2048: ノーウェア・トゥ・ラン
2048:ノーウェア・トゥ・ラン | |
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2048: NOWHERE TO RUN | |
監督 | ルーク・スコット |
脚本 |
ハンプトン・ファンチャー マイケル・グリーン ルーク・スコット |
出演者 | デイヴ・バウティスタ |
製作会社 | スコット・フリー・プロダクションズ |
公開 |
2017年9月16日(米国) 2017年10月3日(日本) |
上映時間 | 5分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『2048:ノーウェア・トゥ・ラン』(2048: NOWHERE TO RUN)は、2017年のアメリカ合衆国のネオ・ノワールSF短編映画である。
概要
[編集]『ブレードランナー ブラックアウト2022』と『2036: ネクサス・ドーン』と合わせて短編3部作として製作された[1]。映画『ブレードランナー』と映画『ブレードランナー 2049』の間を描いた短編3部作の中でも、時系列的には『2049』の前年を描いた作品にあたる。『2049』の冒頭でブレードランナーのKによって解任されるネクサス8型レプリカント「サッパー・モートン」が本作の主人公となる。
監督は『2036: ネクサス・ドーン』と同じく、リドリー・スコットの息子であるルーク・スコットが務める。
あらすじ
[編集]2036年、ウォレス社が人間に完全に忠実な新型レプリカント、ネクサス9型を発表し、非合法化されていたレプリカントの製造が再開される。用済みとなった旧型のネクサス8型を解任(処分)するため、ロサンゼルス市警察(LAPD)は専任捜査官ブレードランナーの組織を強化する。
2048年、軍隊から逃亡したネクサス8型のサッパー・モートンは素性を隠し、ロサンゼルス郊外の農場で蛋白源となる線形動物を養殖している。ある日、市場に出向いたサッパーは、顔なじみの露店の少女アイラに小説『権力と栄光(The Power and the Glory)』をプレゼントする。その後、収穫物を店に仕入れるが、店主に1000ドル値切られてしまう。
店から出ると、アイラと母親がチンピラたちに絡まれていた。カッとなったサッパーは、レプリカント本来の戦闘力を発揮し、男たちを滅多打ちにする。我に返ると辺りは惨状と化し、アイラは恐怖の表情を浮かべていた。サッパーは慌ててその場を立ち去る。彼がカバンから落とした書類を拾った男が何処かへ電話をかけ、「スキンジョブ(レプリカントの蔑称)をみつけた。住所もわかる」と密告する。
スタッフ
[編集]- 監督:ルーク・スコット
- 脚本:ハンプトン・ファンチャー、マイケル・グリーン、ルーク・スコット
- 撮影:ピエール・ギル
キャスト
[編集]- サッパー・モートン - デイヴ・バウティスタ
- ソルト - ジェラルド・ミラー
- アイラ - ガイア・オットマン
- 母親 - オリオン・ベン
- 見物人 - ビョルン・フライベルグ
- 店の客 - アダム・サヴェッジ
脚注
[編集]- ^ “「ブレードランナー 2049」につながる全3本の短編映像、ラスト1本が公開!”. 映画.com. (2017年10月3日) 2018年2月1日閲覧。