Apache Portable Runtime
表示
開発元 | Apacheソフトウェア財団 |
---|---|
最新版 |
1.7.4
/ 2023年4月16日[1] |
リポジトリ | |
プラットフォーム | クロスプラットフォーム |
ライセンス | Apacheライセンス |
公式サイト | apr.apache.org |
Apache Portable Runtime(アパッチ・ポータブル・ランタイム、APR)は、 Apache HTTP Server のサポートライブラリである。 OSとソフトウェアの間でOSなどの環境の違いを吸収するAPIを提供する。そして、他のOSに一般的にある機能が存在しないOSでは、APRが代替を提供する。よって、APRを使うことにより真のクロスプラットフォームなプログラムを作ることが出来る。
APRはもともとは Apache HTTP Server の一部だったが、現在ではApacheソフトウェア財団の中の独立したプロジェクトとなっていて、Apache HTTP Server 以外のアプリケーションからもクロスプラットフォームのために使われている。
APRに含まれるプラットフォーム非依存の機能:
- 動的メモリアロケーションとメモリプール
- 分割不能操作(アトミックオペレーション)
- ライブラリの動的読み込み
- ファイル入出力
- コマンド引数の構文解析
- ロック
- ハッシュテーブルと配列
- mmap
- ソケットとプロトコル
- スレッド、プロセス、ミューテックス
- 共有メモリ
- 時間関係
- ユーザーIDとグループID関係
脚注
[編集]- ^ Apache Software Foundation. “Welcome! - The Apache Portable Runtime Project”. 2023年7月25日閲覧。