BLUE FRONT SHIBAURA
BLUE FRONT SHIBAURA | |
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情報 | |
住所 | 東京都港区芝浦1丁目1番1号他[1] |
座標 | 北緯35度39分4.9176秒 東経139度45分27.5796秒 / 北緯35.651366000度 東経139.757661000度 |
現状 |
建設中(S棟) 計画中(N棟) |
起工 |
2021年(令和3年)10月(S棟) 2027年度(N棟)[1] |
竣工 |
2025年(令和8年)2月(S棟) 2030年度(N棟)[1] |
用途 | 事務所、店舗、賃貸住宅、ホテル、駐車場など[1] |
関係者 | |
建築家 | 槇総合計画事務所(槇文彦)、清水建設、オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン・リミテッド、日建設計[1] |
建設業者 |
清水建設(S棟) 未定(N棟)[1] |
デベロッパー | 野村不動産、東日本旅客鉄道[1] |
所有者 | 野村不動産、東日本旅客鉄道[1] |
技術的詳細 | |
ビル | S棟、N棟 |
開発面積 | 約47,000m2[1] |
BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)は、東京都港区芝浦一丁目に建設中の複合施設(ツインタワー)である。
概要
[編集]野村不動産とJR東日本が共同で推進する浜松町ビルディングの建て替え事業であり、野村不動産が保有する浜松町ビルディングと、JR東日本が保有する東海道貨物支線大汐線用地(カートレイン乗降場跡地[2])を合わせた4ヘクタールを超えるエリアで、S棟とN棟からなる高さ約235mのツインタワーを段階的に建てていく計画である[3]。設計には世界的な建築家の槇文彦を起用している[4]。
2021年10月、浜松町ビルディング別館「スリーワンプラザ」を解体した跡地にS棟が着工。2025年2月に完成予定で、S棟の完成後に浜松町ビルディングを解体し、跡地にN棟を建設する。2031年3月までの全体完成を目指す[5]。なお、浜松町ビルディング(高さ165.9m)の解体は、日本の超高層建築物の解体において過去最大の高さとなる予定(2023年現在では、高さ162.6mの世界貿易センタービルディング旧本館の解体が最高)である。
ツインタワーのうちS棟にはアコーホテルズのラグジュアリーホテル「フェアモント東京」が日本初進出すること[6]や、野村不動産やそのグループ各社の本社が移転すること[7]が発表されている。
2024年5月30日に、この街区の名称を『BLUE FRONT SHIBAURA』にすることを発表した[8]。この名称には「東京都心部における空と海の最前列である本プロジェクトが持つ、圧倒的な開放感」を表していて、このプロジェクトには「水辺ならではのライフスタイルを創造し、これを広め、東京のベイエリアをつないでいく」ことを目指して、「更なる成長が期待される東京のベイエリア」から、東京の発展に寄与していくとしている[8]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 『「BLUE FRONT SHIBAURA」』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年5月30日 。2024年6月13日閲覧。
- ^ "「(仮称)芝浦⼀丁⽬計画」 整備⽅針について" (PDF) (Press release). 野村不動産株式会社、NREG東芝不動産株式会社、東日本旅客鉄道株式会社. 15 August 2017. 2023年4月15日閲覧。
- ^ “浜松町ビルディングを建て替える「芝浦プロジェクト」計画全容。日本初進出のラグジュアリーホテル「フェアモント東京」も”. トラベルWatch (2022年5月27日). 2023年4月15日閲覧。
- ^ “東京・浜松町に高層2棟 東芝本社ビル周辺、野村不など計画発表”. 日本経済新聞 (2017年8月15日). 2023年4月15日閲覧。
- ^ “浜松町の旧東芝ビル、超高層のツインタワーに 高級ホテルも入居へ”. 朝日新聞デジタル (2022年5月23日). 2023年4月15日閲覧。
- ^ “芝浦・浜松町にラグジュアリーホテル「フェアモント東京」25年開業”. Impress Watch (2022年5月23日). 2023年4月15日閲覧。
- ^ "2025年に本社を「芝浦プロジェクト」S棟へ移転" (PDF) (Press release). 野村不動産ホールディングス株式会社. 23 May 2022. 2023年4月15日閲覧。
- ^ a b “延床面積約 55 万㎡の大規模複合開発「芝浦プロジェクト」街区名称決定「BLUE FRONT SHIBAURA」~更なる成長が期待されるベイエリアと東京都心部の結節点「つなぐ“まち”」を目指す。~” (PDF). 野村不動産・JR東日本 (2024年5月30日). 2024年5月30日閲覧。