Algodoo
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作者 | Emil Ernerfeldt(スウェーデン) |
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開発元 | Algoryxシミュレーション(AB) |
初版 | 2009年9月1日 |
最新版 |
2.1.0
/ 2013年4月17日 |
プログラミング 言語 | C++ |
対応OS | Windows、Mac OS X、iPad |
対応言語 | 英語、日本語等13ヶ国語 |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | 物理演算 |
ライセンス |
シェアウェア(iPad版のみ、2013年4月17日-) ドネーションウェア(2013年4月17日-) シェアウェア(2009年9月1日-2013年4月17日) |
公式サイト | Algodoo |
Algodoo(日:あるごどぅ)は、Algoryxシミュレーション(AB)が 2次元の物理演算シミュレーションソフトとして開発を行っているソフトウェアで、Phunの後継である。
概要
[編集]2009年9月1日にシェアウェアとして公開された。教育ツールとし、タッチ画面のコンピュータや加速度センサを搭載したコンピュータ、インテルのクラスメイトPC用の機能を多く持っている。物理学はSPOOK[1]と呼ばれるClaude Lacoursièreの線形制約ソルバに基づいている。
始めは29ユーロのシェアウェアな上、試用可能時間が15時間までだった[2]。その後、キャンペーンで価格を値下げしていき(最終的には2.99ユーロまで値下げされた)また、試用可能時間が1ヶ月まで延ばされた。最終的には2013年4月17日のバージョン2.1.0からドネーションウェア(寄付歓迎のフリーウェア)になった。同日、iPad版Algodooが公開されたが、こちらは4.99ドルのシェアウェアである[3]。
シミュレーション
[編集]アルゴドゥにおけるシミュレーションでは、主に以下のツールと機能が与えられている[4]。
- ツール
- 図形操作・編集系
- スケッチツール・移動ツール・回転ツール・カッターツール・ドラッグツール・拡大縮小ツール・テクスチャツール
- 図形作成系
- ブラシツール・消しゴムツール・ポリゴンツール・歯車ツール・ボックスツール・サークルツール・平面ツール・チェーンツール
- アタッチメント作成系
- バネツール・固定ツール・回転軸ツール・スラスターツール・レーザーポインタツール・トレーサーツール
- 機能
- CSG・速度の変更・引力・屈折率・キラー/不死のオブジェクト・図形の切断・液状化・スクリプト
これらのツール・機能を用いることで、多様なシーンを作成することができる。
アルゴドゥでは図形・アタッチメントなどに対して下記のパラメータを設定することができる。
- 図形に関して
- 密度(質量)・摩擦係数・反発係数・屈折率・引力衝突のレイヤー・コントローラの加速度・削除/鏡映のキー・テクスチャ(ユーザーは図形上に画像を配置できる)・色および透明度
- レーザーポインタに関して
- レーザー光の速さ・色・届く距離
- 回転軸やモーターに関して
- 色・回転速度・回転の強さ・衝撃耐性・操作するキー
- バネについて
- バネ定数・減衰定数・自然長
- トレーサーについて
- 軌跡の色と太さ・軌跡が消えるまでの時間
- その他
- 重力加速度・空気の粘性抵抗係数・空気の慣性抵抗係数
これらのパラメータを自由に設定できるため、多様なシミュレーション結果を得ることができる。
ユーザーが作成したシーン
[編集]ユーザーは公式のシーン共有サイトAlgoboxでシーンを共有することが可能である。2016年11月現在、100,000件以上のシーンデータが公開されている[5]。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- ^ Claude Lacoursière's PhD Thesis 2007, Dept. Computing Science, Umeå University, Sweden
- ^ Phun日本語解説サイト - Phun.jp - 2013年6月2日閲覧
- ^ Download - Algodoo - 2013年6月2日閲覧
- ^ Download - algodoo_lessons.pdf - Algodooソフトに付属しているマニュアル - 2013年6月2日閲覧
- ^ What is it - Algobox -2013年6月2日閲覧