2022年名護市長選挙
表示
| |||||||||||||||||||||||||||||
|
2022年名護市長選挙(2022ねんなごしちょうせんきょ)は、日本の地方自治体である名護市の執行機関である名護市長を選出するため2022年(令和4年)1月16日に告示され、1月23日に投開票された選挙である[1]。
概要
[編集]現職市長である渡具知武豊の任期満了に伴い執行される。2022年は沖縄県内で参院選や県知事選等の重要選挙が相次ぐ「選挙イヤー」となっており、本選挙と同日投票の南城市市長選はその初戦となる[2]。
基礎データ
[編集]- 選挙事由:任期満了
- 告示日:2022年1月16日
- 投票日:2022年1月23日
立候補者
[編集](届け出順)[3]
候補者名 | 年齢 | 党派 | 現新 | 肩書 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
岸本洋平 (きしもと ようへい) |
49 | 無所属[4] | 新 | 前名護市議会議員 | 名護市議会議員 岸本洋平 |
渡具知武豊 (とぐち たけとよ) |
60 | 無所属[5] | 現 | 名護市長(現職) | とぐち武豊 - もっと輝く名護市へ |
タイムライン
[編集]- 2021年
- 5月20日 - 名護市議会の市政与党会派が渡具知に出馬を要請[6]。
- 6月15日 - 渡具知が市議会本会議で出馬を表明[7]。
- 8月2日 - 名護市選挙管理委員会が選挙日程を決定[8]。
- 8月9日 - 名護市議会の市政野党議員・市民団体が岸本に出馬を要請[9]。
- 8月17日 - 岸本が会見で出馬を表明[10]。
- 8月28日 - 沖縄社会大衆党が岸本の推薦を決定[11]。
- 8月29日 - 社会民主党沖縄県連合が同日までに岸本の推薦を決定[11]。
- 9月13日 - 政治団体「新しい風・にぬふぁぶし」が同日までに岸本の推薦を決定[12]。
- 9月18日 - 立憲民主党沖縄県総支部連合会が岸本の推薦を決定[13]。
- 12月3日 - 自由民主党沖縄県連が渡具知の推薦を決定[14]。
- 12月6日 - 日本共産党沖縄県委員会が同日までに岸本の推薦を決定[15]。
- 12月9日 - 公明党沖縄県本部が渡具知の推薦を決定[16]。
- 12月24日 - れいわ新選組が同日までに岸本の推薦を決定[17]。
- 2022年
- 1月16日 - 告示。岸本は立候補に伴い名護市議会議員を自動失職(退職)した。
- 1月23日 - 投開票。
選挙結果
[編集]現職の渡具知が野党各党の推薦を受けた岸本を破り再選を果たした[18][19][20]。 開票結果は下記の通り[21]。
※当日有権者数:49,959人 最終投票率:68.32%(前回比:-8.6pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
渡具知武豊 | 60 | 無所属 | 現 | 19,524票 | 57.49% | (推薦)自民・公明 |
岸本洋平 | 49 | 無所属 | 新 | 14,439票 | 42.51% | (推薦)立憲・共産・社民・にぬふぁぶし・社大・れいわ |
脚注
[編集]- ^ “九州沖縄 ことし名護市長選 県知事選など150余りの選挙が”. NHK. (2022年1月3日) 2022年1月10日閲覧。
- ^ “2022年は選挙イヤー 名護市長選は1月23日投開票 「辺野古」争点に一騎打ち”. 琉球新報. (2022年1月1日) 2022年1月10日閲覧。
- ^ “名護市長選 投開票まで3週間 立候補予定者に聞く 雇用は?コロナ対策は?辺野古は?”. 琉球新報. (2022年1月4日) 2022年1月10日閲覧。
- ^ 日本共産党・立憲民主党・社会民主党・れいわ新選組・沖縄社会大衆党・にぬふぁぶし推薦
- ^ 自由民主党・公明党推薦
- ^ “名護市長選出馬を現職・渡具知氏に要請 市議会与党会派”. 琉球新報. (2021年5月21日) 2022年1月12日閲覧。
- ^ “名護市長選、渡具知氏が2期目への出馬表明 市議会本会議”. 琉球新報. (2021年6月15日) 2022年1月12日閲覧。
- ^ “名護市長選、投開票日は来年1月23日に”. 沖縄タイムス. (2021年8月2日) 2022年1月12日閲覧。
- ^ “岸本氏に出馬要請 名護市長選 野党市議団ら”. 沖縄タイムス. (2021年8月10日) 2022年1月12日閲覧。
- ^ “名護市長選 市議の岸本洋平氏が出馬表明 来年1月23日投開票”. 琉球新報. (2021年8月17日) 2022年1月12日閲覧。
- ^ a b “社民と社大が岸本氏を推薦 名護市長選”. 沖縄タイムス. (2021年8月30日) 2022年1月12日閲覧。
- ^ “にぬふぁぶしが北谷町長選で渡久地氏を、名護市長選で岸本氏を推薦”. 琉球新報. (2021年9月14日) 2022年1月12日閲覧。
- ^ “岸本氏の推薦 立民県連決定 名護市長選”. 沖縄タイムス. (2021年9月28日) 2022年1月12日閲覧。
- ^ “名護市長選 自民県連が現職・渡具知氏を推薦”. 琉球新報. (2021年12月4日) 2022年1月12日閲覧。
- ^ “名護市長選で新人・岸本氏、南城市長選で現職・瑞慶覧氏を推薦 共産党県委”. 琉球新報. (2021年12月7日) 2022年1月12日閲覧。
- ^ “名護市長選で現職・渡具知氏、南城市長選で前職・古謝氏を推薦 公明県本部”. 琉球新報. (2021年12月10日) 2022年1月12日閲覧。
- ^ “名護市長選 れいわ新選組が岸本氏を推薦”. 琉球新報. (2021年12月25日) 2022年1月12日閲覧。
- ^ “【速報】沖縄・名護市長選、現職の渡具知武豊氏が当選確実”. TBS NEWS. 2022年1月23日閲覧。
- ^ “名護市長選、政権推す現職の渡具知氏再選 辺野古移設反対の新顔破る:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2022年1月23日閲覧。
- ^ “自民・公明推薦の渡具知氏が当選確実 沖縄・名護市長選 | 沖縄タイムス+プラス ニュース”. 沖縄タイムス+プラス. 2022年1月23日閲覧。
- ^ 名護市長選挙開票速報| 名護市