BE (アルバム)
『BE』 | ||||
---|---|---|---|---|
ペイン・オヴ・サルヴェイション の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
プログレッシブ・ロック 現代音楽 | |||
時間 | ||||
レーベル | インサイド・アウト・ミュージック | |||
プロデュース | Daniel Gildenlöw | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ペイン・オヴ・サルヴェイション アルバム 年表 | ||||
|
『BE』(ビー)は、ペイン・オヴ・サルヴェイションの5枚目のアルバムである。このアルバムを最後にクリストファー・ギルデンロウが脱退。
解説
[編集]ダニエル・ギルデンロウが1996年にBeのストーリーの最初のアイデイアが思い浮かんだ。2003年初夏にこのコンセプトをまとめ上げる。
自我同一性、自己存在、神をテーマとしたこのコンセプトは、今までの社会的なものとは打って変わり哲学的なメッセージ性に富んだものとなっている。
本作では通常メンバーに加え、9人編成の小規模なオーケストラ、『オーケストラ・オヴ・エターニティ』を迎え入れている。また、ナレーションやサウンド・エフェクトが大量に使用され、ペイン・オヴ・サルヴェイションのメンバーも様々な楽器を用い、今までのPoSとは一線を画す音楽となった。
各曲名、章タイトルは中立性を持たせるために英語でもスウェーデン語なく、ラテン語が用いられている。
本作と平行して視覚的演出、映像を加えたBEの再現ライヴDVDBe Liveが制作され、翌年に発表された。
Vocari Deiでは様々な独白に混じって「カミサマサン、ナゼセンソウ? ナゼシ? ナゼキガ? ……ナニヲデスカ? オマエハナニヲタメニイル、サヨナラ……。」とカタコトの日本語ナレーションも入る。
収録曲
[編集]Prologue
- 01.Animae Partus ("I am")
Ⅰ Animae Partus All in the Image of
- 02.Deus Nova
- 03.Imago (Hominus Partus)
- 04.Pluvius Aestivus
Ⅱ Machinassiah Of Gods & Slaves
- 05.Lilium Cruentus (Deus Nova)
- 06.Nauticus (Drifting)
- 07.Dea Pecuniae
- I Mr. Money
- II Permanere
- III I Raise My Glass
Ⅲ Machinageddon Nemo Idoneus Aderat Qui Responderet
- 08.Vocari Dei
- 09.Diffidentia (Breaching the Core)
- 10.Nihil Morari
Ⅳ Machinauticus Of the Ones With no Hope
- 11.Latericius Valete
- 12.Omni
- 13.Iter Impius
- 14.Martius/Nauticus II
Ⅴ Deus Nova Mobile ...and a God is Born
- 15.Animae Partus II
- 全曲の作詞、オーケストラのアレンジ、Iter Impius以外の作曲をダニエル・ギルデンロウが手掛けている。Iter Impiusのみフレドリック・ヘルマンソン作曲。
メンバー
[編集]ペイン・オヴ・サルヴェイション
[編集]- ダニエル・ギルデンロウDaniel Gildenlöw - ヴォーカル,コーラス,ヴォイス,マンドラ,Chinese archo,パーカッション(タム、ロート・トム、シンバル、エッグス、floors), ギター,サンプラー,プログラミング
- ヨハン・ハルグレンJohan Hallgren - Guitar, コーラス,コンガ
- フレドリック・ヘルマンソンFredrik Hermansson - キーボード、グランド・ピアノ、ハープシコード、パーカッション(Large toms)
- クリストファー・ギルデンロウKristoffer Gildenlöw - ベース,コントラバス,コンガ,コーラス
- ヨハン・ランゲルJohan Langell - ドラム, カウベル,ジャンベ,コーラス
オーケストラ・オブ・エターニティ
[編集]- Mihai Cucu - 1st ヴァイオリン
- Camilla Arvidsson - 2nd ヴァイオリン
- Kristina Ekman - ヴィオラ
- Magnus Lanning - チェロ
- Åsa Karlberg - フルート
- Anette Kumlin - オーボエ
- Nils-Åke Pettersson - クラリネット
- Dries van den Poel - bass clarinet
- Sven-Oloe Juvas - チューバ
ゲストミュージシャン
[編集]- Mats Stenlund - チャーチオルガン
- Cecilia Ringkvist - vocals
その他クレジット
[編集]- Donald Morgan - narration
- Donald K. Morgan - narration
- Alex R. Morgan - narration
- Kim Howatt - news reading, Cindy (Sandra!)
- Jim Howatt - news reading
- Jackie Crotinger - news reading
- Ross Crotinger - news reading
- Tom Kleich - Mr. Money on radio
- Blair Wilson - interviewer on radio, Miss Mediocrety
- Gaby Howatt - Miss Mediocrety
- Molly Fahey - "There's room for all God's creatures..."
- Various people from around the world - voice messages to God
- Lars Ardarve - photography
- Per Hillblom
- Kim Howatt - photography
- Jim Howatt - photography
- Kristoffer Gildenlöw - photography
- Daniel Gildenlöw - photography, artwork, logotypes
外部リンク
[編集]- Beのコンセプトの基本概念、引用などが記載されている(英語)