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CyberZ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社CyberZ
CyberZ, Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
150-6121
東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号
渋谷スクランブルスクエア 23階
北緯35度39分29.8秒 東経139度41分55.秒 / 北緯35.658278度 東経139.69861度 / 35.658278; 139.69861座標: 北緯35度39分29.8秒 東経139度41分55.秒 / 北緯35.658278度 東経139.69861度 / 35.658278; 139.69861
設立 2009年4月1日
業種 情報・通信業
法人番号 2011001060187 ウィキデータを編集
事業内容 インターネットメディア事業
インターネット広告代理事業
代表者 山内隆裕代表取締役社長CEO)
資本金 4,000万円
純利益 2億4300万円
(2023年9月期)[1]
総資産 46億1600万円
(2023年9月期)[1]
決算期 9月30日
主要株主 株式会社サイバーエージェント 100%
主要子会社 子会社・関連会社の項目を参照
外部リンク https://cyber-z.co.jp/
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株式会社CyberZ(サイバーゼット[2]: CyberZ, Inc.)は、スマートフォンのインターネット広告代理店事業を主とする企業である。本社は東京都渋谷区に所在。サイバーエージェントの100%出資子会社。代表取締役は山内隆裕

概要

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スマートフォン向け広告事業の「F.O.X」や、プレイ動画共有サービス「OPENREC.tv」などを主な事業としている。SUPERLIVE by OPENRECは、サブスクリプションモデル(月額課金制)、Pay Per Viewモデル(有料チャンネル)、エール(投げ銭)等が対応している。特徴は、フルHDの高画質&超低遅延(最速0.810秒)で、解像度1920x1080p & 最大フレームレート60fpsの配信ができる。月間利用者数は300万人、会員数も400万人を越え、将来的には1000万人を目指している。MAU400万人(2021年6月時点)が利用する国内最大級のライブ配信プラットフォームとしている。

インターネットテレビAbemaTVのAbemaウルトラゲームスチャンネルが2018年1月22日に立ち上がったことにより同チャンネルの番組制作も開始[3]。OPENRECの一部番組、主催イベント「RAGE」の過去配信も提供している。

株式会社サイバーエージェントが提供する、ライブ配信プラットフォーム「FRESH LIVE(無料配信チャンネル)」とサービスを統合した。

配信スタジオ

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2015年4月、社内にゲーム実況専用スタジオ・OPENREC STUDIOを設営[4]。当初はテーマ別個人用3スタジオとソファを備えたメインスタジオ、1つのコントロールルームを設置し、OPENRECのライブ配信に対応。約1,200平米、天井高5mの広さを有している。

2016年11月に最大12名の対戦が可能な競技用ブース、実況・解説専用ブース、発表会エリアをあらたに設置[5]

2018年2月にウルトラゲームスチャンネル開始に合わせスタジオをリニューアル。スタジオごとに副調整室が設けられ[6]、最大7番組の同時配信が可能でNewTek社のマルチチャンネル HD/SD映像リプレイ・スロー再生システム、3PLAYを設置。

2020年6月、新サービス「SUPERLIVE by OPENREC」リリースに伴い一部スタジオを改装、音楽ライブ専用機材を追加。

制作メディア

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RAGE

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エイベックス・エンタテインメント株式会社と共同開催するeスポーツ大会。中継番組も製作。大会視聴数は700万を越えている。

OPENREC.tv

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ライブ動画プラットフォーム。2014年9月スマホゲームに特化したプレイ動画共有サービス「OPENREC」として開始[7]。2015年9月東京ゲームショウ2015の「OPENREC by CyberZ」ブースからライブ配信を開始[8]。2017年から配信者への広告収益分配機能、有料アイテムによるエール機能(投げ銭システム)を実装。

2019年1月、サイバーエージェントが運営している「FRESH LIVE(無料版)」を統合[9]。FRESH LIVEの実質的な後継サービスとして、ゲーム配信に捉われないライブ動画プラットフォームとなる。

2022年12月28日、事業継承された新会社「株式会社OPENREC」を設立し、運営を移管。

SUPERLIVE by OPENREC

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2020年6月、アーティストのライブ活動をサポートする機能としてリリース。OPENRECの各種機能のほか、ペイパービュー機能が使用可能。

ウルトラゲームス

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AbemaTV・ウルトラゲームスのロゴ

2018年1月21日、AbemaTVの新チャンネルとして開設[10]。チャンネルのプロデュース、ほぼすべての番組制作を担った[3]。この時点での他社制作ゲーム番組の多くが商品販促プロモーションによる番組だったこと。このため買い付けて配信という形式が困難であり、制作体制を整えるため、当初2017年10月開設予定だった開局日も大きくずれ込んだという[3]。前述したRAVE過去大会の実況中継番組、OPENRECオリジナル番組の一部も配信した。2019年3月31日、AbemaSPECIALチャンネルとの統合により終了[11]

おもな制作番組

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グループ企業

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CYBER E

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2018年12月1日設立[12]。eスポーツイベントの企画運営。eスポーツを活用したブランディング、販売促進活動。

CyberV

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2018年5月14日設立[13]。バーチャルキャラクターの製作、VRイベントの製作、VRシステムの企画・開発。2020年6月30日解散[14]

eStream

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2017年8月9日設立。オリジナルグッズ(フィギュア等)の開発販売。eスポーツ選手のタレントマネジメント事業。

PLAYHERA JAPAN

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2019年11月設立。eスポーツコミュニティ&大会プラットフォーム「PLAYHERA」の企画・運営。

出典

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  1. ^ a b 株式会社CyberZ 第15期決算公告
  2. ^ アドネットワークのトップシェアを誇る『CyberZ』がアドテック東京に出展 / 海外でも評価される強みとは”. ロケットニュース24 (2012年10月31日). 2018年1月19日閲覧。
  3. ^ a b c ほぼオリジナル番組で編成--AbemaTV新チャンネル「ウルトラゲームス」の狙い”. CNET Japan (2018年10月28日). 2018年1月19日閲覧。
  4. ^ CyberZ、国内初ゲーム実況専用の「OPENREC STUDIO」を開設”. PR TIMES. 2021年12月17日閲覧。
  5. ^ CyberZ、OPENREC STUDIOをリニューアル、ゲーム対戦メインのe-Sports動画配信を強化 ~最大12名の対戦が可能な競技用ブース、実況・解説ブースをあらたに設置”. CyberZ|スマートフォン広告マーケティング事業 (2016年11月11日). 2018年3月9日閲覧。
  6. ^ e-Sportsスタジオ「OPENREC STUDIO」がリニューアルオープン”. 4Gamer.net (2018年2月16日). 2018年3月9日閲覧。
  7. ^ CyberZ、スマホゲームプレイ動画共有サービス「OPENREC」を提供開始。国内初となるゲーム動画視聴ユーザーのDL数やLTV計測なども実現 | gamebiz”. gamebiz【ゲームビズ】. 2021年12月17日閲覧。
  8. ^ iOS/Android「フィンガーナイツ」が東京ゲームショウ2015の「OPENREC by CyberZ」ブースにてプレイアブル出展|ゲーム情報サイト Gamer”. www.gamer.ne.jp. 2021年12月17日閲覧。
  9. ^ 株式会社インプレス (2019年1月24日). “ゲーム動画配信「OPENREC.tv」強化へ。FRESH LIVE無料版と統合”. AV Watch. 2020年6月18日閲覧。
  10. ^ AbemaTVがゲーム専用チャンネル「ウルトラゲームス」開設に向け、特別番組と新レギュラー番組を発表!”. Appliv Games (2018年1月11日). 2020年6月18日閲覧。
  11. ^ 【お知らせ】ゲーム専門チャンネル「ウルトラゲームス」の統合について”. ABEMAヘルプ. 2020年6月18日閲覧。
  12. ^ eスポーツイベント制作・運営・企画|CyberE”. eスポーツイベント制作・運営・企画|CyberE. 2020年6月18日閲覧。
  13. ^ CyberV|COMPANY”. CyberV. 2020年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月16日閲覧。
  14. ^ 官報 令和2年7月6日付 号外第140号47頁。

外部リンク

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