIPプロデュースユニットに属する企業
その他
[編集]- サブリメイション - 資本提携
- studioMOTHER - 出資
- アニマ - 資本参加
- つむぎ秋田アニメLab - 業務提携
- ランドック・スタジオ - 業務提携
脚注
[編集]- ^ “事業紹介”. バンダイナムコフィルムワークス. 2024年3月28日閲覧。
- ^ “完全子会社間の吸収分割と吸収合併による組織再編のお知らせ IP軸戦略のさらなる強化を目的に、映像事業会社3社の統合と音楽・ライブイベント事業会社3社の統合を実施” (PDF). バンダイナムコホールディングス (2021年10月19日). 2022年2月8日閲覧。
- ^ “(開示事項の経過)完全子会社間の吸収分割と吸収合併による組織再編のお知らせ” (PDF). バンダイナムコホールディングス (2022年2月8日). 2022年2月8日閲覧。
- ^ a b 「バンダイナムコグループ:映像新会社バンダイナムコフィルムワークス 音楽・ライブ新会社バンダイナムコミュージックライブ 4月始動」『まんたんウェブ』2022年2月8日。2022年2月8日閲覧。
- ^ “ハイクオリティなCG技術で新たなIP創出を加速、株式会社バンダイナムコフィルムワークスが株式会社アニマに資本参加(バンダイナムコフィルムワークス)”. CGWORLD.jp (ボーンデジタル). (2022年10月5日) 2022年12月18日閲覧。
- ^ 会社沿革 - ウェイバックマシン(2023年4月25日アーカイブ分)
- ^ “「転スラ」や「ブルーロック」制作のアニメ会社エイトビットがバンダイナムコフィルムワークスの完全子会社へ”. GAME Watch (2024年3月1日). 2024年3月1日閲覧。
- ^ “当社と株式会社SUNRISE BEYONDの合併について”. バンダイナムコフィルムワークス (2024年1月9日). 2024年1月10日閲覧。
- ^ “バンダイナムコフィルムワークス、SUNRISE BEYOND(サンライズビヨンド)を吸収合併”. gamebiz (2024年1月9日). 2024年1月10日閲覧。
- ^ a b “バンダイナムコフィルムワークス、つむぎ秋田アニメLabとの業務提携を発表”. コミックナタリー. (2024年5月14日) 2024年5月15日閲覧。
- ^ a b “バンダイナムコフィルムワークスとランドック・スタジオの業務提携について” (PDF). バンダイナムコフィルムワークス (2024年6月3日). 2024年6月5日閲覧。
- ^ “会社概要”. バンダイナムコフィルムワークス. 2024年4月19日閲覧。