AIR-G’洞爺中継局
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AIR-G’洞爺中継局(エアージーとうやちゅうけいきょく)は、北海道虻田郡洞爺湖町花和の旧虻田町域にあるエフエム北海道(AIR-G')の中継局である。ここでは2015年9月1日に開局したNHK室蘭放送局のFM放送中継局についても記述する[1][2]。
概要
[編集]- AiR-G'洞爺中継局
後志管内や洞爺湖畔地域などでの難聴地域を解消することと、有珠山噴火時の情報提供を行うことを目的に、2001年11月15日に開局した。エフエム北海道にとって、町村部で唯一の中継局であり、他放送局との相乗りがない中継局でもある。ただ、局舎と鉄塔は元々、北海道テレメッセージの洞爺無線基地局(ポケットベル用の基地局)として1997年に完成したものであり[要出典]、2000年の会社清算・基地局が廃局となるまで使用していた。その廃局となった基地局施設をエフエム北海道に譲渡[要出典]する形で設備を改修し、送信機・受信アンテナ・送信アンテナを追加して設置された。
- NHK室蘭放送局洞爺FM中継局
本来この地域は室蘭送信所の電波を受信できる地域だが、洞爺湖畔地域では受信状況が悪化する場合があるため、2014年11月になって開局する計画が持ち上がり、2015年8月12日に本免許交付[3]、同年9月1日に開局した[1][2]。
中継局概要
[編集]周波数 (MHz) |
放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
偏波面 | 開局日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
81.6[2] | NHK 室蘭FM |
100W[2] | 160W[3] | 胆振・日高 | 約3,500世帯[2] | 不明 | 2015年 9月1日[2] |
86.5 | エフエム北海道 愛称「AIR-G’」 |
250W | 北海道 | 14,332世帯 | 水平偏波 | 2001年 11月15日 |
- 中継局置局住所は、AIR-G'洞爺中継局が虻田郡洞爺湖町字花和4番地30号(洞爺テレビ中継局(洞爺湖町旭浦)とは別の場所)、NHK洞爺FM中継局は未定。尚、NHK-FMとAIR-G'では電波の送信方向が若干異なる。
放送エリア
[編集]- NHK-FMの放送エリアは洞爺湖町、壮瞥町、豊浦町のほぼ全域。
- AIR-G'の放送エリアは洞爺湖町、壮瞥町、留寿都村のほぼ全域、倶知安町、ニセコ町、京極町、真狩村の一部地域。
- NORTH WAVEは設置されていない。
備考
[編集]- wi-radioは、近隣のザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパの屋上から20Wで送信している[4][5]。
脚注
[編集]- ^ a b 2014年11月に決定した、テレビジョンおよびラジオ・FM中継放送局の設置計画について(2015年6月18日閲覧)
- ^ a b c d e f 総務省|NHK洞爺FM放送局(中継局)に予備免許(2015年6月22日公表・25日閲覧)
- ^ a b 総務省電波利用ホームページ
- ^ 1市3町のコミュニティFM放送局「wi-radio(ワイラジオ)」
- ^ 1市3町CFM放送局【wi-radio】ワイラジオ 77.6MHz
外部リンク
[編集]- 洞爺及びニセコ地区におけるエフエム北海道のサービスエリア拡大 - 総務省北海道総合通信局平成13年度報道資料(2001年9月13日付け)
- サービスエリア図 - 上記リンクの別図
- 2014年11月に決定した、テレビジョン及びラジオ・FM中継放送局の設置計画について(2015年6月18日閲覧)