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ブルノ - ハヴリーチクーフ・ブロド線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
250号線 (チェコ)から転送)
チェコ国鉄
路線番号250,251
路線総延長121 km
軌間1435 mm
電圧25000V交流
最大勾配 17 パーミル
最高速度140 km/h

ブルノ - ハヴリーチクーフ・ブロド線チェコ語: Železniční trať Brno – Havlíčkův Brod)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は250[1]。なお、チシノフ以東は、ブルジェツラフ - ブルノ線の頁にて扱う。

1885年にブルノ~チシノフ間がオーストリア国鉄により、1898年にジヂャール~ハヴリーチクーフ・ブロド間が帝立王立国有鉄道により開業した。全線開通したのは1953年で、チェコ国鉄によりチシノフ~ジヂャール間が開業した[2]。2024年3月から9月にかけて、ヴルコフ - クルジジャノフ間で運行を休止している[3]

運行形態[1]

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特急「リフリーク(R)」

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下記3系統が運行されている。

  • ヴィソチナ号: プラハ~ハヴリーチクーフ・ブロド~ブルノ本駅
    2時間に1本の運行。ハヴリーチクーフ・ブロド以西は230号線に直通する。なお、2017,8年度は、クルジジャノフを通過していた。2024年春・夏に限り、ブルノ - クルジジャノフ間で運行を休止している。
    過去の運行形態
    2016年以前は、現在とほぼ同じ運行形態であったが、クルジジャノフ、プルジビスラフを通過する列車が設定されていた。
    2017,18年度限り、原則クルジジャノフ通過となった。
    2019年度に限り、ブルノ - クラーロヴォ・ポレ間運休していた。
    2019年末より、全列車クルジジャノフ、プルジビスラフ通過となった。

普通

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区間毎に、下記3系統に分かれている。

  • コリーン - ハヴリーチクーフ・ブロド - ジヂャール・ナド・サーザヴォウ
    2時間に1本の運行だが、平日午前中は4時間間隔が空くこともある。ハヴリーチクーフ・ブロド以西は230号線に直通する。
    過去の運行形態
    2019年以前は、平日2時間に1本の運行であったが、休日の本数が少なく、土曜日は一日7.5往復、休日は一日6往復の運行であった。また、大部分は230号線に直通していなかった。ニージコフは大多数が通過していた。
    2019年末に、休日も2時間に1本に増発された。また、230号線に直通する様になった。
    2020年末に、半数以上がニージコフに停車する様になった。

  • ジヂャール・ナド・サーザヴォウ - クルジジャノフ
    2時間に1本の運行。チシノフ以東は251号線に直通する。
    2023年度以前は、下記のクルジジャノフ以東の列車と一体で、ジヂャール - ブルノ - ヴラノヴィツェ間の運行であった。
  • (クルジジャノフ - ) ヴルコフ - ブルノ - フストペチェ
    2時間に1本の運行。チシノフ以東は251号線に直通する。通常はクルジジャノフ発着であるが、2024年春・夏に限り、クルジジャノフ - ヴルコフ間で運行を休止している。
    2023年度以前は、上記のクルジジャノフ以西の列車と一体で、ジヂャール - ブルノ - ヴラノヴィツェ間の運行であった。

過去の運行種別

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  • 超特急「レイルジェット(railjet)」
    • ヴィンドボナ号: グラーツ - ウィーン - プラハ
    • ブルニェンスキー・ドラク号: ブルノ → プラハ
      合わせて、2時間に1本運行していた。ブルノ以東は251号線に、ブロド以西は230号線に直通していた。コリーンからブルノ・クラーロヴォ・ポレまでノンストップであった。
      2020年冬以前は260号線を経由していた[4]。2023年7月以降再び260号線経由に振り替えられた[5]
  • 超特急「ユーロシティ(EC)」
    • フンガリア号: ハンブルク - プラハ - ブダペスト
    • メトロポリタン号: プラハ - ブダペスト
    • メトロポリタンスロヴェンスカーストレラ号: プラハ - ブラチスラヴァ
      全て合わせて、2時間間隔で運行していた。フンガリア号は1往復のみが名乗っていた。ブルノ以東は251号線に、ブロド以西は230号線に直通していた。コリーンからブルノ・クラーロヴォ・ポレまでノンストップであった。
      2020年冬以前は260号線を経由していた。[4]。2023年7月以降再び260号線経由に振り替えられた[5]
  • 超特急「インターシティ(IC)」
    • メトロポル号: プラハ - ブダペスト
      一日1往復運行していた。ブルノ以東は251号線に、ブロド以西は230号線に直通していた。コリーンからブルノ・クラーロヴォ・ポレまでノンストップであった。
      2020年冬以前は260号線を経由していた。[4]。2023年7月以降再び260号線経由に振り替えられた[5]
  • 超特急「レギオジェット(RJ)」
    • ブラチスラヴァ/ウィーン - ブルノ - ブロド - プラハ
      2時間に1本運行していた。ブルノ以東は251号線に、ブロド以西は230号線に直通していた。ハヴリーチクーフ・ブロド、ジヂャール、ブルノ・ジデニツェに停車していた。
      2020年冬以前は260号線を経由していた。[4]。2023年7月以降再び260号線経由に振り替えられ[5]、夏季限定で一日1往復の運行となった。2024年度より運行休止。

駅一覧

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以下では、チェコ国鉄250,251号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。ジデニツェ以南を運行する超特急以上の種別については252号線の項目を参照。

  • 種別
    • R:特急
    • Sp:快速
    • Os:普通
  • 停車駅
    • 印:全列車停車
    • 印:一部通過
    • 印:一部停車
    • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ R Os 接続路線 所在地
251 ブルノ本駅 2.8 ブルノ本駅から
0.0
ブルノ分岐点から
-2.3

240号線(プルゼニ方面)、244号線(ボフチツェ方面)
251号線(ブダペスト/ウィーン方面)
260号線(プラハ方面、クルジェノヴィツェ方面)
300号線(オストラヴァ方面)、340号線(ウヘルスケー・フラヂシチェ方面)

南モラヴィア州 ブルノ市
この間の各駅は251号線の項目を参照。
250 チシノフ駅 2.2 32.3 30.0 256号線(ビストルジツェ方面) 南モラヴィア州 ブルノ・ヴェンコフ郡
ドルニー・ロウチキ駅 5.9 38.2 35.9  
ルジコニーン駅 3.0 41.2 38.9  
ニーホフ駅 5.1 46.3 44.0  
ヴルコフ・ウ・チシノヴァ駅 4.8 51.1 48.8   ヴィソチナ州 ジヂャール・ナド・サーザヴォウ郡
オソヴァー・ビーティーシカ駅 3.5 54.6 52.3  
オルジェホフ駅 3.3 57.9 55.6  
クルジジャノフ駅 6.0 63.9 61.6 257号線(メジルジーチー方面)
スクレネー・ナド・オスラヴォウ駅 7.0 70.9 68.6  
ラシトヴィチキ駅 4.8 75.7 73.4  
オストロフ・ナド・オスラヴォウ駅 4.1 79.8 77.5  
ジヂャール・ナド・サーザヴォウ駅 8.8 88.6 86.3 256号線(ビストルジツェ方面)
ハムリ・ナド・サーザヴォウ駅 4.0 92.6 90.3  
サーザヴァ・ウ・ジヂャール駅 3.9 96.5 94.2  
ニージコフ駅 4.7 101.2 98.9  
ロノフ・ナド・サーザヴォウ駅 2.1 103.3 101.0   ハヴリーチクーフ・ブロド郡
プルジビスラフ駅 2.4 105.7 103.4  
プルジビスラフ停留所 2.3 108.0 105.7  
ストルジーブルネー・ホリ駅 3.4 111.4 109.1  
ポフレド駅 2.0 113.4 111.1  
ポフレチチー・ドヴォルジャーチ駅 3.6 117.0 114.7  
ハヴリーチクーフ・ブロド駅 3.7 120.7 118.4

225号線(イフラヴァ方面)、230号線(コリーン方面)
237号線(フンポレツ方面)、238号線(パルドゥビツェ方面)

脚注

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