アジア プロ野球チャンピオンシップ
今シーズンの大会: 2023 アジア プロ野球チャンピオンシップ | |
競技 | 野球 |
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開始年 | 2017年 |
主催 |
日本野球機構(NPB) 韓国野球委員会(KBO) 中華職業棒球大聯盟(CPBL) オーストラリア野球連盟(BA) |
チーム数 | 4チーム |
前回優勝 | 日本 |
最多優勝 | 日本(2回) |
アジア プロ野球チャンピオンシップ(アジアプロやきゅうチャンピオンシップ、英: Asia Professional Baseball Championship、APBC)は、日本野球機構(NPB)、韓国野球委員会(KBO)、中華職業棒球大聯盟(CPBL)、オーストラリア野球連盟(BA)が主催する、アジア地域における若手選手の育成を目的とした野球の国別代表の国際大会である。日本、韓国、チャイニーズタイペイ(台湾)の対抗戦として開始され、第2回よりオーストラリアが参加して4か国対抗戦となる[1]。
経緯
[編集]- 1月23日 - 同大会発足を発表し、第1回大会は2017年11月16日から19日にかけて東京ドームで行われる[2]。4年後の2021年に第2回大会を実施予定[2]。将来的にはアジア諸国によるアジアチャンピオンシップへの発展を目指した第一歩と位置づけられそうだとしている[3]。
- 12月14日 - CPBLは、新型コロナウイルス感染症の影響により中断していた本大会について、2023年11月に第2回大会を東京で開催する予定だと明らかにした[4][5]。
- 12月16日 - 第2回大会の開催を正式に発表。オーストラリアを加えた4か国の対抗戦になる[6]。
試合形式
[編集]3か国総当たりで予選を実施し、その1位と2位で決勝を戦う[7]。優勝賞金は2000万円、準優勝は500万円[7]。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)公認試合として開催され、WBSC国際使用球を使用し、DH制、タイブレークあり[8]。
第2回は4カ国での総当たりによる予選となり、その3位と4位のチームによる3位決定戦も行われることとなった。
参加資格
[編集]歴代大会結果
[編集]回 | 開催期間 | 開催地 | 出場 | メダリスト | 4位 | ||
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優勝 | 準優勝 | 3位 | |||||
1 | 2017年11月16日 - 11月19日 | 東京 |
3 | 日本 | 韓国 | チャイニーズタイペイ | なし |
2 | 2023年11月16日 - 11月19日 | 東京 |
4 | 日本 | 韓国 | チャイニーズタイペイ | オーストラリア |
その他
[編集]世界野球ソフトボール連盟(WBSC)公認大会であるが、2017年時点でWBSC世界ランキングのポイント対象外となっている[9]。
2023年時点で本大会はすべて日本で開催されているが、日本プロ野球においては通常行われない内野席内ステージでのチアリーダーによるパフォーマンスや、韓国・チャイニーズタイペイ代表については各国内リーグにおいて行われているスピーカーを用いた応援曲の再生や、マイクパフォーマンスを伴う応援も実施されている[10][11]。オーストラリア代表は組織的な応援団を持たなかったが、X(旧Twitter)にてオーストラリア野球協会の公式アカウントが日本語で応援者の募集と応援方法のリクエストを行うと、球場で観戦していた日本人ファンがこれに協力し、オーストラリア代表の選手を応援する即席応援団「カンガルークラブ」が結成された[12]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 第2回大会のみ
出典
[編集]- ^ “NPB 第2回アジアプロ野球チャンピオンシップ開催を発表 来年11月 若手育成目的の国際大会/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2022年12月16日閲覧。
- ^ a b c d “「アジア プロ野球チャンピオンシップ2017」が11月に開催決定 ジャパン ニュース 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト”. NPBエンタープライズ (2017年1月23日). 2017年1月24日閲覧。
- ^ “侍ジャパン 韓国、台湾と11月3カ国対抗戦 来週にも正式発表へ― スポニチ Sponichi Annex 野球”. スポーツニッポン (2017年1月19日). 2017年1月24日閲覧。
- ^ “亞冠賽、冬盟賽事明年復辦 陳金鋒擔任亞冠賽總教練” (中国語). TSNA. (2022年12月14日) 2022年12月14日閲覧。
- ^ “来季6年ぶりにアジアプロ野球チャンピオンシップが復活”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2022年12月14日) 2022年12月14日閲覧。
- ^ “第2回アジアプロ野球チャンピオンシップの開催について”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2022年12月16日). 2022年12月16日閲覧。
- ^ a b “「U-24」+「OA3枠」で新大会 日本、韓国、台湾が参加、優勝賞金2000万円 Full-count フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―”. フルカウント (2017年1月23日). 2017年1月24日閲覧。
- ^ “大会概要”. 日本野球機構. 2022年12月14日閲覧。
- ^ “New WBSC-sanctioned Asia Professional Baseball Championship to open next week at Tokyo Dome” (英語). World Baseball Softball Confederation (2017年11月8日). 2023年10月30日閲覧。
- ^ 豊浦彰太郎 (2017年11月20日). “侍ジャパンのブランド、犠打偏重、チアリーダー、台湾の三冠王、アジア選手権雑感”. yahoo!ニュース 2023年10月30日閲覧。
- ^ “チケット”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 2023年10月30日閲覧。
- ^ “日本の“友情応援”に「100万回のありがとう」 仕掛け人の豪州SNS担当がファンに伝えたい謝意”. THE ANSWER スポーツ文化・育成&総合ニュース・コラム (2023年11月20日). 2024年8月29日閲覧。