Asia-Pacific Network Information Centre
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設立 | 1993年1月13日 |
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所在地 | オーストラリア クイーンズランド州ブリスベン |
主眼 | IPアドレス空間の割り当てと登録 |
会員数 | 9268 (2022年末現在)[1] |
ウェブサイト | apnic.net |
Asia-Pacific Network Information Centre(略称: APNIC)は、東部・南部アジアと太平洋エリアを管轄する地域インターネットレジストリ (RIR) である。日本のJPNICも加盟している。
概要
[編集]APNICはJPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)のような国別インターネットレジストリ(NIR)やISPなどの団体から選出されたメンバーで構成される非営利団体であり、現在56の国・地域が参加している[2]。
業務としてはRIRとしてのIPアドレスやAS番号の配分・管理業務のほか、APNICやその配下のNIRが配分したIPアドレスやAS番号についてのWHOISサーバ(whois.apnic.net)を管理しており、またこの地域でNIRを持たない国々とICANNとの連絡・調整役も担っている。
APNICは1993年に独立組織として設立され、本部はオーストラリアのブリスベンにある。
2011年4月15日には、APNICのIPv4アドレスの在庫が/8ブロック(約1670万アドレス)換算で、1ブロック未満となり、アジア太平洋地域では、IPv4アドレスの在庫は事実上枯渇した[3]。
APNICに参加している国・地域
[編集]- アフガニスタン
- アメリカ領サモア
- イギリス領インド洋地域
- インド
- インドネシア
- ウォリス・フツナ
- オーストラリア
- カンボジア
- 北マリアナ諸島
- キリバス
- グアム
- クック諸島
- ココス諸島
- クリスマス島
- サモア
- シンガポール
- スリランカ
- ソロモン諸島
- タイ
- 韓国
- 中華民国
- 中国
- 北朝鮮
- ツバル
- トケラウ
- トンガ
- ナウル
- ニウエ
- 日本
- ニューカレドニア
- ニュージーランド
- ネパール
- ノーフォーク島
- パキスタン
- バヌアツ
- パプアニューギニア
- パラオ
- バングラデシュ
- ピトケアン諸島
- 東ティモール
- ブータン
- フィジー
- フィリピン
- フランス領ポリネシア
- フランス領南方・南極地域
- ブルネイ
- ベトナム
- 香港
- マカオ
- マーシャル諸島
- マレーシア
- ミクロネシア連邦
- ミャンマー
- モルディブ
- モンゴル
- ラオス
AfriNICができるまで、マダガスカル、モーリシャス、セイシェル、レユニオンも管轄していた。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “2022 Annual Report”. APNIC. 2023年3月23日閲覧。
- ^ APNIC Service Region”. APNIC. 2023年3月23日閲覧。 “
- ^ 『APNICにおけるIPv4アドレス在庫枯渇のお知らせ、および枯渇後のJPNICにおけるアドレス管理ポリシーのご案内』(プレスリリース)JPNIC、2011年4月15日 。