2D格闘ツクール95
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ジャンル | 対戦格闘ゲーム製作ツール |
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対応機種 | PC |
開発元 | OUTBACK |
発売元 | アスキー |
メディア | CD-ROM |
発売日 | 1998年1月 |
必要環境 | Windows 95/98/98SE/2000/Me/XP/Vista |
『2D格闘ツクール95』(ツーディーかくとうツクールきゅうじゅうご)は、かつてアスキーから発売されていた対戦格闘ゲーム製作用ソフトウェア。ツクールシリーズの中の1本である。製作会社はOUTBACK。現在では生産・出荷を終了している。
特徴
[編集]当時の対戦格闘ゲーム流行の波に乗り発売された、かねてより「ツクラー」の間で要望の高まっていた対戦格闘ゲーム制作専用ソフトである。2001年12月に後継ソフト『2D格闘ツクール2nd.』が発売されるまで、同人・フリーゲーム作者の間で広く使われていた。
画面の解像度は320×240(RPGツクール2000などと同じ)と、当時他のツクールシリーズのソフトで主流だった640×480に比べ粗めのため、全画面表示時にドットの大きさが目立つことがある。また、『龍虎の拳』や『サムライスピリッツ』で演出として採用されていたような、戦う2体のキャラクターの間合いに応じて画面がズームイン・アウトする機能が搭載されている。
使用キャラクター選択のシーンでのレイアウトが決められている、グラフィックを半透明にできない、ゲームオーバー時のコンティニュー機能がないなど、いくつか仕様上の不都合が存在する。これらの内の多くは、後継の2D格闘ツクール2nd.で解消されることになる。
タイトルの「95」は、発売当時主流のOSだったWindows 95に由来するものと考えられる。実際、このOSには対応しているが、98以降のWindowsには公式には対応していない[1]。
作品
[編集]- ハイパーあんな - 漫画を原作とするサンプルゲーム
- WHITE WEAPON[2]
- Infunny - 第4回アスキーエンタテインメントソフトウェアコンテストアスキーツクール作品賞受賞作
METAL銃II ()[3][4] - 『指武利遊戯』を制作したゲームサークル裂斬による作品- マジュウェル - 同上
- ときどきメモリアルバウト - インターネットコンテストパーク金賞受賞作
- エクシード X-1 CLASH - 同上
- 少女魔法学園 - 大創産業から「ザ・ゲームシリーズ50」として発売
- 巫女一番
- ArmJoe
- BRAVE HEARTS
- 男祭
- あんなvsセンチメンタルファイター
- マッスルファイト
- 世界名作バトル
脚注
[編集]- ^ 一応、ソフトは動作する。
- ^ 本格派2D格闘ゲーム「WHITE WEAPON」v0.49がリリース 窓の杜 1999年12月8日
- ^ ベクターソフトニュース - METAL銃II ベクター 2000年10月18日
- ^ 【年末ゲーム】大掃除も年越しそばもおいといてゲーム!! ゲーム!! 窓の杜 2000年12月21日
外部リンク
[編集]- 2D格闘ツクール95 製品紹介(エンターブレインのサイト、ツクールweb内。)