2023年オリッサ州列車衝突事故
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2023年オリッサ州列車衝突事故 | |
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発生日 | 2023年6月2日[1] |
発生時刻 | 19:00頃[1] |
国 | インド |
場所 | オリッサ州 |
座標 | 北緯21度20分17秒 東経86度45分52秒 / 北緯21.33806度 東経86.76444度座標: 北緯21度20分17秒 東経86度45分52秒 / 北緯21.33806度 東経86.76444度 |
事故種類 | 衝突事故 |
統計 | |
列車数 | 3台 |
死者 | 288人[1] |
負傷者 | 1,175人以上 |
2023年オリッサ州列車衝突事故(2023ねんオリッサしゅうれっしゃしょうとつじこ)は、インド東部のオリッサ州バーレーシュワル付近で2023年6月2日に発生した列車衝突事故。この事故で288人が死亡し[1]、1,175人以上が負傷した[2]。これは、21世紀に入ってから4番目に死者数の多い鉄道事故であり、インドでは1995年のフィロザバード鉄道事故以来最悪の事故となった[3]。
事故の詳細
[編集]インド国内での報道によると、列車同士が接近した場合に自動的に停止させる装置や運転士の信号見落としを警告する装置が、まだ整備途上だった[4]。
インド政府の対応
[編集]ナレンドラ・モディ首相は「責任者は厳正に処罰する」と述べた[5]。
バイシュナブ鉄道相は補償として、死者には100万ルピー、重傷者には20万ルピーを支払うとTwitterで表明した[6]。
外国の反応
[編集]- イギリス 自らもインド系であるリシ・スナク首相は6月3日、Twitterで犠牲者とその遺族・知人に「深い哀悼の意」を表明し、「私の思いと祈りはモディ首相と事故の影響を受けた全ての人々と共にある」と投稿した[7]。
- 日本 岸田文雄内閣総理大臣は6月3日、「大変心を痛めている。日本国政府及び日本国民を代表し、犠牲になられた方々及びそのご遺族に対し、心からの哀悼の意を表するとともに、負傷された方々の一日も早いご快復をお祈りいたします」とモディ首相宛てのメッセージを寄せた[8]。
脚注
[編集]- ^ a b c d 「インド列車衝突 288人死亡」『毎日新聞』朝刊2023年6月4日(社会面)2023年6月12日閲覧
- ^ statetimes_editor (2023年6月4日). “Train Crash: PM promises stringent action against guilty; death toll mounts to 288” (英語). Statetimes. 2023年6月4日閲覧。
- ^ Dash, Jatindra; V, Abinaya (2023年6月4日). “India's worst train crash in decades kills at least 288” (英語). Reuters 2023年6月4日閲覧。
- ^ 「衝突防止の装置 現場に設置なく インド列車事故」『毎日新聞』朝刊2023年6月5日(国際面)2023年6月24日閲覧
- ^ “インド東部で旅客列車などが衝突、280人以上死亡”. BBCニュース (2023年6月3日). 2023年6月4日閲覧。
- ^ 「印の列車衝突 死者288人に」『東京新聞』朝刊2023年6月4日2面掲載の共同通信記事(2023年6月12日閲覧)
- ^ “英首相も哀悼”. 毎日新聞. (2023年6月5日)
- ^ “インドの列車衝突事故で岸田首相メッセージ「大変心を痛めている」”. 朝日新聞デジタル. (2023年6月3日)