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71-301

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
71-301
LM68M4
基本情報
製造所 十月電気車両修理工場ロシア語版
製造年 2016年 -
製造数 4両
投入先 サンクトペテルブルク市電
主要諸元
編成 1 - 2両編成
軌間 1,524 mm
電気方式 直流550 V
架空電車線方式
最高速度 75 km/h
車両定員 着席26人
最大177人
車両重量 22.0 t
全長 16,500 mm
全幅 2,532 mm
全高 3,317 mm
床面高さ 低床率40 %
車輪径 620 mm
固定軸距 1,800 mm
台車中心間距離 7,500 mm
主電動機 誘導電動機
主電動機出力 40 kw
出力 200 kw
制御方式 VVVFインバータ制御IGBT素子)
備考 主要数値は[1][2][3][4][5][6]に基づく。
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71-301は、ロシア連邦サンクトペテルブルクにに本社を置く十月電気車両修理工場ロシア語版(Октябрьский электровагоноремонтныйзавод、ОЭВРЗ)が開発した路面電車車両LM68M4(ЛМ68М4)とも呼ばれる[1][3][7]

概要

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1両での運用が可能なボギー車。運転台は片側のみに設置されているが、両側にプラットホームが存在する場合に備えて乗降扉は車体両側面に設置されており、背中合わせに繋いだ総括制御による連結運転にも対応する。車体中央部の両開き扉付近、全体の40 %はバリアフリーに適した低床構造で、乗降扉下部には収納式スロープが設置されている。外板や内装にはグラスファイバーが用いられており、設計には十月電気車両修理工場からの要請により「研究・生産協会 "RIST"」(НАУЧНО-ПРОИЗВОДСТВЕННОЕ ОБЪЕДИНЕНИЕ "РОСТ")も参加している[8]

2016年から2017年にかけて4両が製造され、サンクトペテルブルク市電で使用されている。これはトゥチコフ橋ロシア語版の修理により一部系統が運休し、折り返し用のループ線が使用出来なくなる事に備えた車両導入計画の一環で[注釈 1]、背中合わせに連結した両運転台の2両編成で使用されている[2][4][5]

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ 当初は車体の両側に乗降扉を有する71-623-02を導入する予定だったが、同形式では通過が難しい急曲線が存在していたため、71-301を含めた新形式の車両を導入する事が決定した。

出典

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  1. ^ a b Трамвай 71-301”. НАУЧНО-ПРОИЗВОДСТВЕННОЕ ОБЪЕДИНЕНИЕ "РОСТ", ООО. 2020年7月12日閲覧。
  2. ^ a b Roster Saint-Petersburg, 71-301”. Urban Electric Transit. 2020年7月12日閲覧。
  3. ^ a b "Трамвайный вагон 71-301 (ЛМ-68М4)". СПб ГУП "ГОРЭЛЕКТРОТРАНС" (PDF) (Report). ГОРЭЛЕКТРОТРАНС. 11 April 2017. pp. 4–5. 2020年7月12日閲覧
  4. ^ a b Трамвайное производство в Санкт-Петербурге: новый рубеж”. Горэлектротранс (2018年11月16日). 2020年7月12日閲覧。
  5. ^ a b c Журнал НП ОПЖТ «Техника железных дорог» №4 (36)”. НП "ОПЖТ" (2016年11月24日). 2020年7月12日閲覧。
  6. ^ Подвижной состав”. СПб ГУП "Горэлектротранс". 2021年10月1日閲覧。
  7. ^ ПК ТС готова вложить 2 млрд рублей в производство трамваев в Петербурге”. abnews.ru (2018年7月20日). 2020年7月12日閲覧。
  8. ^ Общественный и городской транспорт”. НАУЧНО-ПРОИЗВОДСТВЕННОЕ ОБЪЕДИНЕНИЕ "РОСТ", ООО. 2020年7月12日閲覧。
  9. ^ Трамвай ЛМ68М3”. НАУЧНО-ПРОИЗВОДСТВЕННОЕ ОБЪЕДИНЕНИЕ "РОСТ", ООО. 2020年7月12日閲覧。