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FIFA女子ワールドカップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FIFA女子ワールドカップ
開始年 1991年
主催 FIFA
地域 世界
参加チーム数 32(本大会)
加盟国 AFC
CAF
CONCACAF
CONMEBOL
OFC
UEFA
前回優勝  スペイン(1回目)
最多優勝  アメリカ合衆国(4回)
サイト 公式サイト
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FIFA女子ワールドカップ(フィファじょしワールドカップ、: FIFA Women's World Cup)は、国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、ナショナルチームによる女子サッカー世界選手権大会である。「ワールドカップ」の部分は「W杯」と表記される場合もある。開催国名と開催年を付けて「FIFA女子ワールドカップ [国名] [年]」(英: FIFA Women's World Cup [country] [year])などのように表記される。

概要

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1991年第1回大会以降、4年に1度開催されており、本大会は約1か月かけて開催される[注 1]FIFAに加盟している各国サッカー協会の女子ナショナルチーム女子フル代表、女子A代表とも呼ばれ、そのうち開催国の代表チームと予選大会を勝ち抜いた代表チームが本大会に出場する。大会規模は徐々に拡大されており、1995年第2回大会までは12チーム、2011年第6回大会までは16チーム、2015年第7回大会から24チーム[1]2023年第9回大会からは32チームが出場し優勝を争う[2]

第1回大会は男子ワールドカップの第1回大会の61年後にあたる1991年に開催された。1999年の第3回大会まではFIFA女子世界選手権の名称が用いられていたが、2003年の第4回大会より現名称のFIFA女子ワールドカップとなった。2023年8月時点までに計9回開催され、優勝経験があるのはアメリカ合衆国(1991年、1999年、2015年、2019年)、ノルウェー(1995年)、ドイツ(2003年、2007年)、日本(2011年)、スペイン(2023年)の5か国である。

歴史

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FIFA会長であったジョアン・アヴェランジェが発案し[3]、1991年に第1回大会中国にて開催された[注 2]。この大会には12か国が出場し、アメリカ合衆国が初代王者となった。第2回大会は1995年にスウェーデンで開催されノルウェーが優勝した[注 3]

アメリカ合衆国開催となった第3回大会の決勝戦(アメリカ対中国)には9万185人の観客がつめ掛け、また66万人以上もの人々がテレビ等で試合を観戦した[7]。大会名が正式に「女子ワールドカップ」となった2003年の第4回大会の開催地が再びアメリカ合衆国になった背景に、本来の開催地であった中国で発生したSARSの流行があった[8][注 4]。その埋め合わせの措置として、2007年の第5回大会は中国で開催される事が決定し、その大会において、前大会で初優勝したドイツは全試合無失点で勝利し2連覇した。

2011年の第6回大会ドイツで開催され、日本がアジア初の優勝を果たした。地元ドイツはその日本に準々決勝で敗れ3連覇はならなかった。

2015年の第7回大会の開催地はカナダで、参加国数は16か国から24か国に増加した[1]。日本は連覇を狙うが、アメリカが3回目の優勝を果たした。

2019年の第8回大会開催地はフランスで、アメリカがタイ戦において13得点をあげると1試合最多得点記録を更新し、大会を2連覇した。

2023年の第9回大会オーストラリアニュージーランドの共同開催となり参加国数は32か国となった[2]。出場3回目のスペインが決勝でヨーロッパチャンピオンイングランドを破り初優勝し、ドイツに次いで2か国目の男女両方でのワールドカップ優勝国となった[9]

賞金

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第5回大会よりFIFAから成績に応じて、賞金が支給されている。第9回大会の賞金は、以下の表を参照のこと[10]

各協会への割当金
成績 金額(USドル
優勝 429万
準優勝 301万5千
3位 261万
4位 245万5千
ベスト8 218万
ベスト16 187万
グループリーグ敗退 156万
各選手への報酬額
成績 金額(USドル
優勝 27万
準優勝 19万5千
3位 18万
4位 16万5千
ベスト8 9万
ベスト16 6万
グループリーグ敗退 3万

2023年3月18日、FIFAは総会で、7月に開幕する女子ワールドカップ2023年大会の賞金を、2019年大会の賞金3000万ドルから4倍近い大幅増の1億1000万ドル(約146億円)に増額すると発表した。インファンティノ会長は2027年の女子ワールドカップは男子の2026年ワールドカップと賞金を同額とする目標も掲げた。2022年のワールドカップカタール大会は賞金総額が4億4000万ドル(当時の為替レートで約616億円)だった[11]。また2023年大会では史上初めて、大会に参加する選手個人に対しても報酬が支払われることとなった[10][12]

開催方式

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予選

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FIFAワールドカップ(男子)の予選と同様、まず国際サッカー連盟が各大陸別の連盟6団体に出場枠を割り振る(AFCCAFCONCACAFCONMEBOLOFCUEFA)。そして各連盟で予選を実施し、本大会に出場する国・地域チームを決定する。出場枠は本大会出場枠のほかに大陸間プレーオフが割り振られることもあり、この場合は地域予選の成績順で出場決定国に次ぐチームがプレーオフに出場し、勝ち抜いたチームが出場権を獲得する。

2019年大会以前の制度では、大陸間プレーオフの出場チームは2チームであり、その対戦で勝利したチームが本大会出場権を得ていた。この出場枠は便宜的に小数で表現され、例えば下記の表における「3+P」を「3.5」と記した。具体例を示すと、2015年大会の予選においてCONCACAFが3.5枠、CONMEBOLが2.5枠であり、前者は予選上位3チームが、後者は同2チームに自動的に出場権が与えられた。これに加えてCONCACAFの予選4位チームとCONMEBOLの同3位チームを対戦させ、勝利チームが出場権を獲得している。

2023年大会の制度では、大陸間プレーオフに10チームが進出し、3つのグループに分かれて対戦。それぞれを勝ち抜いたチームが本大会出場権を得る。

出場枠の変遷は以下の通り。

凡例
  • H:開催国枠
  • P:大陸間プレーオフ枠
  • かっこ内の数は、当該連盟からプレーオフを勝ち抜き本大会出場権を得たチーム数
大会 大陸連盟別の出場枠数 合計
枠数
AFC CAF CONCACAF CONMEBOL OFC UEFA
中華人民共和国の旗 1991 3 1 1 1 1 5 12
スウェーデンの旗 1995 2 1 2 1 1 H+4 12
アメリカ合衆国の旗 1999 3 2 H+1+P(1) 1+P 1 6 16
アメリカ合衆国の旗 2003 H+2+P(1)[8][注 4] 2 2+P 2 1 5 16
中華人民共和国の旗 2007 H+2+P(1) 2 2+P 2 1 5 16
ドイツの旗 2011 3 2 2+P(1) 2 1 H+4+P 16
カナダの旗 2015 5 3 H+3+P 2+P(1) 1 8 24
フランスの旗 2019 5 3 3+P 2+P(1) 1 H+8 24
オーストラリアの旗ニュージーランドの旗 2023 H+5+P+P 4+P+P 4+P+P(2) 3+P+P H+P 11+P(1) 32

予選大会は、対象となる本大会の2年前から始まり、開催当年まで3年近くにわたって開かれる。その沿革は以下の通り。大会方式は各連盟ごとに決めているため、内容は開催により異なる。たとえば2003年大会まで、オセアニアサッカー連盟の女子ワールドカップ予選は本大会開催年に行っていた。またAFC女子アジアカップは2010年まで、本大会前年度開催分のみ予選大会を兼ねており、理由はそれまで隔年開催だったからである。

大陸連盟(地域) 選出大会 開催期間
  AFCアジア
AFC女子アジアカップ[注 3] 本大会の前年[注 5]
  CAFアフリカ
アフリカ女子ネイションズカップ 本大会の前年[注 5]
CONCACAF女子ゴールドカップ 本大会の前年
  CONMEBOL南米
コパ・アメリカ・フェメニーナ 本大会の前年
OFC女子ネイションズカップ 本大会の前年[注 6]
単独の予選を開催 本大会開催年

本大会

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本大会期間は約1か月で、構成はグループステージとノックアウトステージ(決勝トーナメント)の2つである。まず前者で参加国を4か国ずつにグループ分けし、各グループ内で総当り1回戦のリーグ戦を行う。次のノックアウトステージへと進出するのは上位2チームと、3位のうち成績上位のチームで(大会によって出場国数は変動)、トーナメント方式で優勝を決める。

グループステージにおいては、試合により得点数や内容に大きく差がつく例が見られた。2007年大会の開幕戦ドイツ対アルゼンチンの試合では、ドイツが11-0のスコアで勝利しており、FIFA会長のゼップ・ブラッターが苦言を呈し、開幕戦がこのような試合となった事や、11失点で敗北したアルゼンチンがスダメリカーノ・フェメニーノ優勝国であった事に言及した[13]

ノックアウトステージ(決勝トーナメント)は、各グループを成績上位で終えた合計16か国で行われ(第6回大会までは8か国)、勝利したチームが準々決勝から準決勝、決勝へと進む。このステージにおいては、90分のレギュレーションタイム終了時点で勝敗を決し得ない場合、1999年大会・2003年大会はゴールデンゴール方式を採用した。2007年大会以降、前後半30分の延長戦を行い、それでもなお勝敗が決まらない場合はPK戦によって次の試合に進む国を決定する。3位決定戦は、準決勝で敗北し決勝戦へ進まなかった国同士が出場する。

結果

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大会結果

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開催年 開催国 決勝戦 3位決定戦 出場
国数
優勝 結果 準優勝 3位 結果 4位
1 1991年 中華人民共和国の旗 中国  アメリカ合衆国 2 - 1  ノルウェー  スウェーデン 4 - 0  ドイツ 12
2 1995年  スウェーデン  ノルウェー 2 - 0  ドイツ  アメリカ合衆国 2 - 0  中華人民共和国 12
3 1999年 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国  アメリカ合衆国 0 - 0 aet
(PK 5 - 4)
 中華人民共和国  ブラジル 0 - 0[注 7]
(PK 5 - 4)
 ノルウェー 16
4 2003年 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国  ドイツ 2 - 1 GG  スウェーデン  アメリカ合衆国 3 - 1  カナダ 16
5 2007年 中華人民共和国の旗 中国  ドイツ 2 - 0  ブラジル  アメリカ合衆国 4 - 1  ノルウェー 16
6 2011年 ドイツの旗 ドイツ  日本 2 - 2 aet
(PK 3 - 1)
 アメリカ合衆国  スウェーデン 2 - 1  フランス 16
7 2015年 カナダの旗 カナダ  アメリカ合衆国 5 - 2  日本  イングランド 1 - 0 aet  ドイツ 24
8 2019年 フランスの旗 フランス  アメリカ合衆国 2 - 0  オランダ  スウェーデン 2 - 1  イングランド 24
9 2023年 オーストラリアの旗 オーストラリア /
ニュージーランドの旗 ニュージーランド
 スペイン 1 - 0  イングランド  スウェーデン 2 - 0  オーストラリア 32
10 2027年 ブラジルの旗 ブラジル 32

開催実績

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開催年 決勝戦開催都市 決勝戦会場 試合数
ゴール数
1試合平均
ゴール数

入場者数
1試合平均
入場者数
1 1991年 中華人民共和国の旗 広州 天河体育中心体育場 26 99 3.81 510,000 19,615
2 1995年 スウェーデンの旗 ソルナ ロースンダ・スタディオン 26 99 3.81 112,213 4,316
3 1999年 アメリカ合衆国の旗 パサデナ ローズボウル 32 123 3.84 1,194,215 37,319
4 2003年 アメリカ合衆国の旗 カーソン ホーム・デポ・センター 32 107 3.34 656,789 20,525
5 2007年 中華人民共和国の旗 上海 上海虹口足球場 32 111 3.47 1,156,955 36,155
6 2011年 ドイツの旗 フランクフルト FIFA女子ワールドカップスタジアム・フランクフルト 32 86 2.69 845,751 26,430
7 2015年 カナダの旗 バンクーバー BCプレイス・スタジアム 52 146 2.81 1,353,506 26,029
8 2019年 フランスの旗 リヨン パルク・オリンピック・リヨン 52 146 2.81 1,131,312 21,756
9 2023年 オーストラリアの旗 シドニー スタジアム・オーストラリア 64 164 2.56 1,978,274 30,911

統計

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代表別通算成績

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国・地域名
1  アメリカ合衆国 9 4 1 3 0 54 41 9 4 132 2.44 142 39 +103
2  ドイツ 9 2 1 0 2 47 31 6 10 99 2.11 129 42 +87
3  スウェーデン 9 0 1 4 0 47 28 6 13 90 1.91 85 52 +33
4  ノルウェー 9 1 1 0 2 44 25 5 14 80 1.82 100 56 +44
5  ブラジル 9 0 1 1 0 37 21 5 11 68 1.84 71 42 +29
6  イングランド 6 0 1 1 1 33 20 5 8 65 1.97 56 34 +22
7  中華人民共和国 8 0 1 0 1 36 17 7 12 58 1.61 55 39 +16
8  日本 9 1 1 0 0 38 18 4 16 58 1.53 54 62 -8
9  フランス 5 0 0 0 1 24 13 5 6 44 1.83 44 24 +20
10  オーストラリア 8 0 0 0 1 33 10 7 16 37 1.12 48 58 -10
11  カナダ 8 0 0 0 1 30 9 6 15 33 1.10 36 57 -21
12  オランダ 3 0 1 0 0 16 10 2 4 32 2.00 26 12 +14
13  スペイン 3 1 0 0 0 14 7 2 5 23 1.64 24 15 +9
14  イタリア 4 0 0 0 0 15 7 1 7 22 1.47 23 20 +3
15  ナイジェリア 9 0 0 0 0 30 5 6 19 21 0.70 23 65 -42
16  デンマーク 5 0 0 0 0 18 5 1 12 16 0.89 22 29 -7
17  コロンビア 3 0 0 0 0 12 4 2 6 14 1.17 10 13 -3
18  ロシア 2 0 0 0 0 8 4 0 4 12 1.50 16 14 +2
19  北朝鮮 4 0 0 0 0 13 3 2 8 11 0.85 12 20 -8
20  カメルーン 2 0 0 0 0 8 3 0 5 9 1.13 12 12 0
21  スイス 2 0 0 0 0 8 2 2 4 8 1.00 14 10 +4
22  ニュージーランド 6 0 0 0 0 18 1 4 13 7 0.39 9 35 -26
23  モロッコ 1 0 0 0 0 4 2 0 2 6 1.50 2 10 -8
24  ジャマイカ 2 0 0 0 0 7 1 2 4 5 0.71 2 13 -11
25  韓国 4 0 0 0 0 13 1 2 10 5 0.38 7 31 -24
26  ポルトガル 1 0 0 0 0 3 1 1 1 4 1.33 2 1 +1
27  南アフリカ共和国 2 0 0 0 0 7 1 1 5 4 0.57 7 16 -9
28  ガーナ 3 0 0 0 0 9 1 1 7 4 0.44 6 30 -24
29  チリ 1 0 0 0 0 3 1 0 2 3 1.00 2 5 -3
30  フィリピン 1 0 0 0 0 3 1 0 2 3 1.00 1 8 -7
31  ザンビア 1 0 0 0 0 3 1 0 2 3 1.00 3 11 -8
32  チャイニーズタイペイ 1 0 0 0 0 4 1 0 3 3 0.75 2 15 -13
33  タイ 2 0 0 0 0 6 1 0 5 3 0.50 4 30 -26
34  メキシコ 3 0 0 0 0 9 0 3 6 3 0.33 6 30 -24
35  アルゼンチン 4 0 0 0 0 12 0 3 9 3 0.25 7 42 -35
36  コスタリカ 2 0 0 0 0 6 0 2 4 2 0.33 4 12 -8
37  スコットランド 1 0 0 0 0 3 0 1 2 1 0.33 5 7 -2
38  アイルランド 1 0 0 0 0 3 0 1 2 1 0.33 1 3 -2
39  ハイチ 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 0.00 0 4 -4
40  赤道ギニア 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 0.00 2 7 -5
41  パナマ 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 0.00 3 11 -8
42  ベトナム 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 0.00 0 12 -12
43  コートジボワール 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 0.00 3 16 -13
44  エクアドル 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 0.00 1 17 -16
  • データは2023年大会終了時点
  • 太字は優勝経験のある国・地域で、太数字は最多記録
  • 国・地域名は現在の名称で統一した
  • 順位は通算勝点の多い順で、通算勝点が同数の場合は1試合あたりの平均勝点が多い方を、それも同数の場合は得失点差の優れた方を、得失点差も同数の場合は総得点の多い方を上にした
  • PK戦で決着がついた試合は記録上引分となる

優勝回数

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回数 国名
4  アメリカ合衆国 1991, 1999, 2015, 2019
2  ドイツ 2003, 2007
1  ノルウェー 1995
 日本 2011
 スペイン 2023

個人通算得点

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順位 選手名 得点数
1 ブラジルの旗 マルタ 17
2 ドイツの旗 ビルギット・プリンツ 14
アメリカ合衆国の旗 アビー・ワンバック
4 アメリカ合衆国の旗 ミシェル・エイカーズ 12
5 ドイツの旗 ベッティーナ・ヴィーグマン英語版 11
中華人民共和国の旗 孫雯
ブラジルの旗 クリスティアーニ英語版
8 ドイツの旗 ハイディ・モール英語版 10
ノルウェーの旗 アン・クリスティン・アーロネス英語版
カナダの旗 クリスティン・シンクレア
アメリカ合衆国の旗 カーリー・ロイド
  • 太字は現役選手

個人通算出場試合

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順位 選手名 試合数
1 アメリカ合衆国の旗 クリスティン・リリー 30
2 ブラジルの旗 フォルミガ 27
3 アメリカ合衆国の旗 アビー・ワンバック 25
アメリカ合衆国の旗 カーリー・ロイド
5 アメリカ合衆国の旗 ジュリー・ファウディ英語版 24
ドイツの旗 ビルギット・プリンツ
日本の旗 澤穂希
カナダの旗 クリスティン・シンクレア
9 アメリカ合衆国の旗 ジョイ・フォーセット英語版 23
アメリカ合衆国の旗 ミア・ハム
ブラジルの旗 マルタ
  • 太字は現役選手

表彰

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ゴールデンボール(大会最優秀選手)

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大会 ゴールデンボール シルバーボール ブロンズボール
1991 アメリカ合衆国の旗 カリン・ジェニングス英語版 アメリカ合衆国の旗 ミシェル・エイカーズ ノルウェーの旗 リンダ・メダレン
1995 ノルウェーの旗 ヘーゲ・リーセ英語版 ノルウェーの旗 グロ・エスペセス英語版 ノルウェーの旗 アン・クリスティン・アーロネス英語版
1999 中華人民共和国の旗 孫雯 ブラジルの旗 シシー アメリカ合衆国の旗 ミシェル・エイカーズ
2003 ドイツの旗 ビルギット・プリンツ スウェーデンの旗 ヴィクトリア・スヴェンソン英語版 ドイツの旗 マーレン・マイナート英語版
2007 ブラジルの旗 マルタ ドイツの旗 ビルギット・プリンツ ブラジルの旗 クリスティアーニ英語版
2011 日本の旗 澤穂希 アメリカ合衆国の旗 アビー・ワンバック アメリカ合衆国の旗 ホープ・ソロ
2015 アメリカ合衆国の旗 カーリー・ロイド フランスの旗 アマンディーヌ・アンリ英語版 日本の旗 宮間あや
2019 アメリカ合衆国の旗 ミーガン・ラピノー イングランドの旗 ルーシー・ブロンズ アメリカ合衆国の旗 ローズ・ラベル英語版
2023 スペインの旗 アイタナ・ボンマティ スペインの旗 ジェニファー・エルモソ スウェーデンの旗 アマンダ・イレステト英語版

ゴールデンブーツ(得点王)

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大会 ゴールデンブーツ 得点数 シルバーブーツ 得点数 ブロンズブーツ 得点数
1991 アメリカ合衆国の旗 ミシェル・エイカーズ 10 ドイツの旗 ハイディ・モール英語版 7 ノルウェーの旗 リンダ・メダレン
アメリカ合衆国の旗 カリン・ジェニングス英語版
6
1995 ノルウェーの旗 アン・クリスティン・アーロネス英語版 6 ノルウェーの旗 ヘーゲ・リーセ英語版 5 中華人民共和国の旗 施桂紅 3
1999 中華人民共和国の旗 孫雯
ブラジルの旗 シシー
7 (該当者なし) - ノルウェーの旗 アン・クリスティン・アーロネス英語版 4
2003 ドイツの旗 ビルギット・プリンツ 7 ドイツの旗 マーレン・マイナート英語版 4 ブラジルの旗 カティア英語版 4
2007 ブラジルの旗 マルタ 7 アメリカ合衆国の旗 アビー・ワンバック 6 ノルウェーの旗 ラグンヒル・グルブランセン英語版 6
2011 日本の旗 澤穂希 5 ブラジルの旗 マルタ 4 アメリカ合衆国の旗 アビー・ワンバック 4
2015 ドイツの旗 セリア・シャシッチ 6 アメリカ合衆国の旗 カーリー・ロイド 6 ドイツの旗 アーニャ・ミッターク 5
2019 アメリカ合衆国の旗 ミーガン・ラピノー 6 アメリカ合衆国の旗 アレックス・モーガン 6 イングランドの旗 エレン・ホワイト 6
2023 日本の旗 宮澤ひなた 5 フランスの旗 カディディアトゥー・ディアニ英語版 4 ドイツの旗 アレクサンドラ・ポップ 4

ゴールデングローブ(最優秀GK)

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大会 受賞者
1999 中華人民共和国の旗 高紅英語版
アメリカ合衆国の旗 ブリアナ・スカリー英語版
2003 ドイツの旗 ジルケ・ロッテンベルクドイツ語版
2007 ドイツの旗 ナディネ・アンゲラー
2011 アメリカ合衆国の旗 ホープ・ソロ
2015 アメリカ合衆国の旗 ホープ・ソロ
2019 オランダの旗 サリ・ファン・フェーネンダールオランダ語版
2023 イングランドの旗 メアリー・アープス英語版

最優秀若手選手賞

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大会 受賞者
2011 オーストラリアの旗 ケイトリン・フォード
2015 カナダの旗 カデイシャ・ブキャナン英語版
2019 ドイツの旗 ジュリア・グウィンドイツ語版
2023 スペインの旗 サルマ・パラジュエロ

フェアプレー賞

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大会 受賞国
1991  ドイツ
1995  スウェーデン
1999  中華人民共和国
2003  中華人民共和国
2007  ノルウェー
2011  日本
2015  フランス
2019  フランス
2023  日本

エンターテイニングチーム賞

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大会 受賞国
2003  ドイツ
2007  ブラジル

オールスターチーム

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大会 GK DF MF FW
1999 中華人民共和国の旗 高紅
アメリカ合衆国の旗 ブライアナ・スカリー
中華人民共和国の旗 王麗平
中華人民共和国の旗 温利蓉
ドイツの旗 ドリス・フィッシェン
アメリカ合衆国の旗 ブランディ・チャスティン
アメリカ合衆国の旗 カーラ・オーヴァーベック
ブラジルの旗 シシー
中華人民共和国の旗 劉愛玲
中華人民共和国の旗 趙利紅
ドイツの旗 ベッティナ・ヴィークマン
アメリカ合衆国の旗 ミシェル・エイカーズ
中華人民共和国の旗 金嫣
中華人民共和国の旗 孫雯
ノルウェーの旗 アン・クリスティン・アーロネス
アメリカ合衆国の旗 ミア・ハム
2003 ドイツの旗 ジルケ・ロッテンベルク 中華人民共和国の旗 王麗平
ドイツの旗 ザンドラ・ミンナート
アメリカ合衆国の旗 ジョイ・フォーセット
ドイツの旗 ベッティナ・ヴィークマン
スウェーデンの旗 マリン・モーストレム
アメリカ合衆国の旗 シャノン・ボックス
カナダの旗 シャーメイン・フーパー
ドイツの旗 マレン・マイナート
ドイツの旗 ビルギット・プリンツ
スウェーデンの旗 ヴィクトリア・スヴェンソン
2007 ドイツの旗 ナディネ・アンゲラー
ノルウェーの旗 ベンテ・ノルドビー
ドイツの旗 アリアネ・ヒングスト
中華人民共和国の旗 李潔
ノルウェーの旗 アーネ・スタンゲラン・ホルペスタッド
ドイツの旗 ケルシュティン・シュテーゲマン
ブラジルの旗 ダニエラ
ブラジルの旗 フォルミガ
イングランドの旗 ケリー・スミス
ドイツの旗 レナーテ・リンゴル
ノルウェーの旗 イングヴィル・ステンスラン
アメリカ合衆国の旗 クリスティン・リリー
オーストラリアの旗 リサ・デ・ヴァンナ
ブラジルの旗 マルタ
ブラジルの旗 クリスチアニ
ドイツの旗 ビルギット・プリンツ
2011 アメリカ合衆国の旗 ホープ・ソロ
日本の旗 海堀あゆみ
オーストラリアの旗 エリーズ・ケロンド=ナイト
ブラジルの旗 エリカ
イングランドの旗 アレックス・スコット
フランスの旗 ソニア・ボンパストル
フランスの旗 ローラ・ジョルジュ
ドイツの旗 ザスキア・バルトゥジアク
イングランドの旗 ジル・スコット
赤道ギニアの旗 ヘノベバ・アニョンマ
フランスの旗 ルイザ・ネシブ
日本の旗 宮間あや
日本の旗 大野忍
日本の旗 澤穂希
ドイツの旗 ケルシュティン・ガーレフレケス
スウェーデンの旗 カロリーネ・セゲル
アメリカ合衆国の旗 シャノン・ボックス
アメリカ合衆国の旗 ローレン・チェニー
ブラジルの旗 マルタ
スウェーデンの旗 ロッタ・シェリン
アメリカ合衆国の旗 アビー・ワンバック
2015 アメリカ合衆国の旗 ホープ・ソロ
イングランドの旗 カレン・バーズリー
ドイツの旗 ナディネ・アンゲラー
日本の旗 有吉佐織
イングランドの旗 ルーシー・ブロンズ
イングランドの旗 ステファニー・ホートン
カナダの旗 カデイシャ・ブキャナン
フランスの旗 ワンディ・ルナール
アメリカ合衆国の旗 ジュリー・ジョンストン
アメリカ合衆国の旗 ミーガン・クリンゲンバーグ
フランスの旗 アマンディーヌ・アンリ
オーストラリアの旗 エリーズ・ケロンド=ナイト
日本の旗 阪口夢穂
日本の旗 宇津木瑠美
日本の旗 宮間あや
アメリカ合衆国の旗 カーリー・ロイド
アメリカ合衆国の旗 ミーガン・ラピノー
フランスの旗 エロディ・トミス
ドイツの旗 セリア・シャシッチ
ドイツの旗 アーニャ・ミッターク
アメリカ合衆国の旗 アレックス・モーガン
フランスの旗 ウジェニー・ル・ソンメ
スイスの旗 ラモーナ・バッハマン

脚注

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注釈

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  1. ^ 大会期間がおよそ1か月になったのは、参加が24チームとなった2015年以降。1995年までの12チーム制、2011年以前の16チーム制はそれぞれ2週間前後、3週間前後であった。
  2. ^ 1991年大会は、開催国の中国もアジア予選で上位の成績を収め本大会出場権を得ている[4]
  3. ^ a b 1995年大会の場合、1994年アジア競技大会におけるサッカー競技が予選を兼ねた[5]。したがって#表に示す1994年アジア競技大会の成績は、予選成績に充当された[6]
  4. ^ a b 2003 FIFA女子ワールドカップも参照。
  5. ^ a b AFC女子アジアカップは2010年まで隔年開催のため、本大会の前年度に開催した大会のみ予選大会を兼ねた。
  6. ^ オセアニアサッカー連盟は、2003年大会までは本大会開催年に予選を行っていた。
  7. ^ 延長戦は行われず、後半終了後すぐPK戦が行われた。Brazil takes third (英語)(スポーツ・イラストレイテッド 1999.7.10付記事)参照。

出典

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  1. ^ a b Molinaro, John F. (2011年3月3日). “Canada gets 2015 Women's World Cup of soccer” (英語). http://www.cbc.ca/sports/soccer/story/2011/03/03/sp-womens-world-cup.html  「カナダ、2015年女子W盃を手にする」· 最終更新2011年3月4日 (ECT)
  2. ^ a b 2023年 女子W杯オーストラリア&ニュージーランドのすべて”. FIFA (2023年8月1日). 2023年8月20日閲覧。
  3. ^ “Women's World Cup History” (英語). スポーツ・イラストレイテッド. (1999). http://sportsillustrated.cnn.com/soccer/world/1999/womens_worldcup/history/index.html 2010年8月29日閲覧。. 「女子W盃の歴史」
  4. ^ Asian Women's Championship 1991”. RSSSF. 2011年9月10日閲覧。 “First three qualify for World Cup 1991.(上位3チームが1991年W盃出場決定)”「アジア女子チャンピオンシップ」
  5. ^ FIFA Women's World Cup Sweden 1995 Preliminaries”. 国際サッカー連盟. 2011年9月10日閲覧。「1995 FIFA女子W盃カナダ大会予選」
  6. ^ Asian Games 1994(Women's Tournament)”. RSSSF. 2011年9月10日閲覧。「1994 アジア大会」(女子トーナメント戦)
  7. ^ FIFA Women's World Cup - USA 1999” (英語). FIFA公式サイト. 2011年8月29日閲覧。
  8. ^ a b Koppel, Naomi (2003年5月3日). “FIFA moves Women's World Cup from China because of SARS” (英語). USAトゥデイ. http://www.usatoday.com/sports/soccer/world/2003-05-03-womens-cup-sars_x.htm 「FIFA、SARS対策で女子W盃開催地を中国から変更」
  9. ^ スペインが初の戴冠!1-0でイングランドを撃破、男女でのW杯優勝は史上2か国目【女子W杯】”. サッカーダイジェストWeb (2023年8月20日). 2023年8月20日閲覧。
  10. ^ a b FIFA女子ワールドカップの優勝賞金はいくら?”. FIFA (2023年8月4日). 2023年8月10日閲覧。
  11. ^ 女子W杯、賞金を大幅増 サッカー:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞. 2023年3月18日閲覧。
  12. ^ サッカー=今年の女子W杯、出場全選手に最低約420万円分配」『Reuters』2023年6月8日。2023年8月9日閲覧。
  13. ^ “FIFA chief dismayed at 11-0 scoreline in women's World Cup opener” (英語). フランス通信社. (2007年9月11日). http://afp.google.com/article/ALeqM5g7eAH9L60nULKg1Jv5DESmx41cGQ 

関連項目

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外部リンク

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