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AGS寒天培地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

AGS寒天培地(エージーエスかんてんばいち、Arginine Glycerin Salt Agar)とは、一般的に放線菌の選択培地として用いられる寒天培地の1つである。大部分の放線菌がこの培地を用いて分離できる。この培地で形成されるコロニーは、放射状で触れると硬いことが特徴である.

組成の1例(1L中)

L-アルギニン酸塩 1.0g
グリセリン 12.5g
リン酸水素二カリウム 1.0g
塩化ナトリウム 1.0g
硫酸マグネシウム七水和物(エプソム塩) 0.5g
三硫酸二鉄(Ⅱ)六水和物 0.01g
硫酸銅五水和物 0.001g
硫酸亜鉛七水化物 0.001g
硫酸マンガン四水和物 0.001g
寒天 15.0g
pH 7.0

関連項目

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