KANAMEL
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(AOI TYO Holdingsから転送)
本社が入居する天王洲セントラルタワー | |
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒140-8663 東京都品川区東品川2丁目2番24号 天王洲セントラルタワー13F 北緯35度37分21.3秒 東経139度44分55.8秒 / 北緯35.622583度 東経139.748833度座標: 北緯35度37分21.3秒 東経139度44分55.8秒 / 北緯35.622583度 東経139.748833度 |
設立 | 2017年1月4日(AOI TYO Holdings株式会社) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 2010001217607 |
事業内容 | クリエイティブを起点にコミュニケーションプランの企画や具現化及びコンサルティング事業等を展開するグループ会社の経営管理、ガバナンス強化推進等 |
代表者 |
|
資本金 |
50億円 (2020年12月31日現在)[2] |
発行済株式総数 |
2456万6447株 (2020年12月31日現在)[2] |
売上高 |
連結: 510億8754万4000円 単独: 34億6100万0000円 (2020年12月期)[2] |
営業利益 |
連結: △7億2720万6000円 単独: 8億0020万1000円 (2020年12月期)[2] |
経常利益 |
連結: △11億4927万4000円 単独: 7億9042万1000円 (2020年12月期)[2] |
純利益 |
連結: △25億6939万8000円 単独: 5億0135万0000円 (2020年12月期)[2] |
純資産 |
連結: 202億3141万5000円 単独: 220億9188万2000円 (2020年12月31日現在)[2] |
総資産 |
連結: 486億8251万5000円 単独: 356億0727万8000円 (2020年12月31日現在)[2] |
従業員数 |
連結: 1,727人 単独: 159人 (2020年12月31日現在)[2] |
決算期 | 12月31日 |
会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ[2] |
主要株主 |
スタジオ・クルーズ 100% (2021年9月30日現在)[3] |
主要子会社 | 「#グループ会社」参照 |
関係する人物 | 「#役員」参照 |
外部リンク |
kanamel-inc |
KANAMEL株式会社(カナメル、英: KANAMEL Inc.[4])は、広告制作プロダクション大手のAOI Pro.やTYOなどを傘下に持つ日本の持株会社。スタジオ・クルーズ株式会社の完全子会社。日本経済団体連合会会員。
概要
[編集]持株会社の設立
[編集]2016年7月、共にテレビCM制作業界大手のAOI Pro.とティー・ワイ・オー(TYO)は、共同株式移転方式を採用した経営統合を実施することで合意。
2017年1月に共同持株会社として「AOI TYO Holdings株式会社(英: AOI TYO Holdings Inc.)」設立。中長期的な戦略立案や経営資源の配分は当社を通じて行うとしているが、コア事業のテレビCM制作などでは、両子会社の営業上の独自性・独立性を尊重・維持し、両ブランドの競合関係は従来通り維持するとしている[5]。
グループの再編
[編集]2020年8月24日に策定した、2021年度から2025年度の5年間を対象とするグループ中期経営計画[6]に則り、事業構成を従来の広告映像制作を中心としたものから、「コンテンツプロデュース事業」[注釈 1]、「コミュニケーションデザイン事業」[注釈 2]の2事業体制へ転換することにより、各事業における取り組みの明確化を図る[7]。
- コンテンツプロデュース事業
- ポストプロダクション事業を行う子会社を1社に集約する。
- コミュニケーションデザイン事業
- ソリューション提供を手掛ける子会社と、PR・イベントなどを手掛ける子会社を1社に集約する。
沿革
[編集]- 2017年
- 1月4日 - AOI Pro.及びティー・ワイ・オーの経営統合に伴い、共同株式移転により共同持株会社として「AOI TYO Holdings株式会社」を設立し両社を完全子会社化[5][8][9]。東京証券取引所第一部に上場。取締役会の任意諮問機関として「指名・報酬委員会」を設置[10]。
- 10月25日 - 連結子会社のAOI Pro. ASIA PTE. LTD.(シンガポール)が、ベトナムの大手テレビCM製作会社VIEWFINDER MEDIA JOINT STOCK COMPANYを、同社持株会社も含め株式を取得し子会社化[11][12]。
- 11月30日 - ティー・ワイ・オーが、同社子会社のTYO アニメーションズ[注釈 6]及びリアル・ティの全株式をメモリーテック・グループに譲渡し、連結対象から除外[13]。
- 12月31日 - AOI Pro.が、同社子会社のビジネス・アーキテクツの株式の一部を同社代表取締役社長の大日健(当時)に譲渡し連結対象から除外[14]。
- 2018年
- 1月1日 - 連結子会社のメディア・ガーデンが、会社分割により同じく連結子会社のTYOテクニカルランチから照明機材のレンタル部門「SOL」の事業を譲受[15]。
- 2月1日 - AOI Pro.が、アルティテュード・インキュベーションとの合弁会社として、SOOTH株式会社を設立[16]。
- 3月20日 - AOI Pro. ASIA PTE. LTD.が、マレーシア大手テレビCM制作会社RESERVE TANK SDN. BHD.の株式を取得し子会社化[17]。
- 4月18日 - AOI Pro.が、同社ベトナム子会社のAOI Systems Vietnam Co., Ltd.の全出資持分をrakumoに譲渡し、連結対象から除外[18]。
- 2019年
- 2020年
- 2021年
- 1月4日 - グループ再編を実施(詳細は「グループの再編」を参照)。
- 7月12日 - カーライル・グループ傘下のスタジオ・クルーズ株式会社が、マネジメント・バイアウトの一環として株式公開買付けを実施し、議決権所有割合ベースで83.01%の株式を取得[23]。
- 9月28日 - 東京証券取引所上場廃止[24]。
- 9月30日 - 株式併合により株主がスタジオ・クルーズ株式会社のみとなる[3]。
- 2022年5月9日 - フィールドマネージメントがAOI TYO Holdingsに参画[25]。
- 2023年1月1日 - フィールドマネージメントとxpdのブランドを統合し、「株式会社FIELD MANAGEMENT STRATEGY(旧:フィールドマネージメント)」と「株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND(旧:xpd)」の2社へ名称を変更[26]。
- 2024年4月1日 - 「KANAMEL株式会社」へ社名変更[27]。
グループ会社
[編集]コンテンツプロデュース事業
[編集]- 株式会社AOI Pro.
- 株式会社TYO
- 株式会社TREE Digital Studio
- 株式会社シースリーフィルム
- 株式会社ティー・ケー・オー
- タグピク株式会社
- Directors Think Tank Sdn. Bhd.
- Over The Moon
- VIEWFINDER MEDIA JOINT STOCK COMPANY
- Ampersand Inc.
コミュニケーションデザイン事業
[編集]- 株式会社FIELD MANAGEMENT STRATEGY
- 株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND
- 株式会社ケー・アンド・エル
- 株式会社祭
- Rabbit’s Tale Co., Ltd. (Rabbit Digital Group Co., Ltd.
- 株式会社フィールドマネージメント・ヒューマンリソース
役員
[編集]2023年8月現在[28]。
- 代表取締役
-
- 中江康人(グループCEO)
- 上窪弘晃(グループCOO)
- 取締役
-
- 譲原理(グループCFO)
- 富岡隆臣(非常勤)
- 鷹野志穂(非常勤)
- 小倉淳平(非常勤・監査等委員)
- 鈴木雄一朗(非常勤・監査等委員)
- 由良匠(非常勤・監査等委員)
- 執行役員
-
- 潮田一
- 早船浩
- 足立晋一
- 中村健太郎
- 安田浩之
- 松尾一平
- 和田こいそ
- 川森貴樹
- 吉田恵子
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 役員一覧 - AOI TYO Holdings株式会社
- ^ a b c d e f g h i j AOI TYO Holdings株式会社『第4期(2020年1月1日 - 2020年12月31日)有価証券報告書』(レポート)、2021年3月25日。
- ^ a b “株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更の承認決議に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings (2021年9月7日). 2021年10月3日閲覧。
- ^ AOI TYO Holdings株式会社 定款 第1章第1条
- ^ a b 株式会社ティー・ワイ・オーと株式会社AOI Pro.との共同持株会社設立(株式移転)による経営統合に関する基本合意書の締結について. ティー・ワイ・オー, AOI Pro.(二社連名). (2016年7月11日)2017年1月5日閲覧.
- ^ 中期経営計画の策定に関するお知らせ. AOI TYO Holdings. (2020年8月24日)2020年10月1日閲覧.
- ^ “連結子会社の再編(会社分割及び吸収合併)及び商号変更に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2020年11月1日閲覧。
- ^ 株式会社ティー・ワイ・オーと株式会社AOI Pro.との統合契約書の締結及び株式移転計画書の作成について. ティー・ワイ・オー, AOI Pro.(二社連名). (2016年7月29日)2017年1月5日閲覧
- ^ 「AOI TYO Holdings 株式会社」の設立及び人事に関するお知らせ. AOI TYO Holdings. (2017年1月4日)2017年2月1日閲覧.
- ^ “指名・報酬委員会の設置に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2017年2月1日閲覧。
- ^ “当社連結子会社による海外会社(ベトナム)の株式取得に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2017年11月1日閲覧。
- ^ “AOI TYO Holdings、ベトナムの大手TVCM制作会社を傘下にもつVF INVESTMENT社の株式取得”. M&A TIMES. (2017年10月25日) 2017年11月1日閲覧。
- ^ “連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2017年12月1日閲覧。
- ^ “連結子会社の異動(株式譲渡)及び特別損失の計上見込みに関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2018年1月6日閲覧。
- ^ “当社連結子会社による事業譲受に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2017年12月1日閲覧。
- ^ “合弁会社(子会社)の設立に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2018年2月5日閲覧。
- ^ “子会社の異動を伴う株式取得に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2018年4月1日閲覧。
- ^ “連結子会社の異動(持分譲渡)に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2018年4月22日閲覧。
- ^ “連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2019年4月3日閲覧。
- ^ 当社連結子会社によるマレーシアの広告会社との合弁。株式取得に関するお知らせ. AOI TYO Holdings. (2019年5月15日)2019年5月22日閲覧. 注:ケー・アンド・エルの添付資料も含む.
- ^ “連結子会社間の合併に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2020年1月7日閲覧。
- ^ “代表取締役の異動及び当社グループの役員体制に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2020年3月1日閲覧。
- ^ “スタジオ・クルーズ株式会社による当社株券等に対する公開買付けの結果並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2021年7月17日閲覧。
- ^ “当社株式の上場廃止のお知らせ”. 2021年10月2日閲覧。
- ^ “AOI TYO グループにフィールドマネージメントが参画。当社取締役にフィールドマネージメント代表の並木氏が就任”. AOI TYO Holdings. (2022年5月9日) 2023年8月29日閲覧。
- ^ “〜ブランド統合による新生FIELD MANAGEMENTが誕生〜 「FIELD MANAGEMENT STRATEGY」&「FIELD MANAGEMENT EXPAND」 2023年1月1日より始動”. FIELD MANAGEMENT STRATEGY / EXPAND. (2022年10月6日) 2023年8月29日閲覧。
- ^ 「AOI TYO Holdings株式会社、2024年4月1日よりKANAMEL株式会社へ社名変更。~企業と社会をクリエイティブする、構想・発想・実⾏のすべてを担い、⼤きな創造を実現していく~」『』KANAMEL、2024年4月1日。2024年12月17日閲覧。
- ^ “役員一覧”. AOI TYO Holdings. 2023年8月22日閲覧。