ボーイング777X
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ボーイング777X
Boeing 777X
ボーイング777X(Boeing 777X、ボーイング777エックス)は、アメリカ合衆国のボーイング社が開発中のボーイング777ファミリーの新シリーズである。
概要
[編集]777Xは777-8と777-9の2つの派生型がある。777Xは、ボーイング787の開発で得られた、新しいエンジン、新しい複合材翼、新しい技術を特色としている[3]。市場ではエアバスA350 XWBと競合する。
開発
[編集]777Xの提案
[編集]2011年9月、ボーイング社は暫定的に777-8Xおよび777-9Xと命名した777ファミリーの新型機(777Xと総称)に関する詳細を発表した[4]。777-9Xは777-300ERに比べて水平尾翼が拡大され、全長は7.0 ft (2.13 m)延長されて250 ft 11 in (76.5 m)となり、407人の乗客を収容する[5]。777-9Xの全長は、現在全長において世界最長の旅客機であるボーイング747-8の250 ft 2 in (76.3 m)を上回る。
翼幅は現在の212 ft 7 in (64.8 m)から234 ft (71.3 m)に拡大され、構造材として炭素繊維強化プラスチックを使用する予定である[4][6][7][8]。暫定値では、総重量は現在の775,000 lb (352,000 kg)に対して-9Xで約759,000 lb (344,000 kg)まで軽量化するとされていた[9]。ボーイング社はまた、777-200LRの後継となる超長距離型を検討しており、-9Xと燃料容量および総重量を同じくする設計概念として777-8LXの形式名を付与した。その航続距離は -200LRの9,395 nmi (10,812 mi; 17,400 km)に対して9,480 nmi (10,910 mi; 17,560 km)となる[9]。777-8LXの胴体長さは-8Xと同じ228.17 ft (69.5 m)とされた[4]。最初の777X派生型の就航は2019年を計画していた[10][11]。
2012年2月には、ゼネラル・エレクトリックが777XのエンジンとしてGE90の派生型としてわずかに小型のGE9Xを発表した。GE9XはGE90-115と同じ直径128インチ (330 cm)のファンを備え、推力は定格見直しにより-8X向けで88,000 lbf (390 kN)、-9Xおよび-8LX向けで99,500 lbf (443 kN)に下げられている[12][13][14]。また、ロールス・ロイスはRB3025のコンセプトを基にしたトレント1000およびトレント XWBを提案し、プラット・アンド・ホイットニーは推力100,000 lbf (440 kN)のPW1000Gを提案していた[4]。しかし、2013年3月にボーイングは777XのエンジンとしてGE9Xのみを選定した[15]。 その後、GEは777Xは推力不足ではないかという懸念に対応してGE9Xの仕様を見直し、推力を102,000 lbf (450 kN)、続いて105,000 lbf (470 kN)に増加させた[16]。ファン直径は新たに132 in (335 cm)となり、GEがこれまでに生産したエンジンの中で最大のファンを備えることになった[17][18][19]。2012年8月のシアトル・タイムズのレポートによると、ボーイング社は777Xの開発を遅らせているが、2019年までに就航させる計画であったという[20]。
選択可能なエンジンメーカーをGE1社に絞る決定は議論を呼んだ。エンジンメーカー間の競争が起きないことを嘆く航空会社もあり、エア・リース社の最高経営責任者(CEO)スティーブン・ウドバーヘイジーはエンジンメーカーを選択可能にするよう望むと述べている。エアバスは、民間航空機で複数機種のエンジンを選択可能にすると、購入価格が数百万ドル(数億円)単位で値上がりすることを指摘している。プラット・アンド・ホイットニー幹部は、ウォールストリートジャーナルに「エンジンはもはやコモディティではない。(中略)機体に合わせたエンジンの最適化がいっそう求められている。」と語っている[21]。
日本の製造分担割合
[編集]現行の777と同じ主要構造部位の約21%で[22]、川崎重工業のほか、三菱重工業、SUBARU、新明和工業、日本飛行機の5社が参画する[23]。
777Xプログラム
[編集]2013年5月、ボーイングの取締役会は、民間航空機部門が顧客に777Xを提供開始することを正式に承認した[24]。2013年9月18日、ルフトハンザ航空の監査役会は、747-400型機を置き換えるため、34機の777-9Xの発注を承認した。当時、ボーイング社は2013年後半に777Xシリーズの立ち上げを計画していると伝えられていた[25][26][27]。2013年10月、ボーイング社は、アメリカのチャールストン、ハンツビル、ロングビーチ、フィラデルフィア、セントルイスの施設だけでなく、ロシアのモスクワの施設でも777Xの設計作業を行うと発表した[28]。
2013年11月、2013年ドバイ航空ショーで、ボーイング社は正式に777Xをローンチした。また、総額950億ドルにのぼる合計259機の発注・予約を発表した[29][30]。ボーイングによれば、これは民間航空史上最大規模の受注であった[31]。ボーイング社は、2013年9月にルフトハンザ航空から受けた34機のコミットメントに加え、ドバイ航空ショーでエミレーツ航空から150機、エティハド航空から25機、カタール航空から50機の発注・予約を受けた[29][32][33]。
777Xプログラムは2モデルからなる。777-9Xは777-300ERよりも大型の胴体延長型であり、777-8Xは大きさこそ777-300ERに近いものの超長航続距離型になっている[32]。777Xの納入開始は2020年以降になるため、ボーイング社は777の既存モデルの効率的な生産ラインを維持し続けねばならないという課題に直面している[34]。
2013年12月、香港のキャセイパシフィック航空は21機の777-9Xを発注し、2021年から2024年の受領を予定している[35]。2014年4月にはボーイング777の累計販売台数が747を上回り、ベストセラーのワイドボディ旅客機となった[36]。2014年7月、エミレーツ航空が777-9X 115機と777-8X 35機の計150機を確定発注した[37]。2014年7月16日にはカタール航空が50機の購入権付きで50機を確定発注し、2014年7月31日には日本の全日本空輸が777-9X 20機を確定発注した[38]。
2014年12月、ボーイング社は777Xの部品を生産するためセントルイスに総容積367,000-平方フート (34,100 m2)の新しい複合材工場の建設を開始した。完成は2016年で、約700名の新規雇用が生まれる予定である。工場にはオートクレーブを6基備え、2017年から主翼および尾翼部材の生産を開始する予定である[39][40]。
2015年のドバイ航空ショーで、ボーイング社は正式にボーイング777-8および777-9のような派生型にも言及し、個々の派生型の名前から'X'サフィックスを落としたが、新シリーズはまだボーイング777Xとして販売されている[41]。
2019年には、エンジン開発の遅れにより2020年から2021年への納入延期を発表[42]。さらに同年9月8日に静負荷試験機で高圧負荷試験中に貨物ドアが吹き飛ぶトラブルが起きたことが報じられた[43]。結果初飛行は二度延期されることとなったが、2020年には新型コロナウイルス感染症の影響により生産体制を見直したことで、納入をさらに2022年に延期することが発表された[44]。
2022年4月、ボーイング社は第一四半期の業績発表の中で、777-9初号機の納入を2025年に再度延期することを発表。型式証明の取得にさらに時間が必要と見込まれるためとしている[45]。
2024年10月、777Xプログラムは、開発で直面した課題、飛行試験の一時停止、継続的な作業停止により、ボーイング777-9型機初号機の引き渡しを2026年に再度延期することを発表した。[46]
設計
[編集]設計計画によれば、ボーイング787で導入されたキャビン設計が777Xにも取り入れられる。例として、従来の民間航空機よりも大きな窓、6,000フィート (1,800 m)相当の高いキャビン与圧、高い天井、高い機内湿度などが挙げられる[47]。これらの改善点を盛り込みつつキャビン幅を拡大するため、従来型777の機体設計に対して構造が変更されている[47]。
777Xでは翼幅は71.76 mとなるが、空港では従来型777と同クラスのサイズに収めるため、民間機では初めての試みとなる折り畳み式主翼を採用しており[48]、折り畳んだ状態では64.82 mとなる。ただし、主翼を完全に折り畳むのではなく、翼端部を垂直に立ち上げるようになっている。また、折りたたみ部展開時の固定については、主翼と折りたたみ部にそれぞれ穴が開いていて展開時同一面になったとき、それぞれの穴にロック部品を通し貫くことで 固定していて、このロック部品が破断しない限り、意図しない折りたたみは起きない機構となっていて、折り畳みのタイミングは滑走路出入りのタイミングで作動するよう設計されている[49]。
派生型
[編集]777-8
[編集]777-8の全長は777-200ERと777-300ERの間で、3クラス構成で約350席となる。航続距離は9,300 nmi (17,200 km)以上で、-200LRの後継となる予定である。また、エアバスA350-1000と直接競合する[16][32][50]。客室幅は、内壁の薄型化と断熱材の改善により、777従来型の19 ft 3 in (5.87 m)から19 ft 7 in (5.97 m)に拡大している。これにより、10アブレストのエコノミークラスでも幅18.0 in (46 cm)の広い座席が実現可能となる[16][51]。
777-9
[編集]777-9は、2クラス構成で400-425席・3クラス構成で406席(同社の747-400の標準座席数・412席に肉薄)の胴体延長型である。航続距離は7,600 nmi (14,100 km)である[52]。座席数と胴体の全長の点で、就航時点における最大の双発旅客機、さらには(同機が開発されるまで世界最長の民間航空機であった同社の747-8の全長・76.3mをも上回る)全長が最長の旅客機であり、かつ双発エンジンで最大級の航空機となる。777-9は2017年に生産を開始し、2020年に就航する予定であった[32]。その後納期の延期を繰り返し、2022年5月現在の予定では、2025年とされている[45]。777-9の客室幅は-8と同じく19 ft 7 in (5.97 m)で広々とした客室を実現している[16][51]。
777-10X
[編集]ボーイングは、エアバスの超大型機A380に対抗するために、777-9の座席を4列伸ばして450人の乗客を収容することを提案している。同社は、777とA380の両方の最大の運航会社であるエミレーツ航空を含む複数の航空会社にアプローチしている[53]。 ボーイングは、顧客からの関心があれば胴体の延長が実現可能であることを確認している[54]。
BBJ 777X
[編集]2018年12月10日、ボーイングは、中東ビジネス航空協会ショーにおいて、ボーイングビジネスジェットの新たなバリエーションを発表。BBJ 777-8は航続距離11,645海里(21,570km)、キャビンは3,256平方フィート(302.5㎡)、BBJ 777-9は3,689平方フィート(342.7㎡)のキャビン、航続距離11,000海里(20,370km)を実現するとしている[55]。
777-8F
[編集]2019年6月、カタール航空はボーイングに対し、既存の777Fを置き換えるために、777Xベースの貨物機を開発するよう求めた[56]。ボーイング社は、貨物機の開発スケジュールを決定するための話し合いが進行中であることを認めた。 貨物機は777-8の機体をベースにすることが検討されている[57]。 2022年1月31日、ボーイングは777-8Xをベースとした貨物機の受注、開発決定を正式発表した。エンジンはGE9X、ローンチカスタマーはカタール航空。確定34機、オプション16機となり、そのうち確定20機は777Xから変更となっている。[58]2022年03月04日、エチオピア航空が5機発注した。[59]2022年7月11日、全日本空輸が発注済みの777-9のうち2機を777-8Fに変更することを発表した[60]。開発決定を表明してからちょうど1年後の2023年1月31日、ボーイング社は正式ローンチを発表した[61]。奇しくもこの日、ボーイング747(貨物型)の最終号機の引き渡しが完了した日でもあるが、同社はボーイング747-8Fの後継機としても位置付けている。納入開始は、2027年となる見通し。
受注状況
[編集]2023年2月現在。
日付 | 国 | 顧客 | 受注 | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
-8 | -9 |
F |
計 | ||||
2013年11月17日 | ルフトハンザドイツ航空 | 0 | 20 | 7 | 27[62][63] | ||
2013年11月17日 | エティハド航空 | 0 [注釈 1] | 6 [注釈 1] | 6[62][64] | [65] | ||
2013年12月20日 | キャセイパシフィック航空 | 0 | 21 | 21[62][66] | |||
2014年7月9日 | エミレーツ航空 | 35 | 115 | 115[62][67] | |||
2014年7月16日 | カタール航空 | 10 | 50 | 34 | 74 | ||
2014年7月31日 | 全日本空輸 | 0 | 18 | 2 [注釈 2] | 20[62] | ||
2015年6月4日 | 非公表の顧客 | 0 | 10 | 0 | 10[62] | ||
2017年2月9日 | シンガポール航空 | 0 | 31 | 0 | 31[69] | ||
2019年2月28日 | ブリティッシュ・エアウェイズ | 0 | 42 | 0 | 42[70] | ||
2022年3月4日 | エチオピア航空 | 0 | 0 | 5 | 5[71] | ||
2022年10月12日 | カーゴルックス航空 | 0 | 0 | 10 | 10[72] | ||
2022年11月10日 | シルクウェイウエスト航空 | 0 | 0 | 2 | 2[73] | ||
2023年2月14日 | エア・インディア | 0 | 10 | 0 | 10[74] | ||
合計 | 45 | 319 | 60 | 424[62] |
日本における動向
[編集]日本の航空会社では、2014年3月に全日本空輸(ANA)から777-9型機の受注を獲得[75][62]。なお、2024年5月時点では(貨物航空会社を除くと)全日本空輸が世界で唯一の「エアバスA350シリーズを発注せずに777Xのみを発注した航空会社」となっており、777Xの導入を予定する他社のほとんどで競合機であるA350シリーズとの併用がなされている。
全日本空輸では、経年の777-300ER型機に代わる国際線の新たなフラッグシップ機として18機の777-9型機を2025年度から[76]導入する見込みである。当初は20機の777-9型機を受領する見込みであったが、2022年に2機がANA Cargo用の777-8F型機に変更されている[60][77]。
一方、ライバル社の日本航空(JAL)は中・大型主力機の後継機種として欧州・エアバス社のエアバスA350シリーズを選択[78]。長胴型のエアバスA350-1000が既存の777-300ERに代わる国際線の次期フラッグシップ機材として採用[79]され、2024年1月に運航を開始した[80]。日本航空のフラッグシップ機材においては、世界最多機数を導入したボーイング747シリーズ、そして-300ER型を世界初導入するなど長らく活躍したボーイング777シリーズなど、古くからボーイング社の牙城が築かれていたものの、777XではA350との競争に敗北し、遂にエアバス社にフラッグシップ機材の座を奪われることとなった(加えて、JALではA350の導入に伴い777シリーズの退役を進める方針である)。また、777X受領遅延の煽りを受けたANAにとってもフラッグシップ機材の更新においてJALに遅れを取られた形となっている。
仕様
[編集]モデル | 777-8[32][50][81][82] | 777-9[32][50][81][82] | 777-8F[83] |
---|---|---|---|
コックピットクルー | 2 | 2 | |
座席数 | 350(3クラス構成) 384(2クラス構成)[84][85] |
406(3クラス構成)[86] 426(2クラス構成) [85] |
- |
全長 | 229 ft 0 in (69.8 m) | 251 ft 9 in (76.7 m)[87] | 232 ft 7 in(70.9m) |
翼幅 | 展開時:235 ft 5 in (71.8 m)[88] 折り畳み時:212 ft 8 in (64.8 m) | ||
後退角 | TBA | ||
テール高 | 64 ft 6 in (19.7 m)[89] | 64ft(19.5m)[83] | |
キャビン幅 | 19 ft 7 in (5.97 m)[16] | ||
シート幅 | 18 in (45.7 cm) (10アブレストのエコノミー席の場合)[51] |
- | |
胴体幅 | 20 ft 4 in (6.20 m) | ||
最大貨物積載量 | 40× LD3 | 48× LD3 | 合計 766.1 m3
上部デッキ 596.4 m3 31パレット 下部デッキ 152.8m3 13パレット + バルク 17m3 最大ペイロード 112.3 t |
最大空虚重量 | TBA | 362,000 lb (164,202 kg) |
TBA |
運用時空虚重量 | TBA | 415,000 lb (188,241 kg) |
TBA |
最大重量(燃料なし) | TBA | 527,000 lb (239,043 kg) |
TBA |
最大着陸重量 | TBA | 557,000 lb (252,651 kg) |
TBA |
最大離陸重量 | 775,000 lb (351,500 kg)[16] |
TBA | |
巡航速度 | TBA | ||
最大速度 | TBA | ||
最大航続距離 [84] |
8,730 nmi (16,170 km)[85] |
7,285 nmi (13,500 km)[85] |
4410 nmi
(8,167 km)[83] |
離陸距離 MTOW (海面レベル ISA) |
TBA | ||
最大燃料容量 | TBA | ||
実用上昇限度 | 43,100 ft(13,140 m) | TBA | |
エンジン(2基) | ゼネラル・エレクトリック GE9X | ||
推力(1基あたり) | 105,000 lbf(470 kN)[16] | TBA |
備考: 777Xのデータは計画段階のものである
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “777Xが初飛行 2度の延期経て離陸”. Aviaion Wire (January 26, 2020). January 26, 2020閲覧。
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関連機材
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737 | 737 クラシック | 737 NG | 737 MAX | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
747 (747-SP) | 747-400 | 747-8 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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777 | 777X | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
787 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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