ARIA (暗号)
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一般 | |
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設計者 | 韓国国家保安技術研究所 |
初版発行日 | 2003年 |
派生元 | AES |
認証 | 韓国知識経済部技術標準院 |
暗号詳細 | |
鍵長 | 128, 192または256ビット |
ブロック長 | 128ビット |
構造 | SPN構造 |
ラウンド数 | 12,14または16 |
最良の暗号解読法 | |
Meet-in-the-middle attack on 8 rounds with data complexity 256 |
ARIAは2003年に韓国の国家保安技術研究所により開発され、2004年に韓国知識経済部技術標準院 (KATS) にて標準暗号として選定されたブロック暗号である。
アルゴリズムはAESを元にしたSPN構造を利用しており、入出力はAESと同様にブロック長128ビット、鍵長が128ビット、192ビット、あるいは256ビットである。ラウンド数は鍵長により各々12段、14段、16段である。ARIAは2つの8x8ビットSボックスをもち、交互のラウンドでそれを逆にする。また、そのうち一つはAESのSボックスである。
鍵スケジュールは鍵を、1/πの2進展開を"Nothing up my sleeve number"のソースとした3ラウンドの256ビットFeistel構造にて生成する。
標準化
[編集]- 韓国知識経済部技術標準院
- KS X 1213:2004
- IETF
引用
[編集]- A. Biryukov, C. De Cannière, J. Lano, B. Preneel, S. B. Örs (January 7, 2004) (PostScript). Security and Performance Analysis of ARIA. Version 1.2—Final Report. ルーヴェン・カトリック大学 March 2, 2007閲覧。.
- Wenling Wu, Wentao Zhang, and Dengguo Feng (2006) (PDF). Impossible Differential Cryptanalysis of ARIA and Camellia January 19, 2007閲覧。.
- Xuehai Tang, Bing Sun, Ruilin Li, Chao Li (March 30, 2010) (PDF). A Meet-in-the-Middle Attack on ARIA April 24, 2010閲覧。.